高山清洲・世界平和 人類みんな兄弟

世界平和に導く為の語録

多くの放射能汚染食品が、家庭の食卓に上っています!

2013-11-01 02:35:08 | 

原子力安全委員会の推計

 

国民だましの原子力安全委員会の推計によりますと、福島第一原発の事故で、大気中に放出されたヨウ素131や、セシウム137は、

 

63万テラベクレル(テラは1兆)

 

にもなりますので、関東の土壌の汚染や、地域住民の健康被害は深刻なのです!

 

 汚染水の流出も続いている現在、少なくとも、2号機周辺からは、

 

4700テラベクレル

 

もの汚染水が漏れ出たほか、東京電力が意図的に放出した比較的低濃度の汚染水は、何と驚くなかれ

 

1500億ベクレル

 

という法外な数字なのです!

 

 1970年代に、起きました世界最悪の海洋汚染と、いわれています英国のセラフィールドの核燃料再処理工場での汚染水放出でさえも、75年のピーク時で、年間5230テラベクレルでした!

 

しかし、福島第一原発事故では、これに近い濃度の汚染水が、わずか1カ月の間に放出されてしまいました!

 

 異常事態なのです!

 

因果関係こそ証明されてはいませんが、セラフィールドでは、80年代になって、工場の敷地から3キロも離れた村の子どもの白血病発症率が、英国平均の10倍に増えていたという報告があります!

 

 ゆえに、日本で数年後に同じ事態が起こらないということは、今や誰にもいえないでしょう!

 

食品の検査の実態は、底の抜けた大ザルです!

 

 文部科学省が、公表した予測データによれば、

 

セシウム134

セシウム137

 

に汚染された水は拡散して希釈されながら、徐々に東の海域へと広がってきているとのことです。

 

また文科省の調査では、海底の土からも最高で通常の数百倍に当たる濃度の放射性物質が検出されています!

 

 汚染が広がるなか、厚生労働省は、原子力安全委員会の指標をもとに農作物への放射能汚染の「暫定基準値」を設定し、基準値を超える食品がないか調べるよう都道府県に通知しましたが、全てが国民を欺くいい加減ま内容と成っています!

 

 基準値は、1キロ当たりの放射性ヨウ素の許容量を

 

水や牛乳・乳製品は300ベクレル(乳児は100ベクレル)、

根菜やイモ類を除く野菜類を2千ベクレル、

 

放射性セシウムについては、

 

水や乳製品は200ベクレル、

野菜、穀類や肉、魚、卵などは500ベクレル。

 

とし、これ以下ならば、汚染された食品を食べ続けても、健康への影響はないなどと詭弁を使っています!

 

 全て、嘘です!

 

 原子力災害対策特別措置法に基づき、基準値を超えた食品は政府が出荷を制限することになっていますので、これまで申し訳程度に福島県をはじめ茨城、栃木など近隣県の一部地域でとれた

 

コウナゴやタケノコ、コゴミ、ホウレンソウ

 

などを出荷停止にしいいますが、これは表向きであり、これらの食品は産地を変更して市場に出回っています!

 

そうなんです!

 

ほとんどの農作物が、検査を受けずに市場に出回っています!

 

まるで「底の抜けた大ザル」なのです!

 

 厚労省が、検査への使用を薦めている「ゲルマニウム半導体核種分析装置」は冷戦時代、核の脅威に備え、当時の科学技術庁が各都道府県に購入を指導したといういわくつきの代物であり、とても現在の需要に追いつく台数もありませんし、性能も不透明なのです!

 

 税金泥棒のすることは、このようにいい加減なものばかりなのです!

 

 魚介類の放射能検査の中心的存在であります「水産総合研究センター」(横浜市)では、事故後、自治体や漁協から検査依頼が殺到しており、慌てふためいています!

