先日の土曜日は孫の千いちゃん（高３女）と啓ちゃん
（中1男）の通う学校の白鷺祭（早ういやあー運動会）
に息子夫婦、家内ともども行きました。なにいーかんせい
中一から高３までの生徒が約１，０００人じゃけんなあー、
うちの子供がどこへおるんか、いつ走るんか目を皿のように
しての応援じゃけえーなあー、緊張もするし、疲れるでえー、
せえーでも、上の千いちゃんは陸上部のキャップテンじゃけん
スタートするときの責任者らしい動きをしょうたなあー、
笛を吹いたり、無線でやりとりをするんが見えたりして、あーあ
頑張りょうるなあー、と安心したんじゃけえーど、下の啓ちゃんは
まったくどこへおるんかわからん、家内と捜しまくったんじゃ
けえーど、わからなんだなあー、せえーけえーど、さすがは
親じゃなあー、息子はちゃんとビデオに撮ってくれとって
晩ご飯の時にみんなで見たんじゃけえーど、ついこねえーだまで小学生じゃったんが、大きゅう
なったなあー、見違えたがあー、家内やこうはみながら涙がポロポロじゃけんなあー、つい、こっちも
つられたがあー、ほんに、ジジババ馬鹿じゃあー、朝、行くのは電車でいったんじゃけえーど、
電車にのったら高校生かなあー二人が大きなバッグを自分の座席の隣において狸寝入りをしょうる、
家内は座れたんじゃけえーど、わしの席にと思うて声をかけたら一つの座席はあけてくれたんじゃけえーど
荷物を植の網棚にはおかずに座席に二つ分をおいたまままた目をつぶって狸寝入りをしょうる、どうも腹が
立ったんじゃけえーど、まあー、どうするか見てやれえー思うて我慢をしたんじゃけえーど、乗ってから
５駅じあけんなあー、次々と乗ったり下りたりする乗客がおるんじゃけえーど、まったく動じない二人
じゃけんなあー、どうしょうか、言おうか、ほっとこうか、へえーけえーど言わにゃあー、男がすたる、
へえけえーど、言うたら逆襲されたらどうしょうか、いろいろ考えようたら自分たちの降りる駅が近づ
いてきた、息を吸い込んで言うたんが、あんたらあー、どこの学校なあー、言うても言わん、あのなあー
ここは電車の中じゃあー、荷物はちゃんと網棚に上げて座席はあける、いうことをする人は普通の人、
あんたらあーは、違うんじゃねえーかあー、あんたらが立てって、人に座席を譲れえー、までは言わ
んけえーど、気をつけよう―、わしゃあー、ここで降りるけんなあー、いらんことを言うたなあー、
言うて降りたんじゃけえーど、その二人は急いで荷物を持って立てったんがみえたけん、言うたかいが
あったんかなあー、あとで家内があんた、あんたが要らんことを言わんでもええのにいー、なんかあった
らどうするんでえー言うて叱らんたんじゃけえーどなあー、ところが、学校では、高齢者や子供連れ
なんかのためにゆずりあいの席をしてくれとって、私ら夫婦はそこでみたんじゃけえーど、なにがあー、
若いしゃんとした親達が座っとって、年寄りやこまい子供連れやこうが立てってみゅうる、ふうーん、
来がけの電車の中じゃあー、若い高校生じゃったんじゃけえーど、ここではええ大人がなあー、
こがんことじゃあー子供の顔がみてえーわあー、いうことじゃなあー、やっぱり親がちゃんとせんと
いけんのじゃねえーかなあーとおもうんじゃけえーど、待てよ、わしがそがんえらそうなことが言え
るんかー、やっぱり、言えんなあー、自分が反省せにゃあーいけんことがいっぱいありすぎじゃあー、
それではシルバー川柳を
向日葵が いつも他人の 顔をする
サラリーマン川柳から
欠点を 知って気楽に 付き合える
