牛込日乘

日々の雜記と備忘録

謹賀新年

2010-01-05 01:21:32 | Weblog
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

元旦の昼に新幹線で佐久に帰省。日本海側は大荒れの天気で長野からの信越線などはストップしていたようだが、佐久は時折小雪がちらつく程度で特に問題なし(ただし猛烈に寒い)。弟の家族は帰省しなかったので、少人数でゆっくり過ごす。

二日は快晴だったので、午前中から家の前の空き地で凧揚げに挑戦。あまり風がなくて天高く飛ぶという訳にはいかなかったが、娘は喜んで走り回っていた。隣の伯父の家に折しも従兄の淳君一家(板橋在住)が帰省しており、娘も彼の家の小学校一年の男の子、四歳の女の子と一緒に遊ぶ。小さい子供が三人もいると、お互いにフィードバック効果でどんどんハイテンションになっていくのが分かる。茶を飲みながら、淳君と「俺たちもあんな感じだったのかなあ?」などと話す。思えば三十年以上前、正月といえば父方のいとこが伯父の家に集結していたものだった。十人くらいいたので、多分この比ではない大騒ぎだったと思う。以前に比べるといとこたちともなかなか会う機会が少なくなってしまったが、こういう大家族的な育ち方をしたというのは、今となってはなかなか貴重な経験だ。都会の核家族で育った友人から自分の家庭以外の親戚づきあいをほとんどしたことがないなどと聞くと、自分だったら何となく心許ないような気がしてしまう。まあ、田舎者の余計なお世話といえばそれまでなのだが。




三日は諸事情により同じ市内にある新海神社に詣で、二〇:二〇佐久平発の新幹線で帰京。帰省中も、暇を見つけては、たまった年賀状書きに精を出していた。あまりにも時間がかかるので「今年こそ名簿をつくって楽に印刷しよう」と毎年思うのだが、例によってまったく手がつけられず、結局手書き(これも決して嫌いではないのですがね)。昨年末に妻の親戚に不幸があったこともあり、「まあ、いつ何が起こるか分からないから、やっぱり連絡すべき人のリストは作っておくべきだよね」などと前向きなのか後ろ向きなのか分からない話をしつつ、いつの間にか二〇一〇年の日常が始まっているのであった。

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