 

 10キロ程度の魚(カツオなら3匹、イワシなら50~100匹程度)の頭と内臓、骨を除去してミンチ状にし、筒状のタッパーにすき間なく詰めて、測定していますが、頭と内臓、骨にこそ放射能は浸透していますので余り意味はありません!

 

 同センターでは、分析装置を6台保有しており、約10人の専門家スタッフがフル稼働で検査にあたっていますが、前処理を含め、一つの検査に3~4時間かかるため、1日に4検査が限度だといいます!

 

その上に、魚は足が速いため、検査結果が出る前に、同じ場所でとれた他の魚は消費市場に流れてしまい多くの家庭の食卓に上って食べられており、検査の結果が出た時には、既に胃袋の中なのですから・・・・・!

 

 これが、実態ですから恐ろしい限りです!

 

 分析装置を2台所有する埼玉県の担当者も、ホウレンソウなどの数種類を週に1度、検査するので手いっぱいであり、全てを検査することなど不可能だとだと嘆いています!

 

また行政は、水道水の検査を優先しているので、農産物は民間検査機関に依頼しているのが現状のようですが、優先している水道水の検査結果を改ざん隠蔽しているのですから、お話に成りません!

 

現在は、民間機関もすでにキャパをオーバーしており、これ以上の品目や検体数を増やすことはできませんので、国民は安心して食品を摂取することはできません!

 

スーパーなどで、放射能汚染食品を仕入れて摂取するしかないのです!

 

農家の人たちは、大気中の線量しか測ることのできないガイガーカウンターを使って検査をしていますので、正確な放射能測定をすることはできません!

 

また農家の方たちの検査のやり方や、品目に決まりがあるわけではなく、どんな機械を使うかも本人次第なのですから、お話しには成りません!

 

精度不明な検査が横行し、安全宣言が乱発されています!

 

 

 

国の暫定基準値なんてのは、アテにしてはいけません!

 

 厚労省が定めた「暫定基準値」そのものが問題なのです!

 

たとえば、セシウムの基準値で上限とされています

 

500ベクレル

 

という数字は、野菜などを1年間摂取し続けても、セシウムの総被曝線量が5ミリシーベルトを超えないという根拠に基づいて算出されているのです。

 

しかし、一般人の年間被曝量の上限は1ミリシーベルトなのです!

 

なぜ突然『5倍浴びても大丈夫』だと言えるのでしょうか!

 

 汚染された水や食べ物を口から摂取する「内部被曝」は、体外から放射線を浴びる「外部被曝」とは危険性がまったく異なります!

 

外部被曝であれば、放射線源から遠ざかったり、遮蔽したりすることで防御することもできますが、放射能物質が体内に入ってしまえば、24時間、放射線を浴び続けることになるのですから、厄介なのです!

 

つまり、外部被曝は避けることが出来ますが、内部被曝は避けようがありません!

 

内部被曝の恐ろしさは、1千万分の1グラムのヨウ素131が体内に8日間とどまっていた場合、1シーベルト被曝した計算に成ります!

 

 1シーベルトといえば、一般人の年間被曝上限である1ミリシーベルトの1千倍なのですぞ!

 

これを全身に浴びれば、遺伝子の自己修復が間に合わなくなり死亡者が出てしまうほどの線量なのです!

 

「基準内であれば食べてもいい!」というのは全くの詭弁(きべん)であり、国家による国民騙しなのですぞ!

 

少量であっても放射線が、遺伝子を傷つけてしまいます!

 

 とりあえず今後、私たちはどうしたらよいのか!

 

 まずは、汚染された土壌の入れ替えを早急に行い住民の生活および生産の場から放射能を取り除くことです!

 

 だが問題は、政府が放射能汚染の実態すら把握できていないことです!

 

 セシウム137の半減期は30年!

 

 女子や、子供、孫の代まで放射能と向き合っていかなければならないのですから、国民が一致団結して困難に立ち向かうことが解決への第一歩なのですが、なんだか無気力人間ばかりで、やってられませんよ!

 

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