老衰 猫日誌

老衰するブログ主とその飼い猫の日常

鄭州 ゴミ用具置き場

2012-05-08 08:52:45 | 老衰日誌

中国製造の二眼レフ、上海「海鴎」で撮影した写真をもう1枚最後に追加します。先週、武漢のカメラ・メーカーが製造したらしい「中華」という名前の二眼レフもゲットしました。機構は「海鴎」とおなじなので、上海からの OEM なのかも知れません。でも、レンズのコーティングの色が全然異なります。あるいはレンズだけは武漢で研磨したのでしょうか。明日、試写する予定です。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5







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開封

2012-05-07 08:35:01 | 老衰日誌

中国製造の二眼レフ、上海「海鴎」で撮影した最後の一枚です。この写真機は日本ではトイカメラ扱いされていますが、とんでもないことです。これほど安価で、機構もしっかりつくってあり、光学性能も申し分ないのに、玩具あつかいする人はきっと使いこなせていないからでしょう。二眼レフで撮ってみたい人には、とてもお薦めです。このカメラでダメな人は、ローライフレックスなどの高級機を使ってもうまくいかないでしょう。なぜならば、海鴎はローライフレックス、ローライコードのフルコピー機だからです。巻き上げクランク付きがローライフレックス、省略されているのがローライコードの複製です。レンズはいずれもテッサー75ミリf3.5のコピーに違いありません。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5





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上海の弄堂

2012-05-06 06:58:48 | 老衰日誌

宿泊したビジネスホテルにむかう路地の写真です。「加工服装」の看板が眼につきました。往年のアパレル都市上海を彷彿させるアイ・キャッチですね。ホテルは、この先にありました。最初はマッサージ併設のちょっと怪しい旅館、そして解放軍系の招待所に泊まろうとしたのですが、「護照」では宿泊登録ができないといわれ「三ツ星」以上のホテルに行くよう促されました。数年前から中国の宿泊施設には公安局直通のオンライン宿帳システムが導入され、全国統一身分証の番号がないと登録時にエラーが出るようになりました。国家が宿泊の可否を判断するなんて、なんと恐ろしいシステムでしょう…。そんなことするなら、入国ビザなんか出すな!

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5





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里弄

2012-05-05 10:47:23 | 老衰日誌

上海の里弄の内部は、戦前における金子光晴の『どくろ杯』などの世界とあまり変わっていないみたいだ。1930年ころの上海なんて知らないので、あくまでも書物の世界から得た知識にもとづいた想像にすぎない。里弄は各所に残っているが、江蘇路界隈や四川北路の奥にのびる山陰路(旧スコットロード)あたりが雰囲気があって味わい深い。まだ、中に入りこんでじっくり写真を撮ったことがないので、いつかゆっくり撮影してみたい。できれば友人にたのんで、家の中の内部構造も見てみたいです。そのときは、もちろん中国製の二眼レフで撮影します。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5




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上海風景

2012-05-04 10:21:17 | 老衰日誌

上海と香港は戦前からずっとライバル関係にありました。かつては香港が魔都上海に対抗心を抱き、現在は上海が経済都市香港にライバル意識を燃やしています。私はどちらにも長く棲んでいたので両方とも好きですが、ひとつを選べといわれれば、きっと香港を選択するだろうと思います。香港は老成しているので上海みたいにギラギラテラテラした時期をすでにやりすごしており、とても棲みやすい街だと思います。あの「社会主義」というおかしなイデオロギーにも犯されていませんしね…。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5



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上海 江蘇路

2012-05-03 13:12:11 | 老衰日誌

上海には3年以上も棲んでいたのに、写真を撮った記憶がありません。いったい、なにをしていたのでしょうか。新しい会社の立ち上げに忙しかったので、きっとそれどころではなかったのかも知れません。香港には7年間、北京には5年間、広州には1年間棲み、そのころはけっこうな枚数の写真を撮っています。その時々の環境や精神状態によって写真を撮ったり、撮らなかったり、おもしろいですね。夜、きれいなお姉さんたちが手ぐすねひいて待っていたカラオケ・バーに通った回数は上海がいちばん多く、その次は北京でした。当然のことながら、美食のかぎりをつくしたのは香港で、広州では毎晩サウナとマッサージに淫していたような記憶があります。いずれにしても現在の境遇と比べてみれば、まるで竜宮城のような生活だったのです。ああ、なつかしいなあ…。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5







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上海ガール

2012-05-02 09:13:27 | 老衰日誌

洛陽や鄭州、開封などの内陸都市から上海にもどってくると、なんとなくうきうきしてきます。それはきっと「社会主義」的なる傾向が減衰され、自由社会の雰囲気が増してくるからなのだと思います。その感覚の究極は、広東省の深圳から列車で香港へ抜けたときに味わうことができます。汗と誇りでどろどろになってしまった T シャツを脱ぎ捨てたときのさわやかな感じに似ています。あ〜あ、清々した、という気持ちです。そんな清涼感を与えてくれるのは、メインランドでは今のところ上海だけですね。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5




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旅社

2012-04-30 12:15:32 | 老衰日誌

開封の城内はまだほとんど再開発が進んでいないので、よく言えば古い街並みがたくさん残り、悪く言えば悪臭が漂うような不衛生な都市なのです。私は香港に住んでいたころから汚い路地などが好きで、よく徘徊したものでした。上の写真のような風景を見つけるともう激しく興奮してしまい、何枚も、何枚も写真を撮ってしまいます。こんな情景にノスタルジーを感じてしまうのです。それはきっと、子供のころとっても貧しかったからなのかも知れません。それでは裕福だった人は、ノスタルジーを感じないのでしょうか。よくわかりません。こんど、金持ちの家に育った友人に聴いてみようと思います。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5



