我が家のハリスホーク

鷹狩をしようと思っている方はこのブログは参考になりませんので見ない方がいいですよ。

ももっちの事・・2

2010-09-26 08:08:33 | Weblog

 ブ~ビィさん、kaiさん、ちゅんさん。お久しぶりです。
 昨日の記事のコメントありがとうございました。こんなにももっちの事を心配してくれる方達がいる、それを思うだけで私は嬉しいです。
 
 昨日の記事の続きです。。。
 なんとか自分でウズラを食べられるようになったももっち。
 朝、ももっち部屋に行くとそこには信じられない光景がありました。
 「毛引き」物凄い量の羽が・・・
 お腹の下辺りの羽を毟っていたのです。 まさに「うちの子にかぎって」
 この時私は朝と夜にももっちにウズラを与えていたので、与える前に羽の掃除です。
 「毛引き」くらいで死にはせん。。そう思っても目の前で毟られたら・・
 お腹の下から右脚、左脚、お腹の上、毛引きです。今のももっちはステテコ履いて白いエプロンをしているみたいです。
 
 今回のももっちの「毛引き」の原因は・・・
  1、無理やり抑えられ、クチを開けられたストレス。
  2、思い切り食べたいのに食べられないストレス。
  3、体重が急激に下がった為のストレス。
  私はこの3つのどれかだろうと思いました。
 ネットで対策を調べ、まずももっち部屋の模様替え。
  1、すだれをやめ窓から外が見られるようにレースのカーテンにした。
  2、ラジオを一日中つけっぱなしにした。
  3、ウズラを皮も羽もつけっぱなしで与え、ももっちの好きなようにさせた。 
    これまでももっちにはウズラを切って与えていた。 
とにかく「毛引き」以外の小さなストレスを与えそっちに目をむけよう作戦。
 
 ラジオを置いたら気になるのかその日は「毛引き」なし。
 このまま順調にいけば・・と思いきやラジオの存在に慣れっちゃってまた・・
 でも、ウズラへの反応は良かったです。羽襖までしちゃって。
 
 21日(火曜日)朝与えたウズラの残りを食べなくてもいいから。。と置いていった。
 仕事を終えまた羽が凄い事になってるんだろうな・・と玄関をあけて
 ももっち~ただいま~ と言うと、なんと「ああ~」と返事が。。。
 久しぶりに聞いたももっちの鳴き声。嬉しくてでも、逆に怖くて、最期じゃないよねなんて・・・ 
 慌てて部屋に行くと置いていったウズラは食べ、そして毛引きの形跡がない!!!!
 やはりももっちの毛引きは体重が急激に下がった為だったのか。。。
 この日を境に私は朝与えたウズラの残りを置いていく事に。
 そしたら自分で食べ、毛引きもおさまりました。。。

 ももっちの体重は、今現在、大体800g~814g。
 羽が無い分正確な体重が分かりません。毟った羽をとっといて重さを量っておけばよかった。
 でも、そんな余裕は私にはありませんでした。
  
 体調を崩し一時は危なかったももっち。
 今、グローブにのってウズラを自分の食べたいように食べてます。
 なんだか自分で調節しているみたい。これ以上食べたら吐くな。なんて。
 羽が無い両脚、お腹はなんだか寒そうですが、今年中に羽が復活してくれたらいいな。
 
 今日も、ももっちは元気です!
 二度と経験したくないし、させたくない。
 動物と暮らす、猛禽と暮らす事がどんなに大変か今回の事で身にしみました。
  
 ハゲてるももっちですが、本鳥の許可が出たら写真を載せたいと思います。
 ももっちも乙女なので・・・
 
 
  

ももっちの事

2010-09-25 20:35:46 | Weblog
 9月4日(土曜日)
 夕方、ももっちのご飯にウズラとヒヨコを準備しました。
 夜、11時頃、ももっちの様子を見に行くとウズラを吐いてたんです。
 ももっちは普通。具合が悪くても猛禽は隠すといいますから心配で。
 肩を見せるとのってきました。暫くするとヒヨコも吐きました。
 ただの食べ過ぎ?と思いとりあえず様子見。
 
 5日(日曜日)いつものももっち。元気です。
 夕方ウズラを準備するとグローブにのってきました。
 でも、肉を千切ってはポイ、千切ってはポイ・・
 少し食べてはポイ・・・

 6日(月曜日)朝からなんだか元気がないような気がする。
 4日から何も食べていないからしょうがないのかな?とももっちを気にしつつも
 仕事へ。仕事から帰ってももっちの症状を伝えた所、涼しい所において霧吹きかけてやってとの事。どうやら熱中症らしい。早速ももっちを和室へ移動。
 強制給餌はするなと言われていたのでせず。
 この日もウズラ食べず。
 
