銀河後悔日誌、たまには

2014年12月14日より新発足しました。よろしくおねがいします。

平成二十三年十一月場所・初日

2011-11-13 18:16:30 | 角力競技観察いいんかい
 平成二十三年十一月(九州)場所(於・福岡市博多区築港本町 福岡国際センター)は初日。

  ツイッター(@momijibasi)はじめました

  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会
 (質問等は掲示板へ
 ※総理大臣別優勝を新設


 場所前に鳴戸親方(もと横綱・隆の里)が死去し、西岩親方(もと幕内・隆の鶴)が継承した。「西岩」という名跡は若の里からの借用で、名跡を借りたままでは部屋を継承できない。なので「鳴戸」を取得して継承したことになる。
 ここで分かりづらいのが「取得」と「借用」ではどこが違うのか。「取得」は年寄株自体を実際に持っていること、「借用」は年寄株を取得者から借り、株自体は実際に持っていないことである。
 その「年寄株」そのものについて。親方(名跡)にはそれぞれ「年寄名跡證書」というのがあって(一代年寄にあるかどうかは知らない)、次のように記載されている。

一、(各年寄名を記載)
右名跡は財団法人日本相撲協會年寄名跡にして其の取得者たるを證する爲め本證書を交付す依て左記要綱を遵守すべきものとす
 一、年寄名跡は理事會の銓衡を経て襲名継承せしむるものとす
 二、名跡を襲名継承したる者は直ちに裏面の記入と證印を受けるものとす
 三、年寄名跡は相續贈與譲渡擔保の目的と爲すことを得ず
 四、本證書は年寄名跡台帳に襲名継承を登録し取得者これを保持するものとする
 昭和×年×月×日
  財団法人日本相撲協會


 裏面には「登録年月日」・「継承者記名調印」・「理事長證印」と「登録年月日」・「取得者記名調印」・「理事長證印」の欄がある。記名に書かれているのは、当たり前だが本名。「継承者」は借株も含めて実際の襲名者、「取得者」は文字通り所有者が書かれているが、退職者以外は協会員が書かれていると思われる。従って、死去後実質的には未亡人など家族の所有でも、取得者は亡くなった協会員が書かれているのだろう。

 今回の鳴戸部屋継承の場合は、「西岩」の取得者は「古川忍」(若の里)のまま、「鳴戸」の継承者・取得者に「積山伸一」(隆の鶴)が書き加えられたと思われる。「西岩」は現在空席だが、證書には「登録年月日」しか書く欄がないので、「継承者」は「積山伸一」のままと思われる。

 以上、本来證書自体は外部に公開されないが、どこかでコピーを見たことがあるので、それに基づいて書いてみた。

・幕下
 十枚目を目指す栃翼(東9)が十枚目から陥落した雍咫陛10)を倒して初日白星。
 十枚目を目指す千代鳳(西7)が十枚目から陥落した飛翔富士(東7)を倒して初日白星。
 十枚目を目指す栃飛龍(東5)が十枚目から陥落した飛天龍(西5)を倒して初日白星。これはまぎらわシリーズの予感。
 十枚目を目指す両者。誉富士(西3)を下して明月院(東3)が先に白星。
 十枚目復帰を狙う真鵬(東筆頭)、新十枚目を窺う北園(西筆頭)を倒して初日白星。


・十枚目(十両)
 佐田の海が休場。

 新十枚目勢が千代桜を寄り倒し、嬉しい関取初白星。
 12枚目から一気に昇進した旭日松、里山を倒してこちらも関取初白星。
 再十枚目の大岩戸、玉乃島を押し出して初日白星。玉乃島は12枚目で危ない位置。
 双大竜を倒し、新十枚目勝龍も初日白星。
 あまり下がない高見盛、千代嵐を押し出して1勝。
 9枚目まで落ちてきた栃乃洋、若い琴勇輝を突き落してまだまだ現役。
 さすがに十枚目は1場所通過と行かなかったが7枚目まで上がった北勝国、城ノ龍を押し出して勝ち越しまであと7つ。
 場所前に師匠が急逝という鳴戸部屋。最初に登場した関取の隆の山、攻め込んだが玉飛鳥がうまく打っ棄り。
 怪我が治りきってない舛ノ山、千代の国を叩き込んで1勝。
 幕内を1場所で明け渡した芳東、武州山を押し倒して復帰へ向けて前進。

