カトリック菊池教会 


毎週の福音書と典礼にそって人生の素ばらしさを探る一言
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A年 復活第2主日 

2017年04月20日 | 神父様からメッセージ(A年)


 わたし達は毎日の福音書の朗読から、復活されたイエス様の姿、弟子達や婦人達が見たことなど、イエス様と弟子達の出会いを、豊かな花の香りのように味わっています。復活されたイエス様が、迷っている、恐れている婦人達に「おはよう」とおっしゃっています。つまり、「私は早くから来ていて、あなた達のことをまっていた」と知らせたかったのです。
「ヨハネの福音書 20・19-31」
 復活節第二主日の福音書の内容は、トマスがイエス様の復活、つまりイエス様が生きておられることを信じなかったので、イエス様が弟子達に現れた時、トマスにも自分の体、自分の傷跡を見せ、触れるように勧められました。それによってトマスは信じました、けれどもその時にイエス様が強調されたのは、自分が復活したことを見ないで信じた者は幸であると言う事でした、と同時に、わたし達が復活されたイエス様を信じる時に、本当に幸せ、永久に幸せ、いつまでも大きな喜びを味わっている者だと宣言されました。使徒たちの間に、イエス様が復活されてから、確かに不信感も広がった時がありました。使徒トマスのように仲間の使徒たちの言葉を信じないで、自分の経験によるイエス様との出会いを求めた人もいました。トマスはイエス様と出会った時に、自分の手を傷跡に当てさせていただいたことよりも、イエス様がもたらした平和にとらわれました。イエス様がもたらした「平和」はめでたき挨拶だけではなく、同時に希望と預言になり、実現された出来事でした。「平和があなた方にあるように」とは、あくまでもイエス様(神様)のみ言葉ですから、人間の為の贈り物であり、おっしゃることは実現されます。それを受け入れる人、その平和を受け入れる共同体は変わり、豊かになって、新しい理想の中で生きるようになります。イエス様の平和の中で生きるキリスト信者は、意味深い喜びで満ちた人生をおくります。当福音書の個所は三つの部分に分けられています。第一部はイエス様が聖霊を贈り物として与えます、第二部はイエス様と使徒トマスとの対話、第三部はヨハネ福音書のしめくくりです。
 第一部 イエス様の使命の中で、もっとも重要なところは人に聖霊を送ることです。その贈り物の中身、あるいはその心は罪の赦しです。それに従って、聖霊に支えられた使徒たちの使命は、罪の赦しを告げて、それによって神様の心を見せることです
 第二部 使徒トマスの不信仰は、当時の使徒たちの共同体の中で問題になってきた不信感を表しています。当時、ある人にとって、イエス様の復活を信じるために弟子たちの証言が足りなくなってきて、自分の経験によって信じる人も現れました。しかしその疑問について、イエス様自身がこたえるようになりました。弟子たちの証言によって(つまり、見ないで、自分の経験がなくても)信じる人は幸いです。
第三部 ヨハネ福音書のしめくくりは、福音書の目標を表しています。福音書はイエス様の人生を語る書物というだけではなく、イエス様は神の子であり、メシアであることを信じる為に、いくつかの「しるし」を集めてくださった書物です。だから福音書は歴史的な記録ではなく、記録を並べた資料でもなく、信じる為に、永遠の命を生きるために書かれた書物であり、皆の心が大きな喜びで満たされる良き知らせなのです。        モヨリ神父
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