「ひやかす」は「浸す」の意。
例文
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
母親 「あしたは もちつきだで こんや もちごめを
といで ひやかしとかなきゃー いけんで
ほれ おめーも とぐの てつだえ。」
秀吉 「えー おらー やだじー。
しゅくだいが まだ のこってるで
そんな じかん ねーんね。」
母親 「なに いってるだかー。
いままで おこたに あたって テレビ みていたのはー
どこの だれだっつらか。」
例文の標準語(?)訳
母親 「明日は餅つきですから 今夜もち米を
研いで水に浸しておかなくてはなりませんから
ほらあなたも研ぐのを手伝いなさい。」
秀吉 「えー私は嫌ですよ。
まだ宿題が残っていますから
手伝う時間など無いですよ。」
母親 「何を言っているのでしょう。
いままで炬燵にあたってテレビを見ていたのは
どこの誰だったでしょうか。」
「いやー、お二人さんあついね~」と"ひやかす"でした。
わたしは、”したす”か”つける”しか使わないですね。
もち米が吹けた後の「おこわ」を食べるのがとても楽しみでした。
今は市販のお餅を買って済ませています。
水の中に物を入れておくこともひやかすといいます。
食べ終わった後の食器も桶にひたすといいます。