我が家の松本弁 「こんぼこ」

「こんぼこ」は「赤ちゃん」の意。

例文１

「こんぼこ　を　ねかしつける」＝「赤ちゃんを寝かしつける」

「ないてる　こんぼこ　を　あやす」＝「泣いている赤ちゃんをあやす」

「こんぼこ　の　おむつ　を　とっかえる」＝「赤ちゃんのおむつを取りかえる」

「この　こんぼこ　は　とうちゃんに　だね」＝「この赤ちゃんはお父さん似ですね」

「こんぼこ　いつ　うまれる　よてい　だ　だい」＝「赤ちゃんはいつ生まれる予定なのですか」

「こんぼこ　ふろ　いれる　は　おらー　の　しごと　せ」＝「赤ちゃんをお風呂に入れるのは私の仕事です」

「あれまー　かわいい　こんぼこ　じゃ　ねー　かい。　いつ　うまれた　だい」＝「あれまあ　可愛い赤ちゃんではないですか。　いつ生まれたのですか」

「おめー　は　うまれた　ばか　は　ふんと　に　かわいい　こんぼこ　だったんだがなー」＝「お前は生まれたばかりは本当にかわいい赤ちゃんだったのだがねー」

例文２

※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話

織田信長　「とよちゃなんだい。

　　　　　　こんぼこまんこしてどこいくだい。」

豊臣秀吉　「ばばさに　ちったーおもりてつだえっていわれちまって　じかんつぶしにこんぼこまんこして　ちょっくらたんぼのみずみいいくとこ せー。」

例文２の標準語（？）訳

織田信長　「豊臣秀吉さんどうしたのですか。

　　　　　　赤ちゃんを背負ってどこへ行くのですか。」

豊臣秀吉　「家内に　少しはお守を手伝えと言われてしまいまして　時間つぶしに赤ちゃんを背負って　ちょっと田圃の水の入り具合を見に行くところですよ。」

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