銀河後悔日誌、たまには

2014年12月14日より新発足しました。よろしくおねがいします。

日馬富士は安馬を超えました

2009-05-24 21:09:03 | 大相撲観測日誌
 平成二十一年五月(夏)場所(於・國技館)は千秋楽。

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会

 各段の優勝、幕下以上の概況など。

・序二段
 大勢の観客の前で優勝決定戦。もと幕下の天緑が貴ノ岩(東92)を下し、優勝決定。

 「天緑」とは天ぷらのようなシコ名であるが、インタビューでは、休場している間に部屋の仲間は上に上がってしまったので、「ごぼう抜きしたい」という。やっぱり天ぷら屋が向いているんじゃないの? 「新幹線のような相撲を取りたい」と、顔に似合わず面白いことを言っている、将来有望(?)な力士でありました。


・幕下
 駿河司(東23)が6勝目。
 付け出しの宮本は、付け出しの先輩中野を破って5勝2敗で終了。
 力龍(西15)も6勝目。
 四ツ車(西4)は振るわず、1勝止まり。


・十枚目(十両)
 先場所は幕下優勝の、大きな徳真鵬(東下4)が磋牙司(東14)を倒して勝ち越し。これで北桜の関取復帰が決まった。磋牙司は、先場所3休から4連勝して十枚目に復帰したが、7勝まで戻しながら負け越し、また幕下へ陥落する忙しい子…。
 潮丸を寄り切って、若天狼は7勝8敗で終了。やれやれ…。
 土佐ノ海を押し出し、白乃波勝ち越し。
 光龍の後ろについて「送り引き落とし」。安壮富士が9勝目。
 豊桜は海鵬を破って5勝10敗で終了。先場所は幕にいたのだが…。
 西幕下筆頭の北桜が、十枚目の9番目に登場。対戦相手の琴国(西4)の番附のせいだが、北桜自身の十枚目昇進は、既に決まっている。一方の琴国は、勝てば残留・負ければ琴禮が新昇進と、部屋にとっては厳しい対戦。両者が気迫あふれる相撲を見せた結果、琴国が残留を決める3勝目。琴禮には残念だが、まあしょうがない。
 保志光と境澤、投げの打ち合いは両者同体で取り直し。境澤が6勝目。
 変化は不発だったが、北大樹が清瀬海を破って5勝目。

 協会ご挨拶。武蔵川理事長は「ご指導ご鞭撻」がお好きな様子。「ご鞭撻」なんて、偉いさんの挨拶くらいしか聞いたことがない。

 将司が隠岐の海を下手投げで逆転し7勝目。
 白馬を送り倒し、まず猛虎浪が4敗を守る。
 土佐豊を一気に玉飛鳥が押し出し、12勝3敗で優勝決定。

・十枚目(十両)
◎12勝3敗
 玉飛鳥(西13)


・幕内
 若荒雄(西十2)が翔天狼を叩き込んで9勝目。これで新入幕は文句なし。
 木村山を叩き込み、垣添は千秋楽勝ち越し。
 春日王(東十4)が北勝力を下し、10勝目。再入幕は決まりか?
 霜鳳があっさり高見盛を寄り切って6勝目。師匠停年の場所、高見盛は残念ながら9勝止まり。
 山本山を押し出し、豊響11勝目。一気の寄りも「技能」に違いないが、どうも評価は低いようで…。山本山は負け越し、ここら辺が山本山のヤマ?
 今日も長い相撲で黒海を下し、時天空7勝目。
 雅山・岩木山の突き合い。最後は岩木山の引き落としが決まって、ともに9勝6敗。
 武州山は朝赤龍を引き落とし、9勝目。
 ヴェテラン同士、栃乃洋に敗れて出島負け越し。
 玉鷲を破り、旭天鵬勝ち越し。三役復帰?

 豊ノ島は安美錦を破って5勝目。安美錦は朝青龍に勝ったものの5勝止まり。
 苦しみながらも嘉風を寄り切って、豊真将がついに初日。長かったトンネルを抜け、豊真将にとっては今日から初日であり、まだまだ夏場所は始まったばかりだ!

