木浦すみつけ祭り

大分県宇目町大字木浦鉱山。
鉱業は中止され、本祭も休眠状態となっています。

タンツボ

2016年05月12日 | 記録
宇目の水田に関する今後の在り方、みたいな話し合いに参加しました。
一番イラつくのが、そんな会議を主催する役所の人間のほとんどが農業経験がないままに議論を重ねることです。

農業者の苦労も知らないまま、祖先から農地を受け継いだ経験もないまま、農地保全の議論を語ろうとします。
なので、総論はある程度理解できますが、各論になった時には発言するのもめんどくさくなることがあります。

木浦にはじいちゃんが開拓した田んぼが2.3反あります。
辛うじて父の目が黒いので、今のところは何とか耕作しています。
じいちゃんが戦後の食糧調達困難期に開墾した、わずかながらの田んぼです。

しかし数年後、父がいなくなったら、この田んぼどうしましょ?
私はじいちゃんが開墾してくれた田んぼを荒らさないために、悪あがきをしながら耕作し続けるとおもいます。

でも農林水産省は、金をチラつかせるような新たな農地保全政策を手のひらを返しながら加算重ね繰り返しています
我が国にとってコメが余っている状況の中で、今更農地を守る必要なんて理解できません。
農地が農地であり続けることの必要性は、今更見当たりません。
必要のない農地を太陽光発電地用地にした方が、よほど意義があると思います。

様々な悪法が残っていますが、農地法も最たる一つです。

農林水産省は、かなり信用できない省庁の一つです。

最新の画像もっと見る