akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

鳴子温泉ごてんゆ映画祭  夜本番

2006-10-15 | 活弁
夕方6時。日が暮れ、大沼山荘にも灯りがともり、御近所の方々が集まってくる。
テレビカメラや新聞記者さんたちも入り、仙台からは今年東北大に転勤した高校の同級生が来てくれた。

夜7時、映画スタート。『のらくろ二等兵』『子宝騒動』『鞍馬天狗』の3本立て。
のらくろなどや鞍馬天狗は昔本などで親しんだのではと思われるような方々もいらして下さり、畳に座っておじいちゃんから子どもまで、なかなかいい雰囲気の上映会でした。

昭和3年、嵐カンがまだ25才の頃の『鞍馬天狗』。長い殺陣のシーンはとても軽やかで、ある女性のお客さまが「まるでダンスを踊っているかのよう」と感激していらっしゃいました。「最初からどんどん引込まれて、どうなるのかしらとドキドキハラハラ。『鞍馬天狗』がこんなに面白いと思いませんでした」

原作は少年倶楽部に連載された大佛次郎の少年小説。少年たちに語りかけるような口調で書かれており、けっこうこの小説は面白いです。なにより、切ったはったのチャンバラものというよりも、近藤勇との闘いも腕の立つ者どおし相手に一目置いたフェアプレーの精神がいいし、少年の目に勤王の志士鞍馬天狗が非常に魅力的な人間として描かれています。
小説の中で、大佛次郎が鞍馬天狗の言葉を借りて少年たちに伝えようとしたことを、いくつか語りに盛り込みました。

打ち上げ、またも…遅くまで飲みました。皆さん歩いて帰れる距離ということもあり、何時になってもいっこう気になさらず。
湯治場を盛り上げて行こうという若い方々のパワーにとても勇気づけられました。なんといっても、この東鳴子温泉は、旅館組合と商店組合と街の人々の協力体制がいい。
半年に渡った東鳴子のアートフェスティバル。月に一度のイベントに、東京や福島からも何度も足を運ぶ方がいらっしゃるのも頷ける街でした。居やすい街でなければ、湯治は無理です。何日間か何ヶ月をそこで過ごす(暮らす)のですから。
街の雰囲気は、街の人から。笑顔からと仰っていました。これからも、東鳴子温泉が多くの方にとって「帰ってきた」と思えるような場所になることを願っています。私もまた行きたい!

とにかく、東鳴子の映画祭も温泉も、鳴子峡も、とても素敵でした。感謝です。
旅館大沼の大沼さん、明正館の菅原さん、まるみや旅館の菊池さん、いさぜん旅館の砂金さん、旅館なんぶ屋の岩渕さん、氏家鯉店の氏家さん、勘七湯の高橋さん、初音旅館の田中さん、食堂千両の佐々木さん、皆さんありがとうございました。
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10/15 宮城県東鳴子温泉へ

2006-10-15 | 活弁
10/15(日)GOTEN GOTEN 宮城県鳴子温泉ごてんゆ映画祭に出演させていただきました。
東鳴子、現在の鳴子御殿湯駅を降りて、小さな湯治場はしかし、昭和の匂いのあふれた心休まる温泉場でした。http://naruko.gozaru.jp/2006-gotenyu-eiga.html
会場は旅館大沼山荘「母里乃館」。
ちょっと急な坂を上って山の方へ入っていくのですが、勘七湯の御主人が「トリカブトや毒蛇もその辺にけっこうあるんですよね~」などと笑いながら車で送ってくださいました。
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