ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第25回・夕陽丘寄席

2015-10-22 21:20:06 | 夕陽丘寄席

久しぶりの夕陽丘寄席

一、桂小留・・・・・・・・・・・「普請ほめ」

小留と書いて、チロルと読む。小枝さんのお弟子さん。

タレント志望で弟子入りか、でも落語はきっちりとしていておもしろい。
一番は、顔の表情の豊かさ、おもしろさ・・・・・特にあほ顔は明るくて最高。

噺は、牛は出てこず、池田のおっさんの家の「普請ほめ」どまり、でも良いな。

どんどん若手が笑いの少ない大ネタに挑戦しているが、
こんなやつ、おらんやろというぐらいのアホさ加減、
でも憎めなく、愛嬌のある登場人物を描くのがまずは落語の原点。

それでいうと、小留さん、明るいキャラで有望格でおますな。


二、笑福亭遊喬・・・・・・・「竹の水仙」

前回、天王寺まつりで久しぶりに遊喬さん、見せて頂いたんですが、
タダ券ばかりでは気が引けるので、時間を割いて、夕陽丘寄席へ。

今回、出囃子、ダウンロードで流そうとされたらしいが、
上手くいかず、ご本人の時は、誰も操作できず・・・無音、出囃子鳴らず。

まあ、こんなアットホームさが、地域寄席の良さですな。

噺は「竹の水仙」、しっとり感は遊喬さんにピッタリ。
この様な講釈ネタ、よろしいな。

是非、遊喬さんの「井戸の茶碗」聴いてみたいもんですな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・「夕涼み台」

「饅頭こわい」の怖いものを尋ねおうて、おやっさんが若かりし頃の
怖い話を怪談風に語るくだりを抜きだしたもの。

若い連中が、表の床几に腰かけて喋ってる様子で、
敢て「夕涼み台」という題で・・・・。

あの狐に騙されるくだりや、本題の饅頭こわいで、
買うてきた饅頭を食べる仕草とかのフルバージョン、聴きたいもんですな。



四、桂福矢・・・・・・・・・・・「崇徳院」

どこか、淡麗の味がする福矢さんの「崇徳院」さん。

どのシーンも、目に浮かぶ時のインパクトが薄い様な・・・・。

仁鶴さんを筆頭に色んな方の濃縮味で慣れ親しんだ「崇徳院」さんだけに、
薄味に戸惑いを感じてしまいましたな・・・・残念。




第25回・夕陽丘寄席
2015年10月22日(木)午後7:00開演
大江会館

一、桂小留・・・・・・・・・・・「普請ほめ」
二、笑福亭遊喬・・・・・・・「竹の水仙」
仲入り
三、笑福亭鶴二・・・・・・・「夕涼み台」
四、桂福矢・・・・・・・・・・・「崇徳院」
王の



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