akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

赤れんが図書館講演

2008-11-16 | 活弁
北区立中央図書館で、【女性活弁士が語る無声映画の楽しさ】と題し活弁上演とお話をさせていただきました。北区の図書館70周年と今年6月の中央図書館の開館を記念した4回連続講座「ことばは人を繋ぐ」の一回目。北区立中央図書館、通称赤れんが図書館は、赤れんがの古くからの建物を活かして全面改装された美しくて機能的な図書館です。

北区子ども弁士教室の子どもたちには『一寸法師』をリレー活弁してもらい、私は『大学は出たけれど』と『チャップリンの消防夫』を語らせていただきました。
子ども弁士教室は毎週のようにあるわけですが、こうした機会が与えられると子どもたちも張り切ります。みんな一度3月の発表公演で語った『一寸法師』ではありますが、台本もさらに工夫され、声も出るようになって、緊張しつつも達成感を味わっていました。

徳川夢声さんは、弁士は受け身の要素の強い仕事だと言っていたそうです。活弁は作品ありき。工夫し遊びを加えることで作品世界が豊かになるのはいいでしょうが、自分の一方的な思い込みで作品を歪曲してしまっては申し訳ない。言葉を駆使して伝える前に、それぞれの登場人物をよく観察し作品の声に耳を傾け需要する柔軟な土壌が大切で、それは対人間でも同じと言っていた徳川夢声さんは、それゆえに後年最高のインタビュアーとして活躍したと言われています。全然足元にも及びませんが、少しでも近づいていけたらと思います。

図書館には、映画作品の台本を作る際、原作や資料を探したりでお世話になっています。古本屋にも売っていない戯曲や小説は図書館で見つけるとほっとします。活弁をするようになってから読んだ本がたくさんあり、そのことにも感謝です。どこまで行っても学びだなあと痛感。私の活弁公演も、知的好奇心を刺激し新たな世界を知る入口になってくれたら嬉しいなあと思います。
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