木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

987 東海道 亀山宿 (5) 布気町

2013-09-01 08:00:00 | 名所旧跡

真夏の”後期野次喜多東海道道中記”の亀山宿も今回で5回目、最後になります。 ここら辺りに来ると、暑さに疲労が重なって来て、ペースが落ちては来ましたがどうにか、今日の最終目的地まで達する事が出来ました。 これも友の協力があって初めてできたものと感謝しつつ進めました。  桑名宿の最初から数えて本編は第26編となりました。

いつも同じですが、地図の赤い線は旧東海道で、右が四日市、江戸方面、左が鈴鹿峠、京都方面です。また、丸付き数字は尋ねた旧跡の所在地を示すと共に、各記事の番号になってます。 なお、⑩は記事がありません。      取材日:2013.08.05(月)

 

① 「常夜燈」

付近に川も無く、大きな道でもありませんので、何処からか持って来たものと思われるますが、年代を感じさせる常夜燈でした。 亀山市指定史跡。 珍しい事に「さざれ石}が使われています。

 

 

② 「善性寺」   真宗高田派

山門は「マキ」の木で作った、H型の門です。 「マキ」の木がここまで大きく成るだけでも、かなりの年数が必要だと思いますが、それをこんな形に剪定し仕上げるには、2~3代に渡らねばならないと思います。 立派な門でした。 

 

③ 「毘沙門天」

ここも植え木による門でした。

 

④ 「布気皇舘太神社」  延喜式に載る古社。

鈴鹿川北岸の河岸段丘の上に鎮座する。
古く野村布気林(野村の西北部・野尻村との境)にあつたが、文明年間の兵乱によつて衰退し、のち、現社地の皇館の森に移つたと伝えている。
中世には、神戸郷の神領を管した在地の豪族板淵氏(同村の西北に居住)が当社の祭祀を経営していた。
文永元年(1264)に関実忠が地頭職として亀山に移住し、亀山城の氏神とした。
享保8年(1723)に吉田家より皇館大神宮の神号を受けた。

 神社の向い側には東海道随一と称された「立場茶屋能古」があったそうです。 

 

⑤ 「昼寝観音」  落針観音堂

途中に昼寝していて、三十三観音霊場に入れて貰えなかった観音さんらしい。 なんとのんきな観音さんですが、どんな御利益があるのでしょうか?。

 

⑥ 「常夜燈」、「道標」

常夜燈はかろうじて見るとおもいますが、道標は電柱の陰に隠れています。 道標は大正四年建立で「大正記念道」とあり。

 

⑦ 「清福寺」    真宗高田派

 

⑧ 「常夜燈」

安政六年(1859)の建立とあり。

 

⑨ 「太岡寺畷」  (たいこうじなわて)

鈴鹿川の北堤、約18丁(約2km)に及ぶ東海道一の長縄手です。江戸時代は、松並木でしたが、明冶になって枯松の跡へ桜を植えましたが、その桜もほとんど枯れ、近年再び桜の木を植樹し、桜の名所となっています。

芭蕉七部集「ひさご」の中に風の厳しい畷の様子を「からっ風の太岡寺畷手ふき通し連れもちからもみな座頭なり」と詠まれています。

また、「源氏物語」賢木巻に、この辺リの鈴鹿川の情景と歴史的背景を題材とした和歌が詠まれています。「振り捨てて今日は行くとも鈴鹿川 八十瀬の波に袖はぬれじや」「鈴鹿川八十瀬の波にぬれぬれず 伊勢までたれか思ひおこせむ」  この2首は、光源氏と六条御息所の悲恋の歌です。 二人の永訣の契機となった六条御息所の娘が斎王として伊勢に向かわれる際に詠まれたものです。

 また、別の資料によると、里謡に「わしが思いは太岡寺 他にき(木・気)はない まつ(松・待つ)ばかり」と謡われたとありました。 松が一本も残ってないのは、大変残念な思いでした。

 

2kmに及ぶと言う「太岡寺畷」の途中、亀山ICから分岐した伊勢湾岸道と東名阪道が横切るが、そのガード下には、県下の6宿についての、歌川広重の東海道五十三次の絵が描かれている。 写真右が四日市名古屋方面、左は伊勢、大阪方面です。

 

 

これにて亀山宿はおしまいとし、次は「関宿」、その次は「坂下宿」で三重県内は終了になります。

ここまでの旧東海道の通過距離は、亀山宿の始点(関西本線井田川駅の手前)から約8.9kmありましたので、桑名宿の始点(七里の渡し)からは約40km来たことになります。 鈴鹿峠までの三重県内の東海道は45kmと言いますから、残り少なくなりましたが、まだ「関宿」、「坂下宿」と二つあり、距離は5km程と言うことになります。

また、この「太岡寺畷」あたりの標高は66m前後でした。 亀山は台地の上にありますので、少し登り降りはありましたが、とどのつまりは殆ど上ってないことが解りました。 旧東海道の県境は377mくらいあるそうですから、ここから5kmとすると、平均ではありますが、勾配は6.2%となりますから、 これより先は坂が次第に急になってきそうです。 

 

 

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