もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

OOPARTS Vol.4「天国への階段」 見てきました

2017-08-06 17:24:01 | お芝居
TAKAYUKI SUZUI PROJECT OOPARTS Vol.4「天国への階段」 サンシャイン劇場 2017.07.20 19:00~

この日は急に、「魔都夜曲」のマチネを入れたので(アフタートークが直人だったからね)、
マチソワはしごとなってしまいました。
OOPARTSもVol.4ですか。私はVol.2から見てきてます。
毎回、一番気になるのは舞台装置(笑い)
今回も、あちこちに穴があるような階段状の面白いセットでした。

そして題材は、特殊清掃員。
特殊清掃員って何?ってことですが・・・
近年、孤独死をする方が増えていて、そんな孤独死の現場を清掃し遺品を探すのが特殊清掃員だそうです。
死後かなりの時間がたっていたりすると、遺体はないものの、それ以外はそのままなので、凄惨たる現場で・・・

この話も、孤独死した男性のアパートを清掃する特殊清掃員たちと、それを取材するテレビクルーを
題材にしたもの・・・

最初にテレビクルーが会場に現れ・・・
そして、特殊清掃員も現れ、一緒に現場に入っていく。
現場は惨憺たる有様。テレビクルーは仕事の様子を撮影したり、
個人個人にインタビューをしていく。
この清掃員たち、一人一人が濃いキャラクターで、さらにテレビクルーも面白いキャラクター

一人ずつのインタビューから、この清掃員たちは、実は過去につながりがあり・・・
そして霊感が強い女性清掃員が、この部屋で孤独死した人の霊と会話をはじめ・・・
まあ、霊といっても、ミスターが出てくるんだけど。
さらに、男子大学生のアルバイト清掃員の過去が明らかになり、彼が小さいときに
父親が失踪し・・・その父親がこの部屋で孤独死した人だったとわかる。

清掃も終わり、取材も終わったテレビクルーに上司から連絡があり・・・
特殊清掃員のチームは現場に向かう途中、車の事故で、全員危篤状態だった。

そして・・・天国で?特殊清掃員と孤独死した男性が出会う・
大学生のアルバイトと父親は再会したということだった



なんというか、孤独死した霊(ミスター)が、みんなを呼び寄せたふうに
思っちゃいますよね~
ポスターでみんなが黒服だったのは、そういうことだったのか~
それにしても、途中、回想シーンや現在のシーンが交錯するので、、、わかりにくくなって
ちょっと眠気が・・・さすがにマチソワのソワレだったしね。

ただ、いろんな伏線が最後には回収されたのはよかった。
結局、みんな天国に行っちゃってるってのは悲しくもあったけど。

でも、その人のことを知ってる人がいなくなったら、その人が本当に死んだときと
言えるってのは、何かわかる気がしました。
誰かが思い出すってことは、その人の魂を呼び起こすってことかななんて思って。
誰も思い出してくれなくなったら・・・魂も完全に別世界へ行くのかな~
なんか、深いね。

階段状のセットのところにたくさんゴミ袋とかが最初はあったんだけど、
特別清掃員が清掃するたびに、どんどんきれいになっていくさまが
なんだか感動でした。
あとね、あの穴も笑っちゃうよね。みんな落ちるし。毎回ホント、セットが面白い



キャストの感想
席が後ろの方だったから、誰が誰かわからなかったのもあるんだけど・・・

ヨーロッパ企画の永野さん
永野さんは永野さんだった・・・(笑い)
あーいう役はぴったり。


キャラメルボックスの畑中さん
お酒好きの主任。
とぼけた感じがよかったです。


藤村さん
本業を役者さんにしてもいいんじゃないの?てくらい、もう役者でした
テレビクルーに「笑ってるだけがテレビのディレクターじゃないぞ」とか言うのは
会場爆笑でしたね。

カテコでの物販の寸劇もよかったよ~

そしてミスター
かっこいいよね。ほんとに。
場をしっかり持っていくのがさすがだなって思いました。


また、シリーズの次回作も楽しみです・・・毎年やってくれるのかなあ~
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