Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

敬老会で詩吟・民謡を行う準備

2017-08-11 21:16:11 | Weblog

 8月11日午前11時頃、町内会長が家に見え9月18日に行う町内敬老祝賀会で民謡などを歌うよう要請された。このことは6月25日 健康文化施設”きてこ”で行われた富士見学区の「芸能発表会」で民謡「田原坂」を歌ったが、そのとき町内会長から「町内の敬老祝賀会で同様の民謡を歌ってほしい」と言われていた。気持ちの準備は出来ていたが、今日正式に要請された。このとき2曲ほど歌ってほしいと云われたので、詩吟と民謡を考えていることを話した。

 まだ決めていないが、詩吟は1曲、民謡2曲は「田原坂」と「武田節」を披露するつもりでいる。「田原坂」は、以前”きてこ”で行った方法を考えているが、「武田節」は、先ず詩吟「不識庵機山を撃つの図に題す」を吟じ、そのあと「武田節」を唄おうと思っている。何故この詩吟にこだわるかは、斉藤孝氏の著書「声に出して読みたい日本語」の中でこの部分の朗読を聞いた。腹にしみいる様な感慨を受け、一度この詩歌を吟じたいと思った。しかし詩吟は、吟じたこともないし、ましてや誰かに習ったこともない。無鉄砲なことと思うかもしれないが、敬老祝賀会まで、まだ一か月以上ありYOU YUBUなどで聴いて覚えようと思う。

 今日の午後、詩吟「不識庵機山を撃つの図に題す」と民謡「武田節」を模造紙に墨で書いた。この詩吟と民謡を纏めて「川中島」をタイトルにして最初に「不識庵・・・」を吟じ次に「武田節」を歌うことにしようと思う。「不識庵・・・・」は上杉謙信が、敵将武田信玄に挑みかかったものの打ち取ることが出来なかった無念を吟じた漢詩であり、「武田節」は武田信玄を武人として讃えた歌である。互に雌雄を決しようとした2人の武将を吟じ唄うことが、川中島のことが引き立つと思ったからである。墨書にするのは、伴奏もないア・カペラで行うことから聞いている皆さんにより臨場感をもって伝わると思ったからである。

 公民館には掲示する1.8m×0.9mのホワイトボードであり、この大きさにあわせた模造紙2枚に書いた。しかし中々上手くは書けず何度か失敗し書き換えた。出来上がったものを、長押(梁)に掛け見たがまだ直したところだらけである。とりあえず、これを基にして練習しようと思う。とはいえ、”きてこ”の演芸発表会に出て、それが珍しかったのか敬老祝賀会で再度披露することになった。このことは私にとってうれしいことであるが、反面不安もある。しかし、頼まれたことであり謙虚に、そして丁寧に吟じようと考えている。

 


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