akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

鳥海中学校&うらら公演

2006-12-14 | 活弁
11日(月)、酒田市立鳥海中学校で活弁公演をさせていただきました。
3年前にも公演をさせていただいたのですが、その時に観た生徒は全員卒業しましたし、またぜひにということで同窓会事業としてお招きいただきました。
地域全戸にお知らせを配付して下さったことで、御父兄や地域の方々の参加もあり、機会を活かして下さったことに感謝しております。
小津監督の『生れてはみたけれど』を、今の生徒さんたちはどのように感じ、何を考えたか、非常に興味があります。

昔だっていじめはありました。家庭の貧富の差もありました。でもここに描かれる子どもたちは喧嘩や対立をしながらも、皆のびのびしていて根はとても素直、愛すべき個性ばかりです。
「嫌なヤツを負かしたい」「上に立ちたい」と思うのは、子ども心に当然ですが、大人になるにしたがって単純にお山の大将ではいられなくなります。社会的な序列、階級に自分の小ささや限界を感じ、迎合して生きることを身につけていく。

この作品には、不可能や序列のない、簡単に上下関係が入れ替わる子どもの世界と、会社や社会の序列の中で生きざるを得ない大人の世界がユーモアをもって描かれています。思ったことをすぐに態度にし、思い通りにならなければイヤなのが子ども。保身のため、出世のために自分のしたくないこともできるようになるのが大人。簡単には変えられない階級意識や序列の中で、生き抜いていかなければならない。でも、そうやって大事なものを守っているお父さんの偉さと辛さを、子どもたちは少しずつ受け入れていくのです。

現在は、もしかしたら、当時とは子どもと大人の世界観がある意味逆になっているかもしれません。いじめに苦しんでいる子どもたちの方が、大人よりもずっと「この先も変わる事のない序列」や「卑小な自分の存在」を感じていて、逆に大人になったら、自分の努力や選択しだいで、何にでもなれ、どの会社にも行け、若くても地位を得ることが可能なんだと感じるかも。

「生徒たちも先生たちもいろいろと感じることがあったでしょう。本当によかった」と校長先生にお言葉をいただき、様々なお話をして今回の学校公演を終えました。
同窓会の皆様にも心から感謝申し上げます。

その後、近くの介護老人保健施設「うらら」へ。隣接する高齢者向けアパートの方々や、地域のおじいちゃんおばあちゃんが集まって、『子宝騒動』を御覧下さいました。
私の祖母もずいぶんお世話になった「うらら」。
まだ行がせでもらうさげの、まずみんなだ、からだこわさねように、元気での。へばの。

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