野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

大相撲夏場所、面白さ半減!

2017-07-17 06:30:19 | スポーツ
  「5日目、稀勢の里、負傷」
稀勢の里は6日目の14日、診断書を提出して休場した。休場は3度目で2場所連続の途中休場となった。
親方によると、「相撲が取れる状況ではないと」とのこと。前日の勢戦で勢の右小手投げを喰らった際、土俵下に落下したが、そのとき左足を打撲