「がんばれ!わたし。」

本来怠惰な自分が頑張るために。

婿殿から

2008-03-22 08:18:15 | Weblog
 長女の婿殿からお届け物が参りました。
 ありがたや~ありがたや~。

 厚岸産(北海道)
 釜石湾産(岩手県)
 的矢産(三重県)
 袋の内産(広島県)
 門司恒美かき(福岡県)
 九十九島産(長崎県)

産地の違う牡蠣が4個づつ発砲の箱に入ってました。
鮮度が命。さっそく開けました。


身の方に貝殻の欠片がどうしても入ってしまいます。
じゃまくさくて器に移してしまいました。
産地ごとに分けてはみたものの・・・・・。


殻を器にぺろりとは行きませんでしたが殻の代わりにレンゲにのせて頂きました。
ソースは
「すだち」
「カクテルソース」(玉ねぎ・ケチャップ・にんにく・塩こしょう)
「にんにく醤油」(醤油・みりん・にんにく)です。


日曜の夜の贅沢な一時。
味の違いは私達夫婦には分かりませんでした。
「美味しかった。」しか表現できません。
婿殿、ありがとう。ご馳走様でした。

「がんばれ!わたし。」

やっぱり やらかした!

2008-03-20 07:13:18 | うちの年寄り
ちょっと早い日曜日の夕食の用意をしてました。
主人が爺ちゃんになにやら大きな声で吠えてます。
ちょっと気になり手を止めて現場へ。
あ~あ。
小便器にこっぽりと糞詰まりの大便が・・・。
爺ちゃん、小便器に座ったってか?
その後で水を流したらしく溢れて廊下までウンコ汁が・・・。
この期に及んで「ワシと違う。」だと~!
主人、新聞紙を敷き始めました。
ナイロン袋とシャベルを持って小便器の大便をすくってます。
主人、完全にブチ切れてしまいました。
主人:「爺!もう面倒見れんぞ!」
私はべちょべちょの靴下を脱がし、風呂場へ連れて行きました。
言うこと聞かん爺ちゃんを黙々と脱がし、お尻の始末。
着替えさせた後、小便器を覗くときれいになってました。
主人がどんな気持ちで惚けた父親の便の始末をしたのかと思うと涙が出て来ました。
辛いです。
新聞紙を片付けて拭きまくりました。
この現場を早く無かったことにしたかったです。

あくる朝、座敷が異様に「くっさ~。」
臭うはずです。
床の間に昨日の続きのウンコが・・・。
シーツも汚れてます。
爺ちゃんの手は泥遊びをしたようなウンコまみれ。
嫌がる爺ちゃんを洗面所まで連れて行き手を洗わせました。
何度洗っても爪の中のウンコ色が取れません。
シーツを水に浸けて爺ちゃんのお尻を覗こうとしたらパンチが飛んできました。
不覚にもまともにくらってしまいました。
もう、勝手にせい!
センターにお願いすることにしました。
送る車中が臭い。
座席が汚れませんように。
女子職員さんに事情を話しました。
恐縮する私に彼女は言いました。
「どろんこ、どろんこ。気にすることないですよ。」
明るく支援して下さることに感謝です。

私は今どんな顔になってるでしょうか。
縦じわが増えていく。

「がんばれ!わたし。」

糞詰まり

2008-03-19 05:46:46 | うちの年寄り
またもや爺ちゃんお腹が痛いと言い出しました。
婆ちゃんが入院していた時に同じ症状で1泊2日の検査入院をしてます。
症状は検査のための腸の掃除で治まった恰好に。
結局、便秘です。
若いときからその気があってよく「タケダ漢方便秘薬」を飲んでいたのを思い出します。
3,4日前から食欲も無くなり大きなゲップも出ます。
水分も薬を飲む為の量しか取ってないような。
センターの方から電話がありました。
お腹が痛いと横になっていて水分も取れていないので病院に行きましょうとのことでした。
病院のOKを貰いセンターに連絡をすると病院まで送って下さるとのこと。
私は受付を済ませて爺ちゃんを待ちました。
男性スタッフさんに連れられて到着。
スタッフ:「お仕事があるのに申し訳ございません。」
スタッフさんの方から真っ先にそんな言葉が。
こちらの方こそお世話になっておりますのに恐縮してしまいました。
よろよろする爺ちゃんをスタッフさんと両脇に抱えて長椅子に座らせました。
スタッフさんは採血の為・レントゲンの為、立ったり座ったり移動したりと体力が低下していやがる爺ちゃんを促し全部付き添って下さいました。
診察室に一緒に入って先生のお話を聞いてくださり薬の質問や専門用語的な事も把握してもらって力強かったです。
レントゲンの便の詰まりようを見て腹痛の原因も納得して、浣腸を試みた治療で終了。
爺ちゃんが浣腸の道理を理解して便意を我慢するはずもなく、折角の薬だけをトイレに流してお尻の始末まで手伝って下さったスタッフさんをがっかりさせてしまいました。
スタッフ:「まだ、お仕事が残ってられるでしょうからこのままセンターまで一緒に戻ります。有難うございました。」
そんな言葉にまたもや恐縮し、こちらの事情もくみ取って支援して貰えることに感謝しました。

家に帰った爺ちゃんに布団を敷き寝かせると夕飯も食べずに夜遊びすることなく朝まで眠っていました。
折角便を柔らかくする薬を貰ってきたのに起こしてまで飲ませればよかったのかなぁ?
朝、早くに覗くとじっと寝てました。
いいかげんに水分を取らせたくて声を掛けたら起きると言うので立ったついでにトイレで用をすまさせました。
オシッコの色を見ると濃い色でしたが量は普通に出ました。
介助する私の手に暖かいオシッコが掛かりましたがそこには平気な私がいました。
白粥・大根の柔煮・豆腐・のり佃煮・麩の味噌汁。
どれも少量づつですがなんとか時間を掛けて食べてくれました。
お茶も湯飲みに1杯は飲んだような。
その後、薬を飲むのに爺ちゃんゲボゲボしてました。
近い内に大量のウンチが出ると思います。
今から怖いです。デンジャラスです。

「がんばれ!わたし。」

「豆腐入カニ玉風」

2008-03-17 09:46:59 | 料理
献立を考えるのがこんなに苦痛とは・・・。

しばらく玉子料理をしていないので「なんちゃってカニ玉」を作りました。
 「豆腐入カニ玉風」


たけのこ・しいたけ・きくらげ・長ネギ・カニかまぼこ(本物があれば使うわい!)そして絹豆腐が材料。
豆腐はレンジで熱くしておく。出た水は捨てる。
その他の材料(適当に細切)を中華風調味料と塩コショウで炒める。
その中にほぐした玉子を流し入れ熱い豆腐も混ぜて適当に固まったら皿に盛る。
甘酢あんをかけて召し上がれ。

「カニかまぼこ」の代表が「カリブ」です。
お安いときは100円を切ります。
重宝してますが面白いネーミングでもうちょっとリアルな「カニかまぼこ」見つけました。
 「かにちゃいまっせ」

スーパーで300円弱で売ってました。
生春巻きなんかの具にすると見場が好いかもね。
この業界も試行錯誤でがんばってんだ。
この商品、評価しま~す。

「がんばれ!わたし。」


首しまる!

2008-03-15 14:17:04 | うちの年寄り
その日は日曜日でセンターはお休みでした。
お昼に食事を爺ちゃんの所へ。
あ~あ。
コタツが撤去されてました。
取りあえず窓の台の所に食事を置いてコタツを敷かなければ。
食べこぼしが多いのでナイロンのゴミ袋をカッパ代わりに布団に掛けてましたがそれがいくつかに裂かれて紐状に繋がってました。
私:「爺ちゃん!なんでこんな事してしまうんや。」
まともな答えを求める訳では無いのですがつい・・・。
コタツを敷いている間に爺ちゃん何をしてるかとチラッと見たら。
紐状にしたナイロンを首にぐるぐる巻きにしてました。
マフラーのつもりなのか?
毛糸のマフラーは先日爺ちゃんが解いてしまって無くなってました。
長いナイロンの紐は首に巻かれると同時に巻いている手も巻き付けていてその手を抜こうとした事で紐を引っ張って首を絞める事に。
もう、力任せに引っ張るものだから・・・びっくり。
私:「何をしとるんやいね!」
ひっぱる手を持って爺ちゃんの意思とは反対の作業をしなければなりません。
どう思ってその場を切り抜けたか。
無我夢中でした。
首に巻かれたナイロンを取ったとき、本当に腹が立ってしまってそのナイロンを爺ちゃんの目の前に突きつけて
私:「死んでしまうがいね!これ、マフラーかいね!」
私の金きり声が茶の間の主人に聞こえたらしく飛んできました。
主人:「何しとるんやいや!」
爺:「ワシをこれで傷めるンや!痛いがいや。」
私の手のナイロンを指して訴えます。
首からナイロンを外すときに力で押さえられて痛い思いをしていたようです。
私:「こんなん首に巻いて取れんようになっとるんやもん。びっくりして取ったんや。」
そう言って主人にナイロンを渡しました。
主人も困ってしまって
主人:「ナイロン取るのに顔に何回か当たっただけや。誰も爺ちゃん傷めとらん。」

コタツの天板に食事を置くとチャンネルが切り替わった様に黙々と食べてました。
主人:「いわった爺やんなぁ。」

「がんばれ!わたし。」

胡瓜の効能

2008-03-14 14:52:59 | 料理
いつものように行きつけの八百屋さんに行った時、大きな太い胡瓜がお安めなお値段で売ってました。
こんな胡瓜が出て来る時期はもっと夏に近いころと思ってたから思わず買ってしまいました。
胡瓜には清熱・解毒・利尿の作用があるとか。
このごろむくみも気になるし調度好い。



 「胡瓜のあんかけ」

※ 生の胡瓜は冷え性の方は尚冷えを助長するおそれがあり火を通した調理方がお勧め。
あっと言う間に無くなりました。
今度はもっと沢山買ってこよ~うっと。

放尿発見!現行犯逮捕

2008-03-12 05:46:29 | うちの年寄り
朝、まだ暗い5時過ぎ。
やっぱり、爺ちゃんの部屋に電気が点いてます。
消しに入ると爺ちゃん寝てました。
しかし、今度は床の間にも明かりが点いていてゴミ箱とシーツの下に敷いていた発泡のシート(尿漏れ対策の為)が細かく裂かれてありました。
せっかく、発泡シートなら暖かいだろうとテープでつなげて作ったのに。
今度からゴミ袋を敷くことにします。
明かりを消してそうっと座敷を出ました。
20分もしたころでしょうか。
ピチャピチャと音が聞こえます。
覗いてみるとな~んと言う事でしょう!
爺ちゃんが座敷の戸を開けて廊下に立ち中玄関の坪庭に向けて放尿中。
私:「爺ちゃん!どこでオシッコしとるんやいね!」
大きな声を出してしまいました。
もう、「ワシじゃねぇ。」なんて言わせんぞ!
大きな声を出したとて途中で放尿が止められるはずもなく・・・・・。
廊下はびしょぬれ。
土間からサッシの戸から。
知らん顔して部屋に入ろうとしたので爺ちゃんの腕を取り
私:「見てみねま!こんなとこでオシッコするもんとちがうやろ!」
私の言葉と腕をつかまれた事でプライドが傷ついたのでしょう。
爺:「もっと優しい出来んのかいや。ドス女郎が!」
と、オシッコの上を歩こうとしました。
踏まれては大変です。
座敷に引き戻しました。
爺ちゃんとしたら理不尽にも引っ張られた感じになります。
爺:「何すんじゃいや!」
私をおもいきり殴りました。
そんなに敏捷ではないので腕で防御をしたところ拳が私の腕とぶつかりました。
殴った手が痛かったんだと思います。
おまけに勢いでよろけてひっくり返りました。
手の痛いのもひっくり返ったのもみんなドス女郎の責になりました。
興奮して寝ようとしない爺ちゃんを布団に寝かせオシッコの始末をしました。
その間、ぶつぶつと私への暴言が続いてます。
爺:「覚えとれ!仕返ししてやる!」
おっ!言うじゃありませんか。
「覚えとれ」ってか。
爺ちゃん。あんたが目ぇ覚めて覚えとったら偉いもんじゃ。

「がんばれ!わたし。」

窓からぽ~い。

2008-03-10 06:21:19 | うちの年寄り
日曜日の朝、爺ちゃんの座敷の窓が開いてました。
うそ~!
上下に付け鍵を堅く付けておいたのにいったいどんな力で取ったのでしょうか?
そして、その隣の窓の下の鍵もありません。計3個です。
主人に告げました。
きっと隣の空き地に捨てたに決まってます。
私:「爺ちゃん!窓、開いとるがいね。ここに着いとったもんどこやった?」
まともな返事が返ってくるはずが無いのについとがめてしまいます。
空しい~。

お昼ご飯の支度をしていると主人が来ました。
主人:「おい。見つけたぞ。」
手には3個の鍵とな~んと数ヶ月前から行方不明だった男便所のスリッパが!
主人出来した。
200坪ほどの空き地から見つけるとは・・・。
雪も少し残っていて枯れ草が密集しています。
端から端まで少しずつズレながら往復して探したそうです。
しんきくせ~!ようやるわ
息子パワ~ってか?

3個の鍵はまた窓に付けました。
スリッパも久しぶりに所定の場所に。

便所のスリッパは相変わらず男女とも爺ちゃんに誘拐されてます。

「がんばれ!わたし。」

湯豆腐のつもりが・・・。

2008-03-09 14:47:22 | 料理
暖かくなると思ったらまた雪が・・・。
「湯豆腐」でもしようかな。
そのつもりでした。
でも、あれも入れようこれも入れようと入れたら結局中途半端な「水炊き」になってしまいました。

 「中途半端な水炊き」


豆腐・白菜・しめじ・くずきり、そしてローストした手羽。
ポン酢と薬味にネギと七味でシンプルに頂きました。

 「ジャーマンポテト食べ安編」


以前はころころのジャガイモと丸ごとのソーセージをそのまま焼いてました。
どうしてもソーセージが先に無くなってしまうのです。
だから細かく混ぜちゃいました。
細切りにしたソーセージを油が出るまで炒め細切りにして水にさらしたジャガイモを足して塩コショウ(あまり濃くしないように。)で炒める。
オーブン対応の器に移しケチャップを振りかけチーズで好きなだけ覆う。
そうしてオーブンで焼く。
万遍なく戴けました。

主婦は毎日何を作ろうかと日々悩んでいるのです。

「がんばれ!わたし。」

夜中のバトル

2008-03-07 09:00:45 | うちの年寄り
私たち夫婦は中二階に寝室を構えてます。
夜中の爺ちゃんの行動がどうしても気になるのでちょっとした音も耳に付きます。
その夜も部屋の前の格子戸の音、トイレのドアの音、頻繁に聞こえて来ました。
下に行くとやっぱり明かりがついていて、布団が床の間に積み上げてありました。
私:「爺ちゃん!寝んかいね。夜中やがいね。」
  「どんや。床の間は布団を片付けるとこと違うやろ。」
年寄り達がこの座敷に住むようになって床の間は物置とかしてました。
婆ちゃんが亡くなってからはそこも全部撤去して何にも置いてありません。
爺:「知らんがいや。ワシと違う。」
私:「知らんない。ワシなんや。」
そう言いながら布団を敷き直しました。
私:「早よ寝ねま。」
と、爺ちゃんの腕をつかんで寝かせようとしました。
爺:「待てま!何でそんなキツうするんじゃいや。」
私:「何でもいいさけ早よ寝ね。布団掛けてあげるさけ。」
無視して続けました。
なかなか、横になりません。
私:「言うこと聞きねま。早よ寝んかいね。」
爺さまおこり出しました。
爺:「ワシを殺すつもりやな!」
私に襲いかかって来ました。
払いのけたら・・・コテッ!
ついでに布団を覆い被せて
私:「もう、起きて来たらいかんよ!」
爺:「殺したる!」
こんな言葉も平気になってしまいました。
私:「私、死んだら誰が爺ちゃんの面倒見るんや。」
電気を消して戸をピシャリ!
しばらくそこで様子を見てましたがぶつぶつ爺ちゃんの文句の声。
寝たようで・・・。

明くる朝、爺ちゃんの座敷の真上で寝ている娘に
娘:「夜中、やかましかったぜ?またバトったんか?どっち勝ったん?」
とんちんかんな爺ちゃんを相手に本気になって腹を立てて途中で挫折している私をいつも見て笑っている娘です。
私:「お母さん・・・勝ったわね!」

「がんばれ!わたし。」