ジージのKAIGO!を終えて

要介護5のジージは2006年12月5日に亡くなりました。
ジージの思い出といっしょに母と私の生活を見つめます。

気付かなかった・・・

2008年05月18日 14時59分57秒 | 独り言


先週の土曜日、胃と腸の内視鏡検査をした時、血液検査もしました。
そのクリニックから電話がきた。

「かなりひどい貧血なので、もう一度クリニックに来て下さい。」

え?
誰が?
私のこと?

昨日、行ってきましたよ。
そしたら、やっぱり貧血だった。
ヘモグロビン以下5種類の数値が、普通の人の半分以下。
ここまでひどいと大変ですから・・・・と言われました。

「疲れやすかったり、体がだるくありませんでしたか?」

え?
はい。毎日しんどかったですけど、仕事の疲れとか更年期だと思ってたのでそんなもんかなぁ・・・と思ってたんですけど・・・

「こんなにひどい貧血抱えてたら、倒れちゃいますよ。」

はぁ・・・

「原因なんですけど、婦人科系が考えられるんですが・・・」

実は、私、筋腫があるんですけど、検査結果では手術しなくても大丈夫だし、もうすぐ閉経するからこのままでいましょう・・・って言われてます。

「そのせいで、出血が続いて貧血になっていったんでしょうね。このままでは絶対だめですから、筋腫を取らないのなら薬で治療していきましょう」

ということで、42日間分のフェルムというカプセルを処方された。
そうか、鉄はFeだからフェ・・・かぁ。
毎晩1カプセルづつ42日間飲んで、再度、血液検査します。

ひじき、レバー、ホウレンソウetc.
食事も大事ですね。

そっかぁ。
確かに、歳のせいとは言い切れないような、体のしんどさをず~と感じていました。
鉛のように体が重くて仕事から帰ると倒れるように寝てしまうこともしばしばでした。
貧血だったんだ。
私の血は、ヘモグロビンも少なくて、役に立たない血になりつつあったんだ・・・・

歳のせいとか、ストレスとか、疲れとか、
そんな理由で大事な体の変化を見逃すとこでした。

貧血ってことは体で出血してるってことですよ!
胃と腸は検査で大丈夫だったから安心・・とはいえませんけど、貧血の原因が筋腫だと特定できますね。

やはり、自発的な健康診断をしたからこそ、発見できたんです。
あの時クリニックへ行かなかったら、私は、確実に、ある時、仕事場でぶっ倒れていたでしょう。

このフェルムと言う薬。
先生も言っていたけど、ちょっと胸が悪くなる・・という副作用がある。
でも、頑張って血を正常に戻しますね。
先生が言ってました。

「血が元通りになると、ビックリするほど元気になりますよ~」

私は、元気も体力も取り戻して、バリバリ頑張るぞ!



迷い込んだスズメが・・・・

2008年05月15日 22時43分18秒 | 独り言

今日の午後、オフィスに一羽のスズメが迷い込んできました。
窓や入り口を開け放していたので、いつの間にか入り込んでいたのでしょう。

ドスン!
という音で気が付きました。

スズメは外に出ようとガラス窓にぶつかっていました。
全部の窓を開けてあげようと思った矢先、それはもう激しい勢いでガラスにぶち当たったのです。

スズメはそのまま、側にあったコピー機の上に落ちました。

動きません・・・・

そっと手に取ると足をバタバタさせます。
床に置いてやると、かろうじて立つことが出来るけど、すぐ倒れます。

上の写真は私の手のひらに乗せた時のものです。
この時は立っていられたのです。
でも、眼は開けられないみたいです。

その内、私の手のひらで何度か、軽い痙攣を起こして動かなくなってしまいました・・・・・

まだ暖かいし、きっと、脳震盪を起こして気絶しているのだ!と思い、タオルを用意して小さな箱に寝かせて様子を見ることにしました。

仕事中ですので、電話もかかるし・・・
スズメはまだ動きません。

しばらくして触ってみると、硬直してしまっているではありませんか。
体も冷たくなっていました。
でも、まだ可能性はあるかもしれないと思いましたが・・・・

スズメは上の赤字の時点で、私の手のひらで絶命していたのでした。

涙は出ませんでしたが、心は張り裂けそうになりました。

もっと早く捕まえて、外に出してやれたなら・・・・

鳥をあのように手のひらに乗せたことなど一度もありませんでしたから、その感触が忘れられません。

スズメは小さくて可愛い顔をしています。
羽もフワフワでした。

タオルにくるんで家に帰り、庭の木の根っこに埋めてやりました。

どんな小さな生き物でも命は同じです。
今日、私の手のひらで一つの命が消えるのを見届けた私です。

ミャンマーのサイクロン。
中国の地震。

何かとても心が苦しいです。


健康ってすばらしい!

2008年05月11日 18時03分49秒 | 独り言

皆さん、ご心配をおかけいたしました。
土曜日朝8時から検査に行ってきました。

お陰さまで、胃も腸もまったく異常なしでした。

証拠写真ですが、少々、生々しかったのでphotoshopで少し加工しました。

友人から紹介してもらったHクリニック。
先生は、登山家、山スキー大好き人間のスポーツマンだそうです。
8時前から駐車場には沢山の車です。
土曜日だったからでしょうか。
社長さん風のご年配の男性が数人、高級車で来られてました。

8時きっかり。
看護婦さんがドアを開けてくれます。
ドアから入った瞬間、ビックリ!です。

どこかのオシャレなHotelにでも来たような・・・・・
まったく段差のない入口にはオシャレな靴入れが並んでいました。
スリッパがありません。

「当院では危険防止のためスリッパを用意しておりません。そのため清掃には細心の注意を払っております。気になるところがありましたら遠慮なくスタッフに申し出て下さい。」

待ち合わせのエントランスには5色展開の椅子が置かれています。
赤、グレー、青、黄色、オレンジがランダムに配置。
仕切りは全てガラス。
明るくて清潔で病院とは思えません。

私はこの段階で、リラックスしました。

診療は8時からです。
内視鏡でのポリープの切除や痔の切除などで有名な先生なので、全国から評判を聞いて来られるそうです。
9時からの診療では患者さんを、さばききれないのでしょう。

私は8時45分頃に最初の問診に呼ばれました。

先生は山焼けした色黒の痩せ型好男子。
さわやか!!!
私の症状を聞いて、
「内視鏡検査をしなければいけませんね。昨日もそう言う症状の患者さんの癌を見つけましたよ。」

ええええええ!
ちょっと待ってよ!先生!

私の不安顔に気付いたのか、
「あはは、大丈夫ですよ。今まで胃はしてても、腸内視鏡はしていないでしょう?いい機会です。検査しましょーーーーー。」

「はい。では2階の炬燵のお部屋で休んでいて下さい。」

へ?炬燵?・・・・今日は確かに肌寒いけど・・・炬燵の部屋????

ロッジのような木の階段を上がると、そこは病院というよりはペンションのようでした。
案内された部屋には、スポーツクラブのような認証ロックのロッカーがあり、病院服に着替えます。
部屋には3つ、リラグゼーションチェアがあります。

炬燵の上には、「胃と腸内視鏡をされる方へ・・・」という説明文が置かれています。

9時半すぎに最初の胃カメラに呼ばれました。
説明書によると胃カメラの最後にカメラから下剤1.5リットルを流し込むとのこと。

下剤を入れるので下着が汚れないようにするための、おむつのような大きめのパッドを装着。準備万端!

私は胃カメラは麻酔でお願いしました。
看護婦さんがスプーンに入れて来てくれたもの。
黄色いレモンシャーベットのようなもの。
喉の感覚を麻痺させる薬ですが、凍らせてありますので融けたら飲み込んで下さい。

「ひやぁ~美味しい!」
ゴックン。アイスみたい。なんて細かい配慮なの。
少し喉や口の中が変な感じになってきた・・・・
・・・この後、意識なし・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・○○さん・・・・・・・

フラフラしながら看護婦さんに抱えられて、炬燵の部屋に戻ると数分後からお腹がグルグル、ニュグニュグ。
アチャー!!!ピーーーー!!!ピーーーーー!!

トイレには便の色の過程が写真で紹介されていて、4段階目になったら看護婦さんを呼んでチェックしてもらうように・・と書かれていました。

炬燵の部屋には、水入れにレモンジュースのような黄色の下剤。
氷もあります。
好きなカップに氷を入れて下剤を残り500リットル飲まねばいけません。

時間をおいて、3人のおばさんが同室となりました。

人間って個人差がありますね。
同じ検査を受ける人4人が集まって、同じように下剤を飲んでいるのに、反応は様々です。
一人だけ、まったく下痢をもよおさない人がいます。
私達はもう・・・・ピーピーです。

朝9時半には胃カメラは終わり、腸内視鏡に呼ばれたのは午後2時半でした。

下着も脱いで、不織布でできた尻割れパンツを穿いてベッドに横たわる。

麻酔で・・・・ってお願いしたのに・・・・

「さぁ、○○さん、始めましょうかね~」
「潤滑油のゼリー塗りますね。」

ゼリーさんのこと、思いだしたよ。

え?麻酔は今から?って思っていたら、何やらズブリ!
まな板の上の鯉状態の私です。

「○○さん、モニターの画面見て下さいね。」
観念したというより、モニターに映る自分の腸の内部の映像に釘付けになりました。

途中、何度か、ウッ!とうめく場面アリ。

「○○さん。大丈夫ですよ。ポリープも腫瘍もありません。奇麗な腸でしたね。でも、かなり、過敏すぎる動きをするようなので、それが原因でいろいろな症状が出るようですね。本当に、すごく過敏ですね。過敏すぎるかもしれません。いいお薬を出しておきましょう。お疲れ様でした。」

「麻酔無しで出来ましたね。出来ればこの方がお話ししながら出来るのでいいんですよ。」

「はい。先生ありがとうございました。」

検査は楽ではありませんが、しかるべき病院ですれば、安心して受けることができます。
これから毎年、腸の内視鏡検査をうけようかなと思うくらいです。

昨日の夜。
とっても美味しい晩御飯を食べることができました。
そして、母の日の今日、ヒレカツを食べて満足!

母のこと以外で、ストレスの溜まることが多い今日この頃です。
体は大丈夫!と分ったので、私は自分の新しい道への出発に向けて進みます。

皆さん。ありがとうございました。
そして、検査を躊躇している方がおられたら、どうか、検査を受けて下さい。

私は、生まれ変わったようにスッキリとして、新しい1歩を踏み出せそうです。



やっぱメタボか?

2008年05月06日 22時32分42秒 | モミジ写真館

連休中、モミジは私のベッドを占領していた。
この写真の時は隅っこで大人しくしていたが、ほとんどは真ん中で寝ている。

んん~
やっぱりメタボに見えます?
飼い主そっくりだ!と帰省で帰った兄に言われたことがある。
いいじゃん。ねぇ。

うん。
でも、モミジも私も確実にダイエット中。
効果は現われています。
急激に・・・というのは健康的にも良くないし・・・
というより、私は、胃も痛いし腹痛、下痢に悩まされていて、食べられない状態が続いているので、どんどん痩せてきています。
さすがにちょっと心配です。
いつもの下痢じゃないような気がしてます。
胃カメラと腸内視鏡をしなければいけないかなぁと考え中です。


上の写真をモミジの顔側から撮ると、こんな格好。
モフモフの手を食べちゃいたいほどです。

さて、私の体調の悪さはさておき、母は少し安定してきました。
腰のMRIの結果は、すでに1つの骨(2番目)が圧迫骨折でつぶれて固まっていました。(いつなったんだろう・・・我慢してたんだな)
今回の痛みは別の骨。先生が言うには5番目だそうだ。
時間がかかるが、2番目のように固まるまで、腰ベルトで固定していなければいけません。
骨粗鬆症がひどく、ちょっとした動作で他の骨もつぶれちゃうそうですので、これ以上沢山の骨がつぶれちゃうと、当然、起き上がれず寝たきりになる・・・・とのこと。
今後、生活の中での動作には注意と制限が必要です。
おまけに左足首の隠れリュウマチも進行中!!
母自身が痛みを感じていないのが不思議だと先生が言います。

私が恐れているのは、ある日、突然、リュマチの痛みが母を襲うのではないか・・・ということです。

連休中に兄が来てくれたので、いろいろと相談しました。
来るべき「その日」のために、まずトイレから改修を始めよう・・・
冬までに寝室を含め、暖房や家具の配置を変更しよう・・・
などなど。

ジージの介護から開放された母には、兄達の住む街へ旅行に出かけてもらおう!と思っていた。
なのに、昨年10月、右膝の人工関節手術。
今年に入って、今、腰の圧迫骨折&リュウマチ。
これでは旅行どころではない。

母自身も、こんなに早く自分の体が壊れてくるとは思っていなかったんだ。
この間、母と話していた時にポツリとつぶやいた。

今、私が病気になるわけには行かない。
会社を休んででも、胃と腸の検査に行かなきゃかなぁ・・・
ってブログに書けば、皆にせかされて、重たい腰を上げるかもしれない。
どうも、検査が腸の内視鏡・・・なんで行きたくないって感じです。

私に 渇! を入れて下さ~い。