moiのブログ~日々のカフェ

北欧&フィンランドを愛するカフェ店主が綴る日々のあれやこれや

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

フィンランド・コーヒー事情

2005-01-21 23:37:39 | コラム、というか
さしびりで4年ほど前の「Helsinki Happens」をパラパラとめくっていたところ、ちょっとおもしろい記事をみつけた。題して「数字でみるフィンランド・コーヒー事情」。ひとりあたりのコーヒー消費量世界第一位を誇る「コーヒーがぶ飲み大国」フィンランドの素顔が、いまあきらかに?!(なお、この記事はデータもふくめ2001年の春時点のものです)。

・世界的なコーヒー価格は、前年を30%ほど下回った。市場の供給過剰が原因である。霜害によりブラジルのコーヒー豆が壊滅的な被害をうけた1997年には、コーヒー価格は高騰した。
これは、まあフィンランドにかぎった話ではないですね。「農産物」である以上、多少の価格の変動は避けられないといったところでしょうか。

.フィンランドでのコーヒーの小売価格は、もっとも安いときで500gあたり220円から240円くらい、これはもっとも値上がりした1995年から96年にかけての価格(500円)のほぼ半分にあたる(1FIM=20円で換算)。
これはちょっとおもしろいですね。相場の価格がそのまま小売価格にもはね返るというのは、コーヒーにかんしていえば、日本ではあまりないようにおもわれます。ある意味、フェアな印象をうけますが。フィンランドの物価からかんがえると、500gで500円はじゅうぶん安いのではないでしょうか。「生活必需品だから」ということかもしれませんね。

・昨年、フィンランドは32ヶ国からコーヒーを輸入した。ちなみに、コーヒー生産国は世界中で50ヶ国以上にのぼる。
全日本コーヒー協会のサイトでちょっと調べてみたところ、日本は40ヶ国以上の原産国から輸入しているとのこと。コーヒーにたいして「嗜好品」としての価値をもとめる日本は、よりヴァリエーション重視ということでしょうか。

・フィンランドの生豆の輸入量は、1年あたりでざっと5,500万キログラムにのぼる。これは、国民ひとりあたり10キログラムに相当する。
赤ん坊までふくんでの10キロですから、驚くべき数字ですね。ちなみに日本は、ひとりあたりおよそ3キロ強といったところです。

・500グラムのコーヒー豆から、ふつうのサイズのコーヒーカップで平均65杯分のコーヒーを抽出する。
一杯あたり8グラム弱というのはかなりすくないですね。味わうというよりも、やはりむしろ「お茶感覚」でガブ飲みするというのがフィンランド流なのかもしれません。

・昨年、フィンランドではひとりあたり160リットルのコーヒーを飲んだ。これは一日あたり平均4杯のコーヒーを飲んだ計算となり、世界記録である。
むこうのコーヒーカップはやや小さめのものがおおいので、こんな数字でしょうか。日本の平均的なカップで再計算すると、だいたい「3.5杯」といったところ。でも、じゅうぶん「世界一」の名に恥じない摂取量といえそうです。

そういえば、先日「コーヒーを一日一杯以上飲む人は肝臓がんになる危険性がすくない」というニュースがありましたが、となると「酒好き」でもあるフィンランド人は、こんなふうにコーヒーをのむことで無意識のうちに肝臓がんのリスクを中和しているのかもしれません。ここはぜひ、フィンランドにおける肝臓がんの発症率もあわせて調査していただきたいところです。
コメント (7)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 美空ひばりとナラ・レオン | トップ | フィンランド大使館のサイト »
最近の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コーヒー (いぬ)
2005-02-05 19:51:52
はじめまして~♪

いぬと申します。

実は友人が先日フィンランド旅行から帰ってきて

Christmas Coffee by Robert Paulig

というコーラの缶のような形のコーヒーを買ってきました。

開封したら、何か香辛料の香りがして、味は少ししか私は飲んでいませんがさわやかな感じがしました。

このようなコーヒーのことはご存知ですか?

クリスマス用のコーヒーなのでしょうか?

買ってきた友人は飲めないと言っています。

私はまだちゃんと入れていないのですけれど、何となく飲めそうです。

ご存知でしたら、どのようなコーヒーなのか教えて頂けますか?

よろしくお願いします。
joulukahvi (moi店主)
2005-02-07 23:09:15
いぬさん(でいいのかな?・・・笑)、こんばんは。コメント遅くなりまして失礼いたしました。



それはたぶん、joulukahvi(ヨウルカハヴィ=クリスマス・コーヒー)というものでしょうね。北欧では、赤ワインとベリージュースにさまざまなスパイスを入れて煮だした「グロギ」というドリンクを、クリスマスには好んで楽しみます。他にも、Joulupiparit(クリスマスのジンジャークッキー)など、クリスマスにはスパイスをたくさん使った食べ物が食卓を賑わします。たぶん寒いから、でしょうね。



いぬさんがお友だちからもらったコーヒーも、おそらくクリスマス向けにスパイスをミックスしてつくられたフレーバーコーヒーだと思います(画像がないのでわかりませんが、液体なのでしょうか?)



フィンランドの雪景色をイメージしながら、ぜひ召し上がってみてくださいね。
フレーバーなもの (いぬ、です(^^)/)
2005-02-08 06:49:59
ありがとうございました。

そうやって飲むのが普通で、コーヒーにも入れたのですね。

もし良かったら画像を見て頂けますか?

http://moon.ap.teacup.com/stella/img/1107599625.jpg

こんな感じの缶で豆をひいた物が入っています。

そういえば、先日知人がハーブ入りのワインを作ってきてくれました。それはフィンランドには関係の無い場所(イタリア関係)でだったのですけれど、飲んでちょっとした風邪が吹っ飛んでしまいました。

そのかわり、お酒に弱い私はふらふらになってしまいました。(苦笑)

それと同じようなものですね♪

コーヒーにも活用。さすが消費No1の国ですね!

ありがとうございました。
缶に・・・ (いぬ)
2005-02-08 07:05:13
たびたび済みません

Maustettu Joulukahvi

と書かれていました♪

その後には

Jauhettu kahvi, kardemumma ja kaneli.

↑関係ありますかね?(^^;)
かわいいパッケージですね (moi店主)
2005-02-08 11:14:00
いぬさん、こんにちは。画像、ありがとうございます。なかなかかわいいパッケージですね。冬の長い北欧の人々にとって、クリスマスはまさに「唯一のたのしみ」という感じなので、街にはこうした商品がきっとたくさんあふれるのでしょう。



パッケージの文章ですが、



上は「クリスマス・スパイスコーヒー」

下は原材料の表記でしょうか、「コーヒー粉、カルダモン、シナモン」となっています。



ちなみにROBERT'S COFFEEは「フィンランドのスタバ」的存在のコーヒーショップチェーンです。
いろいろわかると (いぬ)
2005-02-08 20:08:12
moiさん

ありがとうございます。

何も知らないで飲むより、このような事を知って飲むのもいいですね。

伺うまでは、ただの香のきついコーヒーでしたが、特別なコーヒーになりました。

フィンランド人の気持ちを探りながら味わってみたいと思います♪(^-^)
すてきなコーヒーブレイクを! (moi店主)
2005-02-09 11:48:50
いぬさん、多少なりともお役に立ててよかったです。

プチ旅行気分で、ぜひすてきなコーヒーブレイクをお楽しみください!

あわせて読む