ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

いずみ寄席2018~桂米朝一門会

2018-01-14 22:26:01 | 和泉ワンコイン&笑福亭伯枝

いずみ寄席2018~桂米朝一門会

今日は、地元の和泉市での落語会。
初笑いに、嫁さんと「いずみ寄席2018・米朝一門会」へ。


弥生の風ホールがある、和泉シティプラザ


天井に、映しだされた、和泉シティプラザ・弥生の風ホールの文字。


一、桂団治郎・・・・・・・・・「狸の賽」

いつものごとく、お疲れモードで座れば、ウトウト。

「するとお前かいな、昼間の狸は・・・・・・・・」
ああ、「狸賽」やと思いきや、筋立てや台詞もすべて知っているだけに
聞いているのか寝ているのか、夢と現実の境で・・・・・いつの間にやら、サゲに。

二、月亭八光・・・・・・・・・「初天神」


八光さんからは、お目々、パッチリ、
さすがに、マクラは自然トークで手慣れたモン。

噺は、「初天神」、落語の力、噺の力、って凄いもんですな。

あとは、そこは推して知るべしで・・・・・おまんな。

三、桂吉弥・・・・・・・・・・・「七段目」

いつものごとく、真室川音頭の出囃子で登場。
真室川町の親善大使もされているとのこと。

噺は「七段目」、十年前に確か一度吉弥さんで聴いた記憶が・・・。

一力の茶屋というか、歌舞伎のパロディといいながら、
華やかさが、欲しいですな・・・10年経った今、吉弥さんへの期待が膨らむだけに、
・・・・・・・。

体重オーバーか、どこかキレのない「七段目」でおましたな。



四、桂千朝・・・・・・・・・・・「替り目」

良かったですな。

独特の語り口ですが、千朝節は私は大好き、はまりますな。

うどん屋とのやりとりも、嫁さんが帰ってきてうどん屋を呼び、
「いま時分行たら、ちょうど銚子のお替わりでございます」と最後まできっちりと。

ここまで、演じて、初めて「替り目」ですものね。

価値ある、価値ある一席でおました。

五、桂塩鯛・・・・・・・・・・・「妻の旅行」

塩鯛さんの三枝さん作品、よろしいな。

「鯛」「宿題」そして今回の「妻の旅行」、三枝さんの匂い残しながら、
等身大で自然体、よろしおますな。

骨太と繊細さを持ち備えた、塩鯛さんの落語、
上手さとおもしろさが。ほど良くブレンドされてますで。


六、桂南光・・・・・・・・・・・「ちりとてちん」

大トリが演じる軽めの噺って、粋ですな。

力が入っているような入っていないような、飄々とした感じ。

南光さんで、大好きなネタは「小言幸兵衛」ですが、
今日の様に「青菜」とか「始末の極意」などの軽めの噺是非聴いてみたいですな


今年最初の落語会、大いに愉しませてもらいましたで。




いずみ寄席2018~桂米朝一門会
2018年1月14日(日)午後2:00開演
和泉シティプラザ・弥生の風ホール


一、桂団治郎・・・・・・・・・「狸の賽」
二、月亭八光・・・・・・・・・「初天神」
三、桂吉弥・・・・・・・・・・・「七段目」
四、桂千朝・・・・・・・・・・・「替り目」
仲入り
五、桂塩鯛・・・・・・・・・・・「妻の旅行」
六、桂南光・・・・・・・・・・・「ちりとてちん」


コメント
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