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我が家の松本弁

2008-10-22 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁

幼い頃、松本市は標準語圏内で方言など無いと信じて言葉を使ってきましたが、それが間違いだと気がついたのは大学に入学してからでした。
友達と話していていつもどおりに口にしたのが「ずく」でしたが、周りはけげんな顔をしています。
標準語で話していたつもりなので、その反応に戸惑いました。
友達から今の言葉は分からないがどんな意味で使うのかなどと聞かれて、ショックを受けると同時に、松本には松本独特の言い回しや言葉がある事に気づかされました。
それでも無頓着ですから、以後も松本弁を連発していたような気がします。



そんなわけでこのblogで、我が家で使っているもしくは使っていた「松本弁(松本の方言)」を紹介してゆきたいと思います。
生まれてこのかた大学生時代の4年間しか松本を離れた事が無い私ですので、方言だと思ったものが標準語として使われたりしていることがあるとも思いますが、とりあえず書いてみたいとおもいます。
長野県外から松本へ越してきた方のほうが、より松本弁をはっきり区別することができると思います。

第一弾は「ずく」です。
標準語に直しての意味合いは、「やる気・気力・根性・根気・めんどくさい・・・」等々、やはり標準語に直すのは難しいですね。



例文1
「へえー とし(歳)したら ずくが ぬけるばかりで だめせ!」
「へえー とし(歳)したら ずかぁー ぬけるばかりで だめせ!」

例文1の標準語(?)訳
もう 年を取ってきたら やる気(気力)が無くなるばかりで だめですね。



例文2
 さあーて ずく出して 種でもまいちまうか

例文2の標準語(?)訳
 よし やる気をだして 種をまいてしまうか。



例文3
 炬燵にあたって 寝てばかりいねーで ずくだして 部屋の掃除でもしろ!

例文3の標準語(?)訳
 こたつにはいって 寝てばかりいないで やる気を出して 部屋のそうじでもしなさい!



例文4
 そんなこと- 言われたって ずくねえわい。 
 そんなこと- 言われたって ずかぁーねえわい。 

例文4の標準語(?)訳
そのようなことを言われても やる気がありません
そのようなことを言われても めんどくさくてやる気はありません。


例文5
 そんなこんは ずくねえーことさ。 

例文5の標準語(?)訳
 そのようなことは簡単ですよ。 
 そのようなことは簡単にできるでしょう。


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8 コメント

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ずく (ひらりん)
2008-10-22 23:12:42
元気、気力、力、の意味とも微妙に違うようですね。会話によく出てくるのに標準語には言い換えにくいのが方言ですね。
「直す、直しとく」=仕舞う、入れておく、元通りにしておく、の関西弁も通じにくい言葉のようです。
いつも大阪弁でしゃべってますが、それを文章にするのは案外に面倒で難しいです。
ずく (hirobou)
2008-10-23 03:55:28
これはどう考えても方言ですね(笑)
『ずこ』と言う言葉を母が使っていました。私も知らない言葉ですが『あの人はずこが高い』

あの人は偉そうだとか見識が高い。と言う意味のようです。
私はよく北海道弁丸出しだねと何回も笑われました。

いいしょ~。なんも~。
いいでしょう。なんでもない。の意味です(笑)
最初は戸惑いが・・・ (ran1005)
2008-10-23 07:47:32
信州の嫁いで40年を切りました
当初は違和感はありましたが通じないほど難しい方言はそう多くはありませんネ
今ではもうすっかりなれて方言のほうが臨場感がありますヨ
不思議と温かさのようなものも感じて・・・
もうわからない方言はありません
大体理解しつくした印象です
それどころか人間的な親しみを感ずるこの頃です
Unknown (松風)
2008-10-23 10:17:37
廻りにたくさんの信州人がいますが、長年こちらに住んでいる内に、松本の言葉は聞かれなくなりました。
以前、山梨の病院で、看護師さんが「ささらほうさらじゃん」と言っていたことを懐かしく聞いたことがありました。

例5の使い方は覚えがありません。
ひらりん様 (mt77)
2008-10-23 18:33:17
方言ですから、イントネーションなどで微妙に意味合いが違ってくることもあり、難しいですね。
なかなかうまく表現することができません。
「直す、直しとく」=「仕舞う、入れておく」は長野県人には「修理・修理しておく」という意味になって、「仕舞う、入れておく」はどう逆立ちしても出てきません。
それぞれの地域に独自の言葉の文化があっていいもんですね。
そのうちのせたいと思っていますが、小さな取り皿の事を我が家では「おてしょ」と呼びます。
語源は宮中の女官言葉の「御手塩」から来ているような事を聞きました。
こんな田舎の地方の松本に宮中の女官言葉が残っているなんて不思議ですね。
hirobou様 (mt77)
2008-10-23 18:39:09
北海道弁丸出しでいいじゃないですか。
私は職場では方言は全く意識せずに使っています。
疲れなくていいですよ。

「いいしょ~」も「なんも~」も分かります。
北海道出身の獣医学部の友人がよく使っていました。
確か札幌西高校の出身だったとおもいます。
「なんも~」は「な~んも」のような感じで良く使っていました。
ran1005様 (mt77)
2008-10-23 18:45:18
お互いに方言を使って話す事で親しみを感ずる事は本当にありますね。
標準語だけで話されると、どうしてもなじめないというか、距離を感じてしまう事があります。
ran1005様も諏訪に嫁いで40年を越えたという事は「諏訪弁」の達人ですね。
越してきた方のほうが、方言に敏感で、かえって綺麗に使っていると感じる事があります。
松風様 (mt77)
2008-10-23 18:52:20
「住んでいる内に」の「内に」は若しかすると松本弁かもしれませんね?
山梨でも「ささらほうさらじゃん」を使っているんですね。松本の典型的な方言だと思っていましたので驚きました。
言われた事をやらなかった時などに、例5は親父によく言われました。
「そんなこんは ずくねえーことじゃねーか。何やっていただ!」、てな具合です。
相手の非を咎める時などによく使われています。
若しかすると私が住んでいる地区だけの、方言のバリエーションかもしれませんね。

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