ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ラスコー展@国立科学博物館

2016-12-07 16:50:56 | 日常
               

上野の国立科学博物館で開催中の「ラスコー展」を見てきました。

皆さん知ってのとおり、フランスヴェゼール渓谷のモンティニャック村の近郊に位置するラスコー洞窟は、2万年ほど前にクロマニョン人によって天井や壁面に描かれた素晴らしい壁画で有名です。

かつては大勢の観客を洞窟内に受け入れていましたが、1979年に世界遺産に登録され修復が進められている一方、1963年以降は壁画の劣化を防ぐため洞窟は閉鎖され、今は非公開となっていて、私たちはその実物を直接みることはできません。

          

そんな洞窟の様子や壁画、壁画の修復の様子などを再現し、体感させてくれようというのが、今回の展示会の趣旨。入ってすぐに壁画の復元作業の様子や、模型による洞窟全体の構造が展示されています。洞窟右端にある「ネコ科の部屋」に描かれたネコ科動物が槍に刺されたような絵がなんか気になりました、、、。

                

洞窟に残されていた画材や道具などの実物を見た後は、実物大に再現された洞窟壁画を見るコーナーになります。泳ぐ鹿や、牛、馬、バイソンなどが生き生きと描かれた壁画は、見応えがあるだけでなく、芸術としての美しさも感じます。

                

実際の洞窟内の写真が飾られていましたが、暗い洞窟の中で高い天井や壁面に見事な絵を描いた能力と意志に、時代を越えた不思議な力を感じました。

壁画研究のコーナーには、この洞窟壁画について調査研究している哲学者や美術員、洞窟の維持、修復に関わっている技術研究員などの短いメッセージヴィデオを映す一角があります。彼らが語る「壁画を描いたのは個人の意志ではなくシャーマンの力のようなものがあったのではないか」とか、「絵を描くときの筆使いには、人の会話や歌などによる揺らぎがある。そこを分析したら、当時の言葉や歌などが解析できるのではないか」といった話に、とても興味を惹かれました。

          

期待をはるかに上回る興味深い展示に満足し、外に出ると、上野公園は銀杏が綺麗に色付いて、清々しい晩秋の風景が広がっていました。(三女)

『イベント』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 同期会@三笠会館「吉野」 | トップ | 九品仏浄真寺の紅葉 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日常」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL