みりんの徒然声

日々、感じたことを日記や詩でお届けします

みりんの徒然声 ナラタージュ

2016-10-17 20:23:31 | 日記
会社をさぼって久しぶりに本屋さんに行った。久しぶりすぎてなんだか震えた。読書大好きのはずなのに。大好きが最近遠い。ナラタージュは小説の題名だ。あたしがまだバリバリ働いていて恋愛にもバリバリ興味があった頃に共感しすぎて号泣し、至上の恋愛小説だと崇拝した小説だ。それが来年映画化されるらしい。ソウルメイトを何より信じていた若いあたしを懐かしく思った。今のあたしがその小説を読んでも昔ほど共感できないだろう、それが悲しい。文学は歳を取らないがあたしは歳を取る。物語の主人公は当時はあたしと同じような歳でいつの間にかあたしだけ歳を取り、物語は色褪せない。大好きな小説は昔みたいな共感の涙ではなく、変わってしまった自分の感情へ落胆の涙へと変わった。もし、もう一度何か頑張れるなら、誰かを必要とし、必要とされるなら、あたしはまたナラタージュで泣けるかも知れない。映画は来年だ。多分見るだろう。来年までに流れる涙の質が変わることを祈ります。あの頃、あたしは確かにナラタージュな生き方をしていた。あんな風に人を愛した。遠いお話。やっぱり大好きが、今はとても遠い。
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