野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

もうすぐ鈴鹿8耐(2014)

2014-07-12 06:24:01 | モータースポーツ
   「もうすぐ鈴鹿8時間耐久レース」
7月24日から8耐ウイークが始まり、本番は7月27日午前11:30スタート。
今年はカワサキの販社チームも参戦するとかで、これで日本4社のワークス系チームが出場することになり、おおいに盛り上がるのではなかろうか。
なんだかんだと言っても、鈴鹿8耐は日本最大級の二輪モータースポーツイベントに間違いなく、近年盛り上がるに欠けると言っても今年の出場台数は71台。
全盛期でも80台前後ぐらいだったから、台数だけみるとそんなに悲観するほどの事もない。しかも、6万人以上/日も集客する二輪モータースポーツは他になく
二輪業界や二輪ファンにとっても興味を引き付ける最大のイベントである。 最近、熟年層の購買層が増えて二輪業界は活況にあるときくが、
かってそうであったように、二輪文化の頂点に位置するモータースポーツが最大の購買層である若者を引き寄せねば、これからの二輪業界の発展は無い。
何故なら、熟年層だけでは次の二輪はないからだ。ややもすると、二輪レース等に元々興味など無い人たちにとっては、全盛期に比べ低下した鈴鹿8耐を
見て然もありなんと思うだろうけど、鈴鹿8耐、これが日本最大級の二輪イベントに変りは無く、無視して通り過ぎようとしても横を向いては通れない。
8耐は二輪文化の頂点の一つであることに疑いはなく、要は二輪業界や企業が鈴鹿8耐をどう捉え、どう活用するかだ。
日本の4大メーカー系チームがそろって8耐に参加し覇を争うシーンは、多くの若者の目を8耐に向けさせてくれるはずだと信じている。
(最近気がついたが、数年前から日本4社は、いわゆるワークスチームを8耐に出場させていない。かってはホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキから
 計11~12チームのワークスチームを出場させ、それこそ激しい火花を散らす強烈なインパクトがあったが、最近はワークスサポートと称し、本社が
 ワークスマシン等を系列の支援チームに貸与する形式に変わったようだ)

ところで、先日まで、8耐の事前合同テストとタイヤメーカーテストが行われ、各チームとも8耐に備えてのサーキットコースでの最終テストは終了したとあった。
各チームの動向は、「Racing Heroes」や「ホンダ合同テストレポート」に概略記載されているので、各チームのまとまり具合は大方わかる。
鈴鹿8耐は8時間内に多くの周回数を重ねることができるかの勝負なので、一義的には鈴鹿サーキットの周回タイムが競争相手より速ければ圧倒的に有利だ。
だから、合同テストではラップタイム(周回タイム)を短縮できる仕様を見つけるのに各チームとも苦心する。しかし、8耐は個人のタイムが速いから勝てるかと言うと
必ずしもそうではない。最終的には各チームの総合力の争いとなり、組織対組織の争い、組織の完成度によって勝敗は決する。そうは言ってもラップタイムが速い
方が有利であることに変わりはない。今回の合同テスト結果をみると、ヤマハ系とホンダ系チームが7秒台、スズキ系のヨシムラが8秒でカワサキは9秒台だった。
このタイム差を実際の耐久レースにどのように織り込んでいくか、残り2週間、各チームの作戦の悩みどころだろう。いよいよ面白くなった。

このように、鈴鹿8耐は二輪企業にとって参加すべき価値は十二分にある。
そして、閉塞した日本の二輪業界をもっと明るく照らす指標になるに十分な価値もあると思うし、要は二輪業界が8耐をどのように活用するかであろう。
モータースポーツに参戦したから、その効用(販売)が直ぐに出るものでは決してない。国会議員等の選挙運動と一緒で、地道な活動こそ有権者は評価するのであって、
目先の派手さでは決してない。一方、レース好きな人達が単に参加しているだけという声を聞こえぬでもないが、鈴鹿8耐はそんな低次元の話ではない。


