akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

キッチンから考える水の循環

2008-06-26 | 活弁
「キッチンから考える水の循環」セミナーで、講師としてお招きいただきました。

織田調理師専門学校で、主婦とみられる女性の方々を中心に「水と生活」という視点でエコを考える楽しいイベントとなりました。

最初のプログラムが私の活弁とトーク。「子宝騒動」昭和10年の蒲田の風景や生活を懐かしくご覧いただきました。貧乏人の子沢山、お金が底を尽きて水道の水が止められても井戸水がある…。ガスが止まれば七厘で、電気が止まればろうそくで。よく「戦前の生活水準になったら、環境問題、温暖化問題は解決する」なんて話を耳にしますが、おしめにしても着物にしても、無駄に捨てることなく最後まで使う当時の生活に学べるところはたくさんあるはずです。

2つめのプログラムは、NPO 鶴見川ネットワーキング小林範和事務局長による講演「私たちのくらしと河川環境」。
私たちは普段、行政上の区切られた区画で生活しています。○○市、東京都○○区等。しかし、河川に関しては下流の市や町がいくら対策をたて条例を作って綺麗にしようとしても上流中流の町が汚水対策なしではなかなか進みません。一昔前は工場からの廃水などが汚染の大きな原因でしたが、今は規制が非常に厳しいため工業用排水による汚染はほとんどありません。汚染の主な原因は生活排水によるものです。下水道を通って水再生センター(旧下水処理場)に流れ込むもの以外、川に流れ込む道路のゴミや粉じんを含んだ雨水や、外付けの洗濯排水など。
現在は雨水も下水道を通って水再生センターへ行くようになってきていますが、街のゴミや落ち葉が側溝に詰まっていたりすると雨の日に下水道の汚水があふれる原因にもなります。
私たちは普段、飲む水、使う水には非常に神経を使いますが、捨てる水にはあまり意識がいきません。私たちの使っている水は巡ってまた返ってくるんだと思うと、使い方や流し方が変わってくる気がします。    

最後に、フォーシーズンホテル椿山荘吉田利弘総料理長による「ろうそくのもとで楽しみたい料理」調理実演と試食。いい勉強になりました。「鰤を包んだひよこ豆のコロッケ バジル風味のヨーグルトソース」と「夏野菜とポークロインの煮込み オレガノ風味」。香菜をたっぷり使ったオシャレな2品。うちでも挑戦してみたいと思います。   

深夜、幹線道路の歩道でリュックをしょった女性が一生懸命ゴミ拾いをしていました。ふと足元に目をやると、たくさんのゴミが無造作に植木の根元などに捨てられていました。
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