 毎年恒例、十枚目年間最多勝争い。今場所幕内で上積みがない力士も今日だけ書いておく。シコ名・今年の勝敗(十枚目のみ)・今場所の星取の順。
 剣武      31-29  ※幕内
 舛ノ山     29-15-2 ○
 武州山    28-33   ●
 佐田の富士 28-32   ※幕内
 宝富士    26-19   ※幕内
 佐田の海   26-34-1  や
 妙義龍    24-6   ※幕内
 城ノ龍     24-33-4  ●
 玉乃島    24-37   ●
 寶智山    24-22   ○
 芳東      24-22   ○
 益荒海    23-23   ○
 天鎧鵬    19-12   ○
 松鳳山    18-12   ※幕内
 千代の国   18-13   ●
 碧山      17-11-2 ※幕内
 大道      17-13  ※幕内
 皸臓     17-13  ※幕内
 富士東    17-13  ※幕内
 玉飛鳥    17-14   ○





・幕内
 虫垂炎・腹膜炎で翔天狼が休場。たかが盲腸と侮るなかれ、過去には命を落とした横綱もいるのだ。後半から復帰できそうとは言っているが…?

 幕尻の魔術師木村山、今場所は本当の幕尻なので7勝でも陥落する。天鎧鵬は惜しくも入幕を逃したが、まずは元気良く1勝。
 新入幕同士、碧山突っ掛け。剣武を押し出して碧山がずっと幕内にいるように白星。
 新入幕同士、松谷改メ松鳳山と佐田の富士。互いに力を出し切って、最後は佐田の富士が掬い投げ。どっちも満足で良いでしょ?
 宝富士を下し、14枚目に下がった魁聖初日。
 奇妙な体制でお見合いの玉鷲と朝赤龍。さっと崩して赤龍が送り出し。
 磋牙司が残したがそれまで。新入幕妙義龍初日白星。
 豊響が一方的に大道を突き出し。
 黒海を寄り切り、富士東白星。
 鳴戸部屋の関取2人目、若の里は良いところなく敗退。若荒雄が白星。
 3人目は新進気鋭の皸臓9兇瓩胴圓辰燭攻め切れず、豪風が逆襲して押し出し。
 重い雅山を頭を付けて寄り切り、時天空1勝。

 嘉風、安美錦をどーんと押し出し。
 北太樹をまっすぐ寄り切り、栃煌山初日。
 先場所活躍の臥牙丸。栃乃若に後ろを向かされて黒星発進。
 阿覧を捉まえて鶴竜ぐわっと寄り切り。まだ鶴竜の挑戦は始まったばかり。
 鳴戸部屋4人目、侮れない旭天鵬と対戦の稀勢の里。危ない展開ではあったが、稀勢の里が勝利。

 新大関琴奨菊登場。栃ノ心を元気良く寄り倒してまず1勝。次は優勝を狙う?
 カド番の先輩大関琴欧洲。落ち着いて豪栄道を送り倒して脱出まであと7つ。
 隠岐の海を寄り倒し、日馬富士も白星。
 こういう良い流れの時は、最後が肝心。やっぱり把瑠都、ここまでの3人と同じように攻めて行くが、豊ノ島が掬い投げで白星。残念な把瑠都黒星発進。

 新小結の豊真将、白鵬の圧力に屈す。土俵王初日白星。

にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
『格闘技』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 11月12日(土)のつぶやきなど | トップ | 11月13日(日)のつぶやきなど »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。