ラーメン番外地

ラーメン屋さん以外のラーメンたちを食べる

バーミヤン ネギチャーシューメン

2015-09-09 20:33:19 | 日記
バーミヤンのネギチャーシューメンである。


辛いという表示があったが、大いに辛いという感じはしない。


勿論、少しは辛い。


ネギがスクラムを組んでズンズンと進んでくる感じである。


値段が、値段だからチャーシューの厚みに期待するというのは酷である。


それでも、チャーシューが華と思って、

「あとでね」


と言いながら麺の下に入れていると、海苔が丸くなっていた。


イマヒトツ変化がない味と思えるのも値段のなせるワザか。


ただ、値段も取り立てて無茶苦茶安いというものでもないので、値段だけに責任をとってもらうのもツラい。


たかがラーメンといえども、いろいろ考えさせてくれる。







セブンイレブンの1日に必要な野菜の1/3が取れるタンメン

2015-09-07 15:42:33 | コンビニラーメン
セブンイレブンのラーメン、その名も『1日に必要な野菜の1/3が取れるタンメンである。


この手のネーミングに弱い。なんせ、野菜を取らなければいけないという、恐怖心にも似た義務感がある。


義務感と言っては言い過ぎかもしれない。
野菜は本当に取らなければならないものである。


だが、これで1/3取れるだけであって、これ一つを食べればパーフェクトというのではない。


それでも、何となくヘルシーである。
ヘルシーはいい、とついつい手が出る。
セブンイレブンのネーミングの勝利である。


野菜がシックリきている。麺との愛称がいい。
麺も生き生きしている。シックリと舌に絡んでくる。


ヘルシーなのにこの味。あっぱれをあげたい。


麺と野菜のダブルヒロインのドラマのような感じである。


「ラーメン食べた!」と実感したい方にはちょっと物足りないかもしれない。

私はとても満足しました。

ファミリーマートの冷やしブラックラーメン

2015-09-06 18:03:37 | コンビニラーメン
ファミリーマートの冷やしブラックラーメンである。


東海、北陸地区限定だという。


何だかとらえどころのない味である。
ぼわーっとして、焦点が定まらない写真を見ているような。


味自体は濃いと思う。


酸っぱいのではない。さりとて辛いというのでもない。


少し醤油辛いかとも思ったが、何となくとらえどころのない味としか言えない。


モヤシ、チャーシュー、メンマといった具材が入っている。


これら具材は、いつ食べた?

と思い出すことができないほど、いつの間にか消えていた。



夏が終わって行く時期にこうした冷やしラーメンを食べるのはいい。


夏の日の思い出というか、誰もいない海というか。


そんな言葉が浮かぶ。


この時期に食べたから、そんな感覚になったのかもしれない。


案外、夏の暑い午後にでも食べれば、サンバのリズムになって、しゃきっととらえきれる味であったか。






味仙 チャーシューメン

2015-09-05 01:11:31 | 中華料理店のラーメン
味仙のチャーシューメン。


小ぶりな丼にいっぱいチャーシューがのっている。


やっぱりチャーシューメンの主役はチャーシュー。


そんなことを主張している。


チャーシューの主役を主張するだけのことはある存在感にチャーシューの枚数を数えないで食べてしまった。


写真で見てのとおり、チャーシューで下にあるはずの麺が見えない。


チャーシューに向かって「あとでね」と言って、麺の下にもぐらせる。


麺とモヤシが登場する。


麺は初恋の先生に会ったような懐かしさがある。


思わず森昌子さんの『せんせい』を口ずさみたくなる。


この麺をモヤシと一緒に口に入れると、何だか元気を感じる。


森昌子さんがももクロに変身するのである。


麺、モヤシと食べたら、主役のチャーシューにご登場いただく。


まさに真打ち登場。



「音羽屋」、「成田屋」と大向こうから声をかけたくなる。



チャーシューを食べると、どっかりとした存在感そのものの味。


期待を外さない。失望をさせない味である。


「チャーシュー、チャーシューおいしいな」


などと言いながら食べる。


チャーシューメン劇場の公演が終わると、心が拍手していた。




浜木綿 温野菜の五目タンメン

2015-09-03 19:18:37 | 中華料理店のラーメン
先日に続いて浜木綿さんのラーメンである。


今回は『温野菜の五目タンメン』。


頼んだ麺が運ばれてきて、丼の面の広さに驚く。


野菜がいっぱいで、ラーメンが見えない。


看板に偽りなしである。


上から野菜たちを見ていると、さながらカーニバルでもやっているような賑やかさである。


カラフルである。ニンジン、ほうれん草、キャベツ、シメジ、キクラゲ、タケノコ、金針草。



それにエビとタマゴと豚肉。


まさに祭の状態である。


この祭の中に箸を入れると、

分けいっても分けいっても青い山

を連想させるくらいの野菜たちを食べる。

野菜たちは甘味があって、優しい味。


やがてラーメンとのご対面である。


が、この対面を前にスープを飲む。


スープはさっぱりした味だが、かなり脂ぎっている。

このスープを全部飲むのは、かなり健康に響きそう。


いよいよラーメン登場である。


ラーメンは普通の太さ、普通の食感である。



これがいい。



野菜たちとのハーモニーにおいてでしゃばりもせず、引っ込み思案になることもなく、適度に主役を主張している。