近頃は愛煙家にとって住み難くなっているようですが、昔の映画を見ていると洋画も邦画もあちこちでスパスパ吸っていますな。しぜん喫煙の名シーンも多く、ジャン・ギャバンやボギーに憧れたり「第三の男」のラストシーンも印象的。邦画では、この「浮草」のラストシーンが秀逸。
一座が解散して駒十郎(中村鴈治郎)とすみ子(京マチ子)が喧嘩別れをしたあと、ひとり駒十郎が夜汽車に乗るため駅舎にあらわれるシーン。ベンチに腰かけ一服しようとタバコをくわえると、待合室の奥にすみ子がいる。駒十郎はマッチをさがすが見つからない。すみ子が歩み寄りマッチの火を差し出すが無視する駒十郎。1本目が消え2本目のマッチの火を差し出すすみ子。駒十郎は観念したようにその火をつけ、横に座るすみ子。「親方どこ行くの?」と聞くが答えない駒十郎。すみ子もタバコを取り出し、「ちょっと貸して」と駒十郎のくわえているタバコを取り、それで火をつけるすみ子。そんなやりとりのあと和解をして物語が終わる。
「浮草」(1959年 大映)
一座が解散して駒十郎(中村鴈治郎)とすみ子(京マチ子)が喧嘩別れをしたあと、ひとり駒十郎が夜汽車に乗るため駅舎にあらわれるシーン。ベンチに腰かけ一服しようとタバコをくわえると、待合室の奥にすみ子がいる。駒十郎はマッチをさがすが見つからない。すみ子が歩み寄りマッチの火を差し出すが無視する駒十郎。1本目が消え2本目のマッチの火を差し出すすみ子。駒十郎は観念したようにその火をつけ、横に座るすみ子。「親方どこ行くの?」と聞くが答えない駒十郎。すみ子もタバコを取り出し、「ちょっと貸して」と駒十郎のくわえているタバコを取り、それで火をつけるすみ子。そんなやりとりのあと和解をして物語が終わる。
「浮草」(1959年 大映)









