真岡小学校 図書ボランティア

真岡小学校図書ボランティアの活動記録です♪
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アニマシオン?

2015-12-04 07:29:04 | その他
先日、某研修にて

学校司書さんたちから
『アニマシオン研修』をしてもらえる機会がありました。


「アニマシオンって何???」状態で研修にのぞんだ不勉強な私・・。


「アニマシオン」とは、
活性化すること、躍動すること なんだそうです。


で、今回の研修の
読書へのアニマシオンがどういうものかというと、

本を読めない子や、
本に背を向けた子どものための
スペインで生まれた読書教育法で、

“作戦”と呼ばれる75の手法を使い、
子どもの「読む力」を引き出していくというもでした。


まず初めに、
アニマシオンについての
詳しい説明をしてもらってから、

アニマシオンを始めるための準備についてと、
実施上の留意点などを
順に説明をしてもらいました。


そして、そのあとで

学校司書さんたちが
絵本『ラン パン パン』

作戦12「前かな?後ろかな?」を使って
アニマシオンの実演をしてくれました。



ちなみに

作戦12の“ねらい”
・読むときの集中力を鍛える。
・仲間と協力する精神を養う。
・物語の順序やテンポの価値を知る。
ということでした。

実際にやってみるとよくわかるのですが、

作戦の“ねらい”に設定されていることが
よく実感できました。


学習とは違って、
ゲーム感覚で気軽にできるところが魅力のアニマシオン

大人がやってもらっても、とっても楽しかったので、
これは子たちがやってもらったら、絶対に喜ぶハズ!!


今回の研修は、
諸々の都合上、1時間の短い時間だったのですが、

もっともっと色々教えてもらいたい!!
もっと他の作戦もみてみたい!!と思う 楽しい研修でした。



今回は図書ボランティアの活動とは別で受けた研修だったので、

研修受けながら、

学校司書さん
私たち図書ボランティアにも
アニマシオンの研修してくれないかなぁ
な~んてことを考えてました

もしくは、
子どもたちにやってるところを
見学させてもらうのでもいいかなぁ

学校司書さんのブックトークも見学させてもらいたいんだよなぁ


ダメもとで
一度お願いしてみようかな



【研修メモ】

☆「ブックトーク」が、読みたいという心(動機)を育むものなら、
 「アニマシオン」は、読む力(能力)を育てるものである。

☆幼児から10代後半までの長い時間、
 計画的・継続的に実施することで大きな効果を生む。

☆アニマシオンは、読書への誘い。
 遊び心で、友だちと1つの本を楽しもうという協同読書で、
 本の世界をおもしろそうだな、と思ってくれれば成功!!

☆参考文献
 『読書へのアニマシオン 75の作戦』 M・M・サルト

 『みんなで楽しむ読書へのアニマシオン』黒木秀子

 『はじめてのアニマシオン 1冊の本が宝島』 
   岩辺泰吏+まなび探偵団アニマシオンクラブ



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