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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「じゃんか」

2023-01-04 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「じゃんか」

「じゃんか」は「ではないか」の意。

例文1
「そう じゃんか」=「そうではないか」
「さっき いった じゃんか」=「さっき 言ったではないか(言ったでしょ)」
「たすけて くれても いい じゃんか」=「助けてくれても良いではないか」
「いい てんき に なった じゃんか」=「良い天気になったではないか」
「だめ じゃんか。 そんな こん しちゃー」 =「駄目ではないか。 そんな事をしては」
「さむい じゃんか。 そこ しょうじ しめろ」=「寒いではないか。 そこの障子を閉めろ」
「うられた けんか 。 うけて やろう じゃんか」=「売られた喧嘩です。 受けてやろうではないか」
「こまっている だで たすけて くれても いい じゃんか」=「困っているのだから助けてくれても良いではないか」
「さっき たべた じゃんか。 だに まだ たべる  かい」=「さっき食べたではないか。 なのにまだ食べるのですか」
「おめー の かのじょ じょうひん で やさしいそう な ひと じゃんか」=「お前の彼女は上品で優しいそうな人ではないか」
「かぜ ひいた。 だで いった じゃんか。 へそ だして ねちゃー いけって」=「風邪をひいた。 だから言ったではないか。 へそを出して寝ては駄目だと」
「せんきょ の とうひょう に ゆく。 そんな こん あたりめ の こん じゃんか」=「選挙に投票に行く。 そんな事は当たり前のことではないか」

例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「とよちゃ あっこのくわばたけにたんと くわずみがなってる たべにいくじゃんか。」
豊臣秀吉 「いいじゃん。 いいじゃん
      たべにいくじゃん。」
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん あそこの桑畑に沢山桑ずみがなっていますので 食べに行くではないか(行きましょう)。」
豊臣秀吉 「いいね。 いいね。 
      食べに行きましょう。」



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