もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
年間100本の劇場鑑賞、音声ガイドもやってました。そんな話題をきままに書きます。ネタバレもありますのでご注意を。
 



タイトル:ノロイ/邦画(PG-12)
ジャンル:ホラー?/2005年/115分
映画館:MOVIX京都10(422席)
鑑賞日時:2005年9月10日(土),19:40~ 10人
私の満足度:60% 
オススメ度:10% 

NANAにしようか、チョコにしようか悩んだ末、本日上映最終日と
いうことと、携帯サイトで「まじ怖い」という感想があったので
みてしまいました。同じく携帯サイトで「手ブレが激しい」との
情報を得ていたので後ろめの席を取って会場入り。1日1回上映
のMOVIX京都で一番広い422席のスクリーンだったので、それなり
に入っているのかと思ったら、たったの10人。こりゃノロイだ。
人数が少ないためか逆にお客の話声が聞こえたり、後方に座った
のにカメラ酔いしたりしで、あまり後味はよくなかったのですが
終了後かなりショックを受けた感じの方もおられたようでした。

なかなか感想をいいにくい映画なのですが、この映画をホラー
として楽しむには、ヤフーの以下の解説を読んで何も考えずに
映画をみることでしょうか?

解説: (ヤフー)
“ジャパニーズ・ホラー”の第一人者である一瀬隆重プロデューサーが、
新たな恐怖の扉を開けた衝撃作。実在の人物である小林雅文氏は、
怪奇現象を題材にしたドキュメンタリー「ノロイ」を完成させた。
しかし製作に関わった人々に次々と奇妙な現象が起こり、
小林氏本人も行方不明になってしまったことからお蔵入りと
なっていた。映画化にあたっては団体名や個人名を一切伏せ、
再度収録された映像を使用しているが、某人気お笑いコンビが
登場するなど、生々しい恐怖を体感できる。


これを読んで興味をもった方は、以下を読まずに見に行きましょう。
ここからだんだんとネタバレ入ってきます。

まずジャンルとすればホラーというより「モンド映画」でしょう。
これまた、うまい解説がはてなダイアリーにありました。

モンド映画(はてなダイアリー)
世界中の様々な珍しい風習や気持ち悪い映像をかき集めた、
好奇心だけでみる暇潰しな悪趣味すきる映画のこと。期待して見ると
映像がヤラセだったりしてガッカリすることもあるが、はじめから
何も期待しないでみるとあんがい面白い。
語源はヤコペッティ作品の"Mondo Cane"から。

というわけで、まえふりが長かったですが、ここからネタバレ込の
感想です。正直いいまして、私もだまされてしまいました。もちろん
全部本当とはおもいませんでしたが、せめて小林雅文なる人物は
存在するんだとうぐらいに、さらに最初はこの役者さんがひょっと
して小林雅文本人なのかとも?でも、あまりにもうさんくさい(べつに
そういうの嫌いじゃないんですが)シーンや演技がでてくるので
基本的には嘘なんだなあと、でも全部うそとはわからなかったです。

最初におどろいたのは、アンガールズが男だったこと。これって
この映画はうそですよーっ。という暗示だったのでしょうか?
そんなわけないですね。アンガールズは松本まりかと3人で、
心霊スポットに取材にいくのですが、そのときのカメラにうつった
「謎の人物」これがネットでみる分にはまあごまかせる範囲
かもしれないのですが、大スクリーンでみるとごまかしきれて
ませんでした。なんとしょぼい、はりつけたかのような映像。
これでかなりさめました。

続いて「超能力特番」なぜこの映像まで家庭用ビデオ録画みたいな
画像で、しかも上下がきれているのかわかりませんが、ここで小学生
による超能力実験が行われ矢野加奈という少女が、透視や密閉された
フラスコの中に体毛を発生させるというシーン。これが事実なら
大ニュースでっせ。しかも、この少女。どうみてても美少女すぎ、
しかも最初からカメラ写りの一番よい席にすわっていました。
2chによると、やはり菅野莉央(かんのりお)という映画にも
子役ででているタレントさんとのことです。
http://www.central-g.co.jp/talent/profile/t00010011.html

物語は、怪奇実話作家 小林雅文の取材を中心に進んでいきますが
どこかで見た顔だなあと、それに登場する人物もどこかで見た風、
なので手ブレでとられた映像も、みんなあとから取ったんだと、
つまり失跡前に残したというドキュメンタリー「ノロイ」ビデオは
存在しなかったんだとわかってしまいます。なんだかだまされた気分。
それならもっときれいな映像でみせてよと思いました。
ちなみに小林雅文役はあとから調べると村木仁(むらきじん)という
役者さんでした。(注:映画ではエンドロールもありません)

映画のほうも、調子に乗って?あるいはわるふざけで、どんどん
ありえねーっという展開になっていくのですが、それなりにひきつける
ものはありました。でも、東京の公園で7人が首吊り自殺なんて、
ちょっとやりすぎでは。それに最強の霊能者 堀光男のキャラも
インパクト強すぎで、そんな人が本当にいたら既に話題になっている
ことでしょう。(堀光男が映画で最初にでてくる「怪奇実話ナイト」は
2003.11.26にロフトプラスワンで行われたことになっていて、後述の
小林雅文HPでもロフトプラスワンにリンクがはってあるのですが、
該当日は全く関係のない興行でした。もうすこし丁寧さがほしい
ところです。)

この映画で思い出すのは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」。今は
なき新宿東映バラス3の50席100インチ?ぐらいのスクリーンの
最前列で手ブレ映像をみせられて吐きそうになったことを思い出します。
私は映画としてもおもしろくありませんでした。逆にこの映画が好きな方
なら「ノロイ」も楽しめることでしょう。「ノロイ」は後半に、
森の中をさまようシーンがありますが、これは「ブレア」への
オマージュなのでしょうか?

「ノロイ」はそれなりに衝撃的な映像とともに、深い説明もなく
架空の事実だけつたえて、解釈も観客にゆだねる形で終わってしまします。

パンフを買うと小林雅文の足跡が、小林雅文公式サイトから引用
という形で載っていますが、ノロイ公式HPとおなじデザインというのが
なんとも手を抜きすぎな感あり。

そこでは数々の著作が杉書房から出版されていることになっており
杉書房のHPもありましたが、連絡先のメールも電話番号もなく
(住所も、レンタルポストの住所)
アマゾンで検索すると、本も杉書房も小林雅文もヒットしませんでした。

そしてこの映画もヒットしなかったようです。

でも、いまから何年かたって、ビデオがでていて、この映画のために
つくられたHPがまだ残っていたら局所的にブームになる可能性は
あるのかもしれません。

ではまた。

小林雅文公式サイト
http://koba1964.hp.infoseek.co.jp/

杉書房
http://www.sugishobou.jp/

ノロイ公式HP
http://www.no-ro-i.jp/

2ch【かぐたば】ノロイ【真実?作り話?】
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1119542076/

2chに載っていたレンタルポスト(杉書房の住所と同じ)
http://www.aqua-post.com/

はてなダイアリ
http://d.hatena.ne.jp/

コメント ( 8 ) | Trackback ( 21 )



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コメント
 
 
 
騙されて、なんぼw (たましょく)
2005-09-24 19:31:43
 TBありがとうございますm(_ _)m



 冷静に観てしまうと「五月蠅い映画」になって

しまいそーな感じですよね。堀光男の異常なセリ

フ回しを笑えるか、ビビるか。



 映像的に、ちょっとヤリ過ぎかと。せめて、ド

キュメンタリーと思わせたいのなら、特殊効果を

使った演出は、最低限にするべきだろーと。



 それでも、出演している人間たちの極限まで切

羽詰まった演技はなかなか(特に松本まりか)お

話自体が引きが弱い分、このあたりは重要ですね。



 何も疑わず観たモノ全てを「真実」と受け取れ

る方がいいのかもしれないケド、なかなかそーも

いかないなぁ~といった感想ですw
 
 
 
Unknown (映画三昧)
2005-09-24 20:58:56
はじめまして、TBどうもでした。

やっぱりヒットしなかったんですね。

ネットを使った口コミの話題性だけでは、少し弱かった?

口コミも、マスコミが取り上げるぐらいになると影響力も倍増するんでしょうけどね。
 
 
 
Unknown (もっきぃ)
2005-09-24 21:47:05
たましょくさんへ



松本まりかは、なかなかあってましたね。デビューがNHKの六番目の小夜子で、輪廻にもでるらしいのでホラーは得意分野なのかも?



映画三昧さんへ



ヒットしなかったと勝手に決めしまいましたが、最終日でガラガラだったのと、上映期間が短かったので、そうかなあと。でも上映する側は、結構いけるなあと考えて、また第2弾をだしてくるかもしれませんね。
 
 
 
TBありがとうございます (dara9)
2005-09-26 14:03:56
はじめまして。

TBありがとうございます。

第2段ありそうですよね・・・

次は映画館で観ないかも~・・・です。
 
 
 
dara9さんへ ()
2005-09-26 23:45:58
私も第2弾がでてもいかないことでしょう。

ブレアウィッチのときもそうでした。



ということは、今回私は乗せられたということかな?



ではまた。
 
 
 
Unknown (名無し募集中。。。)
2005-09-29 21:52:10
はじめまして。

トラックバックありがとうございます。

私は怖がりなものでして、未だにノロイは見ておりません。ノロイのメディアミックス的な展開もどうやら大した効果は出てないようですね。



NANAというか宮崎あおいが見たいので劇場に行こうとしましたが、テーマ曲の「七色EVERYDAY」「稲妻TUESDAY」というあまりにダサい歌詞にやられ、観る気をなくしました。もっきぃさんが観て、もし面白いと思われたら感想を書いてくれると思うのでそれを観てからにしようかとも思っています。ずるくてごめんなさい。



それでは。
 
 
 
名無し募集中。。。) さんへ (もっきぃ)
2005-10-02 00:19:59
HPを作っても、大掛かりになればなるほど、すぐにバレてしまうので難しい気がします。



ところでNANA、実は昨日行こうかともおもったのですが、八月のクリスマスとメゾン・ド・ヒミコをきめたので、三本目とも邦画というのもなあとおもって、シン・シティにいきました。いずれも、まあまあかなあ?
 
 
 
遅くなってしまいましたが、 (健太郎)
2005-10-30 01:26:58
遅くなってしまいましたがTBありがとうございました。

すっかり騙されました。

事の真偽は別として、ドキュエンタリータッチの作りが気に入っています。

ただ、軽々しく呪を扱うのはいただけません。
 
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