mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

松本城 大天守五重六階の不思議

2007-02-23 | 松本城 いろいろ


松本城大天守は五重六階となっています。
下から二重目の屋根の所が三階となっていますが外からは分りません。
乾小天守は三重四階となっています。

幼少の頃、松本城は「五層六階」と教えられましたが、図書館でいろいろ調べると最近の文献では、松本城は「五重六階」と記されているものが多い事に気がつきました。
どうして「五層六階」が「五重六階」となったのか、小学館から2005年に発刊された「城のつくりかた図典」で分りました。
この本によると、天守と櫓は「重」と「階」によってその高さを表しますが、「層」は「重」の代りにも用いられますが「階」の代用としても用いられ、曖昧なので「層」は使わない方が良いと書かれていました。


 ☞ 松本城いろいろ一覧に戻る

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 霜がついた麦 | トップ | 講演会「松本で大地震がおこ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
松本城 (南風)
2007-02-23 09:42:13
おはようございます。ご訪問ありがとうございました。mt77さんの言われる通り、親の面倒を見る時間は一生のうち、確かに僅かの時間です。前向きに介護したいと思います。

松本城には何回か入りましたが、三階部分が外からは解らないのですね。初めて知りました。
返信する
南風さま (mt77)
2007-02-24 07:46:09
自身の生活のリズムの中に、違うリズムが否応無しに入ってきて、戸惑いからいろいろな感情が出てしまいます。
違う目線で受け止めるしかないのかも、と感じています。

松本城は「五重」なのにどうして「六階」なのだろうと常々思っていましたが、何回か登って見てようやく分りました。
文献によると「通し柱」に関係するようです。
返信する
松本城 (yamazaki itsuse)
2007-02-24 12:13:36
御説明して下さっておりますのにどうも納得いかず唯一持っております”松本城”の本 ”14 天守の構造”で確認いたしました。ブログで拝見します天守閣は重厚さが感じられますが、先日バスの中で松本市役所あたりの東面から見た天守閣はどうも間延びしているように見えたのはこの5重6階の構造のせいでしょうか。写真から春の日差しが伝わってきます。
返信する
yamazaki itsuseさま (mt77)
2007-02-24 16:40:58
文字では上手く説明できませんが、
松本城は1・2階に通し柱、3・4階に通し柱、5・6階に通し柱があります。
解体図をみると、この通し柱の長さは5・6階部分のものは1・2階、3・4階の長さより1.3倍ほど長くなっていますので間延びしているように見えるのかもしれません。
それと、本来の松本城は6階部分に回廊が設けられていたか、若しくは、設けられる予定になっていたようですが、この回廊部分が現在は壁になっていることも要因の一つかもしれません。
返信する

松本城 いろいろ」カテゴリの最新記事