 大相撲夏場所、おわり。

 …というわけではなく、まだ続いている。
 阿覧は栃煌山を破って勝ち越し。琴奨菊の結果如何によっては、新三役もあり得る?
 技能賞の鶴竜を、敢闘賞稀勢の里が寄り切って有終の美。まだ決定戦進出の可能性がある。
 豪栄道を寄り切り、琴奨菊10勝目。豪栄道は6勝止まりで、稀勢の里と入れ替わる。

 把瑠都が大関に上がるには乗り越えなければならない壁。千代大海が“奇跡の勝ち越し”を決めたが、負け越す方が奇跡だっちゅーに。

 三役揃い踏み。

 アドリブのないドラマ。魁皇を寄り切って、琴光喜が勝ち越し。大関3人が8勝7敗という、見事な奇跡で締めくくり。
 琴欧洲十分で、右手がバンザイ日馬富士。この苦しい体勢を、首投げで大逆転で14勝1敗。これで2敗の稀勢の里の決定戦進出が消え、朝青龍の復活もなくなった。

 昨日打った腰はどうなのか。一昨日・昨日の荒っぽさが影を潜め、白鵬が寄り切って順当に決定戦進出。

 白鵬と日馬富士の対戦がもう1回観られる方が、よっぽど奇跡だと思うわけだが、とにかく決定戦。「幕内最高優勝決定戦」の放送に、伊之助親方が裁く。
 昨日に続いて不十分の白鵬を、下手投げで下して日馬富士初優勝。抜群の安定感から昨日・今日で不安材料が噴出した白鵬だが、これが相撲の厳しいところでもあるわけで…。

 龍・鵬に加え、「馬」も含めた“蒙古三国志”時代の幕開けか?

・幕内最高優勝
◎14勝1敗
 日馬富士(大関、初)

・殊勲賞
 該当者なし
・敢闘賞
 稀勢の里(西4、20年5月以来3回目)
・技能賞
 鶴竜(小結、2場所連続3回目)

 各段の優勝者。
・十枚目(十両)
◎12勝3敗
 玉飛鳥(西13)
・幕下
◎7戦全勝
 瀬川(西2)
・三段目
◎7戦全勝
 青狼(東62)
・序二段
◎7戦全勝
 天緑(西筆頭)
・序ノ口
◎7戦全勝
 中野海(東29)


 もと幕内で十枚目の潮丸が、突如引退した…と、建前上「突如」と書いておくが、まあ、そんなわけはない(笑)。「小野川」を借りて、師匠定年後に「東関」を襲名し、部屋を継承するようだ。これで十枚目昇進枠が1つ空いた。

 関脇2人がともに陥落し、鶴竜の新昇進と稀勢の里が再昇進か?
 空いた2人の小結は、西2で8番の旭天鵬と、もう1人は西4で8番の阿覧と東6で10番の琴奨菊の争い。琴奨菊か?

 幕内から十枚目へは、途中休場の千代白鵬・全休の若の里・北勝力・木村山の4人が候補。十枚目から幕内へは、土佐豊・猛虎浪・若荒雄・春日王の4人で確定。
 十枚目から幕下へは、隠岐の海・磋牙司と、引退した潮丸で3人空く。幕下から十枚目へは、北桜・瀬川と、琴禮が滑り込んだか?


 来場所は、新入幕・新十枚目が多く、楽しみである。

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2 コメント

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Unknown (Gacktoh)
2009-05-26 22:52:00
こんばんは。
今場所もTBありがとうございました。
このエントリーのタイトル巧いですね!

お疲れ様でした。
また来場所よろしくお願いします。
登った後 (紅葉橋律乃介)
2009-05-27 23:47:50
 14日目は「富士」に掛けて「登る」を使ってしまったので、違う言葉にしてみました。

 大関も3場所目、大関昇進前の勢いを取り戻したというか、それ以上になったのではないか、と。

 こちらこそ、今場所もお世話になりました。
 次は名古屋場所?

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