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開封市街

2012-04-28 15:09:38 | 老衰日誌

開封は北魏の都で汴京、あるいは汴州などと称されました。あの有名な清明上河図の舞台です。鄭州に河南省の省都の地位を持っていかれてしまい、賑わいという観点から見れば田舎都市なのですが、河南省の最高学府である河南大学は開封に置かれ、往年の都の面目はかろうじて護られています。省都にならなかったため市街は今でも静かで、大都市特有の混沌がありません。旅行者にとっては、とても居心地の良い街といえます。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5
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裏通りの再開発

2012-04-22 23:47:36 | 老衰日誌

鄭州は河南省の省都なので洛陽や開封よりも再開発が進み、高層ビルなども建っている。ところが表通りから路地を一歩はいると、そこには庶民が買い物をする市場が展開し、飾らない街並みや普段着の人々に接することができる。肩からカメラをさげて歩いていると、なにを撮っているのかと聞かれる。決して誰何されているのではなく、純粋な興味からたずねてくるみたいだ。いつ壊されてしまうのかわからない古い街並みを撮影しているのだ、と答えると、ここはいつごろ再開発されるのかと真剣なまなざしでたずねてくる。住民たちは再開発の美名のもとに、いつ追い出されるのかわからない現実を心配している。ディベロッパーから市の役人に流れる賄賂は半端な金額ではなく、犠牲になるのが住民であるのは全国の再開発地区で散見される悲劇なのである。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)





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鄭州の土塀

2012-04-19 07:01:46 | 老衰日誌

地方都市の下町には、まだ漆喰の土塀がたくさん残っています。それにペンキを塗って幾星霜、表面が風化してよい具合にこなれてきています。このような風景に出会うと、発作的にシャッターを押してしまいます。ノスタルジックな被写体に遭遇したとき、なぜ気持ちが高ぶってしまうのでしょう。はたして、私だけなのでしょうか、それともみんなそうなのでしょうか…。こんな風景には、やはり古い二眼レフが似合います。中国の都市で、それが上海製造の海鴎(シーガル)であれば、もう役者は勢ぞろいしたと言うべきでしょう。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)




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開封の路地裏

2012-04-16 20:59:50 | 老衰日誌

城壁に囲まれた開封の旧市街は再開発されることなく、往事の風景をそのままに残しています。城壁の外側には広大な新市街が発展中で、市役所などの行政サービス機関は新たにそこに建設されました。城壁と旧市街を保存し、それを観光資源として活用しようとする試みは、同時に北宋の都城であった古都の歴史を後世に伝えることでもあります。北京や上海などの沿海都市はそうした考え方が中国で大事にされる前に再開発が始まってしまったので、人文破壊が激しく進行し、欧米を真似たつまらない都市景観になってしまいました。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)





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裏通りの興奮(鄭州)

2012-04-16 03:06:45 | 老衰日誌

中国の街歩きは、なんといっても屋台めぐりが楽しいですね。美味しくて、安くて、いろいろな食材でつくったものがたくさんあります。鄭州の表通りは場所によってはすでに再開発が終わり、立派だけどつまらないビルが林立し、そこの1階にテナントで入っている食い物屋はいずれも高くて、あまり美味しくありません。そこから裏通りに一歩踏み込むと、薄汚れたビルや路上に無数の食堂や屋台が展開しています。値段は表通りの5分の1ほどの安さです。表通りは高いので人が少なく、裏通りは湧くように人が集まっています。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)







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開封の護城河

2012-04-15 09:35:08 | 老衰日誌

早朝、鄭州からバスに乗って開封への日帰り旅行に出かけます。開封駅前の客運站(バスターミナル)で降りて城壁の南門をくぐり、開封城に入ります。この街にはまだぐるりをとりまく城壁が撤去されずに朽ちながらも残り、宋の時代の町並みがかすかに現存しています。かつては首都の汴京として繁栄をわがものにした都城だったのですが、いまは地方都市としてひっそりと存在しています。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)






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鄭州下町

2012-04-14 11:48:55 | 老衰日誌


仕事で使う以外の趣味の写真は、その国で製造されたカメラで撮ることにしています。というわけで、今回も河南省鄭州市の下町の写真は、海鴎4A という中国製造の二眼レフで撮影しました。レンズは HAIOU-31 75mm 1:3.5 がビルトインされています。おそらく1950年代の後半ころから上海で製造販売されたカメラで、ローライコードのフルコピー機です。レンズは、当然のことながらテッサー75mm 1:3.5 を複製したものと思われます。よくつくられたカメラで、機構が簡単なので故障もすくなく、とにかく良く写ります。ローライコードのコピーなので、当たり前ですね。日本では3000円くらいから売られていますので、とてもコストパフォーマンスの高いカメラでもあります。中国に行くときは、かならずバッグの中にしのばせておきます。このカメラを肩からさげて中国の地方都市の下町を歩いていると、中年以上の男性から頻繁に声をかけられます。このカメラは、彼らの青春時代の憧れの対象でもあったのです。

中国製二眼レフ 海鴎4A(HAIOU-31 75mm 1:3.5)


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