★ところで、本日(11日)の日経Web刊に「トヨタ社長、社員メカニックと戦った耐久レース 」と言う記事があった。
これは、日経の記者がトヨタの「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」を取材した際、レース参戦の隠れた目的である若手社員の育成の様子を取材したもの。
メカニックは多くが生粋のトヨタマンで、何が起きるか分からないレースの場で修羅場を経験し、車づくりの腕を磨き、ピット裏で繰り広げられる“ひとづくり”の
現場の様子を取材した記事だ。各社のレース参戦目的は異るので、必ずしも勝つための最適な方法だとは言えないが、面白かったので要点を抜き取ってみたい。

 ■将来のリーダー候補を招集
 レースで使う交換用タイヤを拭く社員メカニックたち。 対象は25歳から30歳の技術部に属する社員。
 今年のチームは車両の試作課や電子技術の試験課などから人を呼んだ。「将来のリーダー育成の観点に照らして人望のある人や、
 車づくりで強い情熱を持った人を選んでいる」。担当期間は原則2年。8人を1チームとし、毎年4人を入れ替えながら順次人を回転させていく仕組みだ。
 まずはコミュニケーションの重要性だ。
 ■「10秒目をつぶればなんとかなる」
 レース中はどのメカニックも手を休めない。ただ、よかれと思った手助けも重複があれば事故のもとだ。
 会社の中ではなかなか体験する機会がない職場を超えた意思疎通の仕方を、知らず知らずのうちに学んでいるのだ。
 もう一つは不測の事態への対応。今回は大きなトラブルはなかったが、「何が起きても動じなくなる」と精神面での成長を語る。
 24時間を走りきるには車の性能もその時間だけ最高レベルを維持しなければならない。ゴールまであと8時間と迫った朝8時。
 眠くないのかと問う記者に、充血した目の担当者はただ一言。「10秒立って目をつぶれば何とかなります」。24時間を耐え抜くタフさも必要だ。
 ■助けない上司
 さらにはぎりぎりまで上司が助けない、という緊張感もあった。ピット内にはベテランのメカニックも先生役で控えている。
 だが彼らは、基本的には何もしない。「こちらが助ければ『いずれ助けが来る』という甘えが生じる」。
 自ら考えさせるというのはトヨタ生産方式にもつながる同社の人づくりの哲学だ。あるベテランは「時間を考えすばやく仕事をする感覚を磨く」と言う。
 こうしたレースでの経験は職場に戻ってこそ生きる。雇われメカニックと違い、8人はレースに出る車の組み立て作業に実際に関わっている。
 出身部署は部品ごとに細分化されているが、2年の担当中は車のすべてに触れることができ、各地のテストコースでの走り込みも経験する。
 レースがある6月でなく1月1日に人事を発令し、2年の年月を費やすのはそのためだ。
 ■社長のレース参加に賛否両輪だが・・・
 ゴールを喜ぶ社員メカニックたち。
 長くレースでの若手育成に関わってきた担当理事は「若手が車を軸にものを考えるいい機会になる」と話す。
 車づくりが分業化し人の育成が追いついていない――。販売急拡大、リーマン・ショック、大規模リコールとジェットコースターのような
 激動の2000年代後半を通じ、身にしみたトヨタの苦い教訓だ。非効率は承知のうえで「社員メカニック制度」を続けるのは、
 豊田が繰り返し訴える「もっといいクルマづくりを目指す」という基本方針の延長線上にある。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風8号は・・・・

2014-07-11 06:30:20 | その他
今年初めての台風が日本に上陸した。
台風8号は、10日朝、鹿児島に上陸し、鹿児島、宮崎を横断して宮崎沖に抜け、四国沖、太平洋沿岸に沿って北上中。
進路は昨日よりか少し四国寄りになっているようにみえるが、ほぼ予報進路に沿って動いている。
朝一番の兵庫県の警報を確認するも、注意報のみで警報の発令なく一安心。
朝、南風、野々池貯水池の植樹もいつもよりか強く風に揺られている程度で左程のことも無く、雨がすこし多い程度。
野々池貯水池は少し高台に位置しているので、特に冬場、風が吹くと煩くて眠れないほどだが、昨日の晩も今日もそうでもない。
それでも近畿地方に向かっているのは変わりなく、雨戸を締めきっているので部屋の中は多少むし暑い。

外に出て行くわけにもいかず、今日(10日)の朝一番、アルゼンチンとオランダのワールドカップをテレビ観戦した。
アルゼンチンはPK合戦となって24年ぶりの決勝進出だそうだ。ここ数日、決勝進出国の試合を見て過ごしているが、
日本チームとは明らかに違い、動きにパワーがあり、どの試合もまさに格闘技。 その中で、ワールドカップとはこういうものかと思うものがあった。
先日のブラジル、歴史的な惨敗でブラジル国内は混乱状態になったと多くの報道にある。スタンドでは、黄色いユニホームに身を包んだ子供が
目を真っ赤にして泣き叫び、会場の外では、怒りのサポーターがドイツファンと衝突する等、治安部隊が催涙弾で鎮圧する騒ぎだそうだ。
大会前にはあれだけマスコミに期待させられ惨敗した日本チームと勝ち進んだチームとの勝因・敗因分析をネットで何篇か読んでいるが、
欧州や南米チームのワールドカップに掛ける国民性は日本とは明らかに異なるものがある。
欧州や南米選手との実力差はいかんともしがたいが、それ以上に歴史や環境の差が大きいようにも思う。

今日の午前中は台風が過ぎるまでテレビ観戦にしようと、ダルビッシュの試合を見ていた。いつもの切れがなく長打を打たれ続け、精彩を欠く。
期待した本来のダルビッシュではなく、6回被安打10の6失点で5敗目。ヤンキースの田中選手と言い、大丈夫かな。
一方、台風の通過で、今日の甲子園、阪神・広島は中止とのFB情報、折角波に乗ってきたの残念・・。

昼前から雨もあがり曇っているものの午後3時過ぎから空には明るさが出て、少しばかりだが青空が見える。
テレビのニュースを見ると、局地的に猛烈な雨が降っている場面ばかりだが、
外をみると、昼前後には誰もいなかった野々池のジョギングコースで話し声が聞こえてきた。
台風8号、ここ西明石に近い神戸市西区では何の被害もなく過ぎた。明日はたぶん晴れかな。


 「野々池貯水池上空 :7月10日午後4時過ぎ」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風8号がやってくる

2014-07-09 06:24:14 | その他
「7月では最強クラス」と言われる台風8号が列島縦断し、本土上陸する恐れがあると先日から報道されている。
「大型で非常に強い台風8号で、気象庁は7日、沖縄県の宮古島地方に暴風と波浪の特別警報を出した。
 沖縄本島地方にも8日未明にかけて、暴風と波浪の特別警報を出した。「7月としては過去最強クラスの台風で最大級の警戒が必要」としている」
と報道されている。
台風時に良く見る、ウェザーニュースによると、8日の午後4時時点では、沖縄付近とあった。
時間ごとの台風進路をネット情報で観察しているが、鹿児島上陸後、四国、和歌山をかすめて進む進路に変わりつつあるも、近畿地方から遠ざかりつつある。
昨日の時点では、九州長崎から中国地方を縦断するとあったが、今日(8日)の朝の時点では神戸の上空を通過する進路となっていた。
慌てて、台風に備えて庭の置物を整理し、強風で飛ばされそうなものを移動させ、駐車場の屋根も飛ばされないように紐を納戸から引っ張り出した。
懐中電灯の電池も確認しOK。
しかし、16時時点での予報進路ではかなり下に移動しており、九州縦断後は四国の南を移動し、神戸上空には来ないようなので一安心。
     
更に調べていると、グーグルマップ版の台風進路情報では、四国からかなり離れ太平洋上を北進するとの予報もある。
台風進路予想図(Google Maps/グーグルマップ版)

先日来、梅雨前線が活発になり、九州の長崎、天草、熊本の市街地が豪雨に晒されている画面がテレビに頻繁に出ている。
島原半島の島原市や南島原市の豪雨の状態もNHKの長崎地方情報に出ていた。50年ぶりの大雨になるとのことだが、50年前といえば、
諫早大水害の頃だろうと思うが、恐ろしい記憶が蘇った。
wikipedia」によると、1957年7月25日から28日にかけて、長崎県諫早市(島原から1時間弱の距離)を中心とした地域に発生した集中豪雨だが、
私は小学生だったと思う。
24時間降水量が1,109mmという驚異的な降水量を記録し、6時間降水量と12時間降水量では日本歴代最高記録を記録したと書いてある。
ちょうど、夏休みに入ってすぐ、昼寝していると、猛烈な雨が降り続き一向に止む気配なし。その雨も半端な状態ではなく、結局床上浸水となった。
後にも先も途轍もない水害だった。川の堤防が崩れ、すぐ近くにあった家の田んぼは流され、その復旧に相当時間がかかった。
また、豪雨が治まり、すぐ下の海岸に行くと、海岸に打ち上げられ死んでいた家畜類、そんな記憶がある。
九州に住んでいると、毎年何らかの台風は通過するので、別の驚きもしなかったが台風通過時の海の荒れようといったら半端ではない程怖い。
堤防を乗り越え、海水が家の周りの畑に打ちあげてくる。今では、海岸に沿って大堤防が築かれているので、昔程はないにせよ、
台風の通過道にあたると怖いもんだ。だが、神戸・明石に住んで、大震災の恐怖は味わったが、台風の恐怖は経験していない。が、あまり経験したくもない。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日・・・

2014-07-08 06:17:04 | その他
日曜日の午後、「たかじんのそこまで言って委員会」にチャンネルを合わせた。
数週間ぶりに見たが、今日の話題は ”左翼くんの左目線で安部政権の暴走をチェック”。
「たかじんの・・」の解説には納得すること多く、右翼志向番組と言われるがこんな番組もあってよい。
この間、阪神対DeNAが放送されるので、コマーシャルに合わせてチャンネルを変えながら両番組を視聴した。

 
リードしている局面の3回で鶴を降ろし、あとの4回以降、継投で逃げ切る作戦だと思うが、難しいもんだ。
7回終了時点6対1となって楽勝モードの中、用事があって車で出かけた。今日の阪神は、もう大丈夫と思っていた。
ところが帰宅しテレビをつけると9回の表、7対6になっている。追い上げに弱い阪神、かすかに不安がよぎる。
継続のピッチャー全員が全部好調ということはないのは頭でわかっても、ここまで接近されているとは。
だけど、勝てばよい・・・これで5連勝。さて 明日(8日)から甲子園で広島との3連戦、2位に上がれるか期待。


NHKの「軍師官兵衛」は面白い展開となった。
なじみの場面ばかりなので次の展開も読めてしまう難点もあるも、この時代の侍の動きは非常に面白い。
来週は「本能寺の変」から「中国大返し」へと展開する・・・分かっていても面白い。













コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アゲハ蝶の幼虫

2014-07-05 06:12:46 | 
昨日の雨が上がった今日(4日)、朝から晴れて暑いぐらいだが、車が示す外気温は28度。
朝、庭の花を見ていると、パセリに数匹のアゲハの幼虫がいた。
生まれたばかりの黒・茶色の物から緑色に変わったものまで、数えたら10匹を超える。
数年前、食用にパセリの種をまいたが、それが毎年芽を出し、この時期、30cm程に成長する。
春先に、このパセリが食卓にあがり、その後ほっとくと、この時期、幼虫の餌になる。
以前、この幼虫をガラスの虫籠にいれて飼っていた時期があった。 サナギから成長に
なって飛んでいくまで部屋の中で飼っていた。 で、毎日、庭のパセリの葉をとっては
虫籠に入れ、庭のパセリにも幼虫がくっついているので、暫くすると庭のパセリの葉が坊主になる。
その度、近くのスーパーから調達して幼虫の餌にするが、この幼虫、スーパーを選り好みする。
近くの灘生協のパセリしか食べない。灘生協のパセリは、これがまた高いので、違うスーパーの
物に変えると食べないという、困った経験がある。
それ以来、庭のパセリの葉がなくなろうが幼虫がいても放置している。 葉がなくなると、
いつの間にか幼虫は何処かへ行き、坊主になった茎に再び葉が出揃うといつの間にか帰っている。
  
   
   
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭の食材

2014-07-04 06:12:04 | 
梅雨の合間でもないが、今日(3日)は久し振りの雨、植えた夏野菜への水やりが不要となった。
6月中旬、「カボチャ」の苗2本を、裏庭に続く狭い通脇の空き地に植えてみたが、これの成長がすごい。
近くの「茗荷」の葉の上だろうが、2m近くあるツツジの上だろうが、ところかまず枝を伸ばし花をつけている。
カボチャの実も数個が大きくなったので、先日試しにふかして食べてみたが、ホクホクして旨い。
すでに5,6個が結実し、なお沢山の花を咲かせている。
     
    「茗荷の葉を支えに伸びるカボチャ(左)、2m程の高さのツツジの上でも伸びる(右)」
         「今現在、こぶし大。もう少しだ」
  
庭の隙間や大型プランターにも夏野菜を少しづつ植えている。
「茗荷」は可成り大きくなってきたので、梅雨が終わる頃には花芽がわんさか出てくるはずだ。
あのシャキシャキ感と香味は好きなので、ほぼ毎日食べれる。これも楽しみ。
    

昨年の落ちた種から「紫蘇」がアチコチに芽を出してきた。青紫蘇は結構旨いので適当に取ってサラダにする。
紫蘇の間に、先日撒いた オクラの芽。オクラも庭のあちこちの空き地に種をまいている。
    
  
「ゴーヤ」は、隣家とのフェンス境と食堂の西日除け用として2ヶ所に植えた。
また、毎年、こぼれ種から芽を出すのが「紫ツル草」。ぐんぐん伸びている最中だ、もう食べている。
栄養価が非常に高く、ホウレンソウよりも優れているらしいので、決して旨くはないが良く食べる。
ビタミンAやC、カルシウム、鉄などのビタミンやミネラルを非常に多く含むとある。
    
                     「ゴーヤ」                              「紫ツル草」

「シシトウ」を4本植えた。葉を、たぶんナメクジに食い荒らされているが、実は結構なってきた。
焼いて食べると旨い。また、食用ハーブもサラダ用に重宝している。
これらの野菜は免疫機能を高め疲労回復に役立つビタミンCを多く含むので夏バテに効くと書いてあった。
    

その他に、夏野菜の種数種を大型のプランターに撒いて2週間過ぎたが、まだ芽が出て来ない。楽しみにしているんだが・・・。
あ、そうだ。梅の木に下に植えたジャガイモも花をつけている。食べられるかな?
この季節、貸農園や庭で野菜を育てている友人からも沢山の夏野菜を頂く・・・ 感謝、感謝。


           
    
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな訴訟もあるんだ・・・びっくり!

2014-07-02 06:16:11 | その他
6月29日の時事通信にビックリする記事があった。「「リコールの原因は部品」 マツダ、損害賠償を提訴」とある。
過日、マツダがリコールした自動車の不具合原因は部品メーカが製造した部品に異常があり、リコールに要した応分の費用を不具合部品を製造した、
部品メーカー(東海ゴム工業)に支払うように広島地裁に起こしたというもの。完成車組立企業が部品メーカを訴えると言う、あまり例のないビックリ訴訟。
自動車メーカの「リコール」とは、自動車の構造、装置又は性能が道路運送車両法の保安基準に適合しなくなる恐れがある場合、その自動車の使用者に
連絡し無償修理を求める行為で、広く認知されている正常な行為である。
2年前、「三菱自動車へ厳重注意、国交省」で世間を騒がせ、まだこんな自動車メーカーが日本に存在しているのかと唖然とした事件があったが、
今回の訴訟は、リコール隠しのような刑事訴訟に発展した事例とは異なり、正常なリコール対応に要した費用負担を誰がするのが適切かを争うもの。
下請け企業が諸事情で発注元を訴えることは通常考えられるが、完成車組立企業が、いわゆる下位の部品メーカに応分の費用負担を求めて訴訟を起こした
事例はあまり知らない。完成車企業と下請け企業の争い、不具合原因の責任が何処にあって、誰が応分の負担をするのか、これらがどの様な経緯に発展
していくのか興味がわいてきたので、報道をフォローしていきたい。

報道では、「マツダが自動車用防振ゴム大手の東海ゴム工業を相手取り、約156億8800万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こしたことが28日、分かった。
 マツダはパワーステアリングの不具合から2009年に国内外で届け出た「アクセラ」など計約59万台の回収・無償修理について、東海ゴム製の部品が原因だったと
 主張している。 この件でマツダは不具合の原因が東海ゴム製の部品にあったとして、12年に広島簡裁に調停を申し立てたが、今年5月に不成立となった。
 提訴について東海ゴムは「訴訟でも不具合の原因が当社にないとする立場を主張していく」とのコメントを発表」
 マツダは今後も東海ゴムとの取引を継続すると説明している。

一方、訴訟を受けた東海ゴム工業(株)のニュースリリース「訴状の受領について 」によると、「2 年数カ月間にわたって、不具合の原因究明に取り組んできたが、
不具合の発生原因に関するマツダ社の説明は、論理的にも十分なものではない」として、争う姿勢を示しているとあった。

    「マツダのパワーステアリングシステム・リコール
「電動油圧式パワーステアリングで、高圧側配管の製造工程が不適切なため、当該配管の内面にサビが発生しているものがある。
 そのため、サビにより油圧ポンプ内のギヤの軸受部が傷ついて摺動抵抗が増加し、そのまま使用を続けると、当該ポンプを駆動するモータの負荷が
増加
して 警告灯が点灯するとともに、ハンドルの操作力が増大する恐れがある」


リコールに至った原因は判明したものの、不具合原因となった配管内の錆は何処で発生したかで相互の言い分が異なっているのだろう。一般的に、 
発注社は部品メーカーに発注する場合、要求仕様概略を記した仕様書もしくは図面を作成し、その仕様書等に基づいて受注者は部品仕様書や
図面を発行し発注企業の承認を求める。仕様書どおり作って不具合が発生したのなら、発注者の責任。仕様書通りでは無い製品に不具合が発生したのなら、
受注者の責任、と言うのが大まかな責任所在だが、現実はそう単純なものではない。部品メーカは自社の固有ノウハウで部品を製造するが、
そのノウハウ全てを仕様書や図面に書くことはなく、承認された仕様書通りの製品が不具合を発生した場合でも、責任所在判断には難しさが現実には伴う。
しかし今回の場合、配管内に発生した錆がリコール原因だと明確なので、配管という閉回路で、しかも油で充填されている回路で発生した錆が問題なので、
錆発生元は簡単に分かりそうなものだが、不具合原因に対する各会社の寄与率を議論を重ねて決定する手はずのものが、約157億の費用負担
東海ゴム工業:'12年度営業利益92億)となると、調停はそう簡単ではなかったと言う事だろう。
いずれにしても注目に値する訴訟事件だと思う。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする