行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

ガチガチな心

2017年07月07日 | 仏の心
作家の遠藤周作の遺した言葉じゃ。

自分の考えだけが何時も正しいと信じている者、

自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、

そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、

そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者――それを善魔という


遠藤周作はクリスチャンじゃったが、この言葉は親鸞さんの言葉にも通じるものがあると思うぞ。

自分はまともでいい人じゃあ思うとる人が一番始末に悪いんじゃ。

禅でいやあ「禅天魔」なんじゃ。

自分だけが正しいと思うのを我痴(がち)と言うんじゃ。

心がガチガチなんじゃね。


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 欲を少なく足るを知る | トップ | インターネットの注意 »
最新の画像もっと見る

仏の心」カテゴリの最新記事