娘は乗馬の講習会5日間のあと、体中の筋肉痛が去ると急に四肢がたくましくなったようだ。
ヴァイオリンの音が違う…左手もよく上がっている。
こどものばあい、練習だけでも上達しないのかもしれない、と思う。
もちろん練習しなければ上達しない、のだけれど。
わたしの場合、弾くための体作りではジョギングとかインターネットのエクササイズとたまーにやっていたのですが、左肩が依然としておかしい。はじめは「げっこれがかの有名な(!)四十肩!」とおもしろがっていろんな人にいいふらしていたのだけれど、いよいよなんとかしないと苦痛なので、
1。整骨のお医者さんに行った(まったく効果なし)
2。ピラティスのクラブに行ってみた
3。そこのインストラクターに、肩が痛いのならレントゲン撮ってもらってから来なさいと言われ、外科医に行った
という「遠回り」をしましたが、結局
「負荷のかけすぎによる、肩の腱鞘炎」
とわかり、「使ってないのにヘンだな?」と思っていたのが間違いということがわかりました。炎症をおさめる薬を飲んで3日目、すでにかなり腕があがるようになりました。
ピラティスは雰囲気も良かったし機材もそろっているクラブだったので、「新学期スペシャル」なお値段になっている24回券を購入して、週2回時間の合うときに通うようになった。
一回1時間なのですが、発見も多く、ただのジムナスティックとも違い、辛いけれどおもしろくて楽しいです。
たとえば腕をのばす、とか、腰を入れる時、自分では気がつかないうちに自然に肩がきゅっと上がったり首が微妙に右にかしげるということです。新しい動きを習うたびに、
「首かしげない!」
とか
「肩に力入れない!」
とか怒られてぎゅっと押されて体勢を直されます。
自分で鏡を見ていても本当に、たとえば足をあげようといているのになぜ首がひねっているのだ!などと自分でびっくりします。
その部位だけに集中して、腹筋とか背筋などの体の中心の筋肉を使い、鍛えようとする時に、首とか肩は「その運動の影響を受けないように普通に保つ」のが、案外難しい。
結局は肩の炎症もそんな理由で起こったのだろう、ということがなんとなくわかりました。
あとは呼吸が意識的。
運動に連鎖している呼吸。
陸上をやるときと似ている呼吸。
このあいだ、フィリップ・グラスの延々と続く「ダンス」をピアノで通し練習していたら、あまりの反復の多さに、両腕の筋肉がもげそうになった。すごく腕が辛いと同時に、息も苦しい、でも楽譜は終わっていないから止まれない…そこで思いついて、
ピラティスのように運動に連鎖して呼吸してみた。
筋肉が辛い事はかわりないけれど、一種「気がまぎれる」というか少なくとも息は苦しくない、というかたちで曲の終わりまでこぎつけることができた。
押さえる音がそれぞれの手にあって、手のポジションは同じのまま、他の指は動かすという動きなので、ピアノで練習しておくとオルガンに行った時に少し楽に弾けるだろうと思うのですが、
グラス「オルガンのためのダンス2番」
を結婚式で弾いて欲しい、という花嫁さんって、けっこう珍しい人です!
とてもクラシックな選曲だと、ご当人の性格まで見えて来ないのですが、選曲のリハーサルの時にフィリップ・グラスが好き!と言うので5曲中1曲は花嫁さんのリクエスト。ちなみに後奏は花婿さんのリクエストでヴィエルヌの第一シンフォニーの最終楽章。これも相応のテンポで、3段カップラーをかけて弾くと腕の筋肉がつりそうになるので、よくウォームアップしなければならない。この花婿さんはヴィエルヌのVの字も知らなかった人なのですが、試しに1頁聴かせたら「これ、いい〜!」とすぐ決定。そのあと12頁以上続くのを、彼が全部聴きとどけることは決して無いのですが(参加者の中では一番最初に退場だから)。
結婚式のご当人の趣味でプログラムを決めると、その人の顔が浮かんでインスピレーションはわきやすく、練習していても「もうすぐ結婚式だな〜、準備できたかな〜、どんなドレスかな〜」と想像して楽しくもあります。
そうでもなければ弾く機会のない作品も多いし、今回は運動と呼吸、という自分のからだのためのテーマとも関わっている事がわかったりして、なにごとも勉強、と思ったのでした。

ヴァイオリンの音が違う…左手もよく上がっている。
こどものばあい、練習だけでも上達しないのかもしれない、と思う。
もちろん練習しなければ上達しない、のだけれど。
わたしの場合、弾くための体作りではジョギングとかインターネットのエクササイズとたまーにやっていたのですが、左肩が依然としておかしい。はじめは「げっこれがかの有名な(!)四十肩!」とおもしろがっていろんな人にいいふらしていたのだけれど、いよいよなんとかしないと苦痛なので、
1。整骨のお医者さんに行った(まったく効果なし)
2。ピラティスのクラブに行ってみた
3。そこのインストラクターに、肩が痛いのならレントゲン撮ってもらってから来なさいと言われ、外科医に行った
という「遠回り」をしましたが、結局
「負荷のかけすぎによる、肩の腱鞘炎」
とわかり、「使ってないのにヘンだな?」と思っていたのが間違いということがわかりました。炎症をおさめる薬を飲んで3日目、すでにかなり腕があがるようになりました。
ピラティスは雰囲気も良かったし機材もそろっているクラブだったので、「新学期スペシャル」なお値段になっている24回券を購入して、週2回時間の合うときに通うようになった。
一回1時間なのですが、発見も多く、ただのジムナスティックとも違い、辛いけれどおもしろくて楽しいです。
たとえば腕をのばす、とか、腰を入れる時、自分では気がつかないうちに自然に肩がきゅっと上がったり首が微妙に右にかしげるということです。新しい動きを習うたびに、
「首かしげない!」
とか
「肩に力入れない!」
とか怒られてぎゅっと押されて体勢を直されます。
自分で鏡を見ていても本当に、たとえば足をあげようといているのになぜ首がひねっているのだ!などと自分でびっくりします。
その部位だけに集中して、腹筋とか背筋などの体の中心の筋肉を使い、鍛えようとする時に、首とか肩は「その運動の影響を受けないように普通に保つ」のが、案外難しい。
結局は肩の炎症もそんな理由で起こったのだろう、ということがなんとなくわかりました。
あとは呼吸が意識的。
運動に連鎖している呼吸。
陸上をやるときと似ている呼吸。
このあいだ、フィリップ・グラスの延々と続く「ダンス」をピアノで通し練習していたら、あまりの反復の多さに、両腕の筋肉がもげそうになった。すごく腕が辛いと同時に、息も苦しい、でも楽譜は終わっていないから止まれない…そこで思いついて、
ピラティスのように運動に連鎖して呼吸してみた。
筋肉が辛い事はかわりないけれど、一種「気がまぎれる」というか少なくとも息は苦しくない、というかたちで曲の終わりまでこぎつけることができた。
押さえる音がそれぞれの手にあって、手のポジションは同じのまま、他の指は動かすという動きなので、ピアノで練習しておくとオルガンに行った時に少し楽に弾けるだろうと思うのですが、
グラス「オルガンのためのダンス2番」
を結婚式で弾いて欲しい、という花嫁さんって、けっこう珍しい人です!
とてもクラシックな選曲だと、ご当人の性格まで見えて来ないのですが、選曲のリハーサルの時にフィリップ・グラスが好き!と言うので5曲中1曲は花嫁さんのリクエスト。ちなみに後奏は花婿さんのリクエストでヴィエルヌの第一シンフォニーの最終楽章。これも相応のテンポで、3段カップラーをかけて弾くと腕の筋肉がつりそうになるので、よくウォームアップしなければならない。この花婿さんはヴィエルヌのVの字も知らなかった人なのですが、試しに1頁聴かせたら「これ、いい〜!」とすぐ決定。そのあと12頁以上続くのを、彼が全部聴きとどけることは決して無いのですが(参加者の中では一番最初に退場だから)。
結婚式のご当人の趣味でプログラムを決めると、その人の顔が浮かんでインスピレーションはわきやすく、練習していても「もうすぐ結婚式だな〜、準備できたかな〜、どんなドレスかな〜」と想像して楽しくもあります。
そうでもなければ弾く機会のない作品も多いし、今回は運動と呼吸、という自分のからだのためのテーマとも関わっている事がわかったりして、なにごとも勉強、と思ったのでした。
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