 7日(火曜日)クーラーを点けっぱなしにし、ウズラと水を置いて仕事に。
 帰って見てみると手もつけていない。何も食べず。
 
 8日(水曜日)吐いた日から4日も何も食べずクーラーのせいで体重は落ちて行きました。フンも油落ち開始、ダメと言われていたが強制給餌決行。
 クチを開けると、白いデキモノが。トリコモナス?!チーズっぽくないけど、白い!
 頭の中が真っ白になりました。
 長崎は猛禽を診れる動物病院はありません。が、東京に猛禽を診れて電話で指示を受ける 事ができるという動物病院があります。翌日、朝一番に病院。
 
 9日(木曜日)この時のももっちの体重794グラム。
 キツイだろうに診察台に。嫌がるももっちを補定し、事情を説明。
 ソノウ検査してもらったがトリコモナスではないとの事。もしそうならソノウに虫がうじゃうじゃいるそうです。ももっちはいませんでした。ソノウ炎・・・
 吐き止めを処方され、薬を飲ませないといけないので強制給餌。
 辛かったです。無理やりクチ開けて吐き止めを飲ませ、30分後に20gのウズラ。
 夜中もももっちを見守りました。暫くすると嘴の先端に水滴が。水を飲んだ訳でもないのに、嘴の先端からポトンと落ちます。ネットで調べると肝機能障害。
 
 10(金曜日)ももっちのフンをもって病院へ。
 そしたらいるわいるわ、悪玉菌が!うじゃうじゃと。抗生物質処方。
 また薬が増えました。吐き止め飲ませて一時間後に抗生物質。
 
 11(土曜日)体調を崩してから一週間。ももっちは「ふんふん」も言いません。
 パーチに居るのが辛いのか水飲み場がこの時のももっちの定位置。高さがないので尾羽が
 床につきます。油落ちしたフンが尾羽の先端にベッチョリ。新聞紙を重ねていました。
 水が飲みたいのかやたら覗いてます。小さい器に水を入れ目の前に出すと、飲みます。
 それだけでも嬉しかったです。 仕事をおえバス停にいる私にコジちちから電話。
 「今からももっちを福岡の病院に連れていくから、レンタカーを借りてくる」と。
 福岡にあるんです。猛禽を診れる病院が。慌てて家に着きももっちを見ると、床に降り、
 脚を前後に開き、頑張って立ってはいるが翼はだらんと落ち、辛そうなももっちがいました。ももっち、頑張れ、今から福岡の病院に行くから頑張れと泣きながら叫んでました。
 夕方コジちちから電話。背中に抗生物質を注射してレントゲン。そしたら異様に胃が膨らんでいるから誤飲かもしれないので造影検査するからと。
 誤飲?ももっち部屋には誤飲するようなものはありません。 
 暫くすると電話。誤飲ではなく強制給餌で消化されていない餌との事。
 薬を処方されこれでも改善しないのであれば開腹手術。入院もできるが、環境が変わればストレスでしかも弱っているので死んでしまうかも知れないとの事。
 夜、ももっちは帰ってきました。そして定位置へ。やっぱり家がいいよね。
 
 12(日曜)~15(水曜日)朝と夜薬。粉薬で大変でした。
 小さく切ったウズラに薬をまぶしももっちの前へ。パクッ、ぺッ。
 薬が苦いのか、私がバカでした。アドバイスいただき肉の間に薬をおきくるっと丸めて
 ももっちに。ぺッ。仕方ないのでまた強制給餌。ヨダレは止まりました。
 舌にウズラを置くと呑み込んでくれるのですがなんだか下顎の動きが変です。
 呑み込もうとすると顎が横にずれる。しかも舌がまっすぐではなく横に。まるでペコちゃんみたいに。
 脳神経がやられた!私はそう思い、また福岡の病院へ。
 大丈夫ですよ、体力がないのでうまく食べれないのでしょう、舌の色が白いのは脱水症状が若干あるからですよ、との事。ひとまず安心。
 薬は少ない水で溶いて与えてもいいと言われたので早速開始。
 薬の件はなんとかいい方向にもっていけました。
 
 16日(木曜日)試しに一口に切ったウズラを見せる。ぱくッ。ももっちが自分で食べました。2,3切れ、自分で食べました。嬉しかったなあ~ 水飲み場の水も自分で飲んだ。
 嬉しかったですよ~ 今回の事は熱中症が引き金になったようです。
 ご飯の反応もよくなってきました。薬も止めました。
 「ふんふん」も再開してきてこのまま順調に回復!と思いきや、新たな問題が・・・


 長くなるのでこの続きはまた今度・・・