「サンバイザー兄弟」見てきました

大パルコ人3 ステキロックオペラ「サンバイザー兄弟」 サンシャイン劇場 2016.11.30 19:00～

クドカンの大パルコ人シリーズ。
前作の「高校中パニック！小激突！！」も見たし。その前のはWOWOWで見た。
めっちゃ面白かったんで、今回も楽しみに～

面白かったんだけど～
あまりに期待値が高かったから、まあ普通！といった感想になってしまった。


会場に入ると、席に何やら・・・置いてあり、これを組み立てるとサンバイザーになるようになってました。
けっこうみんなサンバイザーをかぶって待機してたので、私も・・・
っていうか、ずーっと終わるまでサンバイザーしてました(笑い)

今回は怒髪天のボーカル、増子さんが初舞台。
怒髪天は名前は聞いたことあるんだけど、どんなバンドかは知らないし、曲も知らない状態(汗)
今回のこの舞台を見て、増子さんが、めっちゃ歌うまくて(当たり前か）パワフルなことはよくわかりました。

話の内容は・・・
瑛太くんと増子さんがヤクザの兄弟。彼らの親分は1億もの借金を抱えてて、それを返していかなくてはいけない。
さらに、組も立て直していかなくてはならない。そこで二人は、バンドを組んで、紅白に出場しようとするのだ。
増子さん演じる兄には、娘がいる。その娘を兄の収監中、弟の瑛太くんが面倒見ている。
この娘は、親分の妻と不倫してできた子、この妻は仏門に入ったり、東京都知事選に立候補して知事になったりと
またぶっ飛んだ生き方をしている。

最終的には兄は紅白に出場し、弟は収監された状態で見ている・・・で終わり。

話の筋的には、ぶっ飛んでるし、何だかわかんない感じではあるんだけど、
もうロックなんですよ。みんなガンガン歌うんです。

さらに、客席をキャストがいじるいじる・・・
配られたサンバイザーをまわすし・・・（新感線の成志さんを思い出すけど）
もともとクドカンさんたち、大人計画の面々は「グループ魂」っていうバンドやってますからね。
演奏もお手のものですよね。
客席も舞台も、みんなだんだんノリノリで壊れていったような気がしました。

が、ワタシ的には、「高校中パニック」を越えられなかった気が。


キャストの感想ですが、
瑛太くん・・・がんばってたね～
たぶん、客席いじりとかあんまり得意でない気がするんだけど。。。でも一生懸命やってる感じが出てました。
歌は思ったよりうまかった。

それから、増子さんはロックだった。ヤクザがなじんでました(笑い)

娘のヌメリ役の清野菜名ちゃん。よかったですね～何回か舞台でみてますけど、アホの役が似合ってた（ごめんなさい）
でも、かわいいんだよね～

あと、りょうさんは演歌を歌うのが姉御で最高でした。そうそう、キーボードも弾いてましたね。
いろんなコスプレ(笑い）してましたね。かっこよかった。

皆川さんは相変わらず。あのラウンドガールはダメでしょ。っていうか、裸になりたがるよね～
で、何役も。。。。もう出落ち状態なのに、毎回笑える。

三宅さんはドラムたたいてるときと、演技してるときのふり幅が大きすぎ(笑い）

それから、クドカン。女装やめましょう。
自分で脚本書いてるのに、毎回、皆川さんの暴走に笑ってしまうっていう。。。
おもしろいな～

てな感じで、演じてる方も見てる方も終始、笑いっぱなしの芝居でした。