もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

「3月のライオン・前編」

2017-03-22 21:37:22 | 映画
2017.2.21

神木君、予想より零くんそのものでした。
そして
原作を全巻揃えて読み込んでいる私としては
大友監督の作品として確立された映画と受け止めました。

バッサリと切られている人物とエピソードがあり
膨らませているエピソードあり
物語の濃淡をくっきりとつけたストーリー
原作との違いに気はつくけれど
物語を追う気持ちが途切れない。
川本家のあたたかさ、緊張に満ちた幸田家のリアリティは映画ならでは。

大体”フクロウと見まごう猫”が実写で出たら
色々微妙だからな。

キャストが素晴らしいなか
二階堂君なんで特殊メイクさ?と観る前には思ってましたが
染谷君の演技力が必要だったのか、そうか。
加瀬くん、後ろ姿の肩の落ちぐあいが宗谷名人だったなぁ。
着物選手権はTVの中にちらりと映った幸田さんですっ!
林田先生かわいいです。
個人的趣味です、もちろん。

ひとつ、大友監督のスペクタクル魂が音楽に現れていたかと。
ちょっと過剰だった。
あと、新人戦決勝の会場ね。
観客の配置も闘鶏場みたいな雰囲気だった。

後編の方が胸が痛い場面が多そう。
ひなちゃんの学校問題と妻子捨て男が出てくる。
でも楽しみです。
大友監督のライオン、楽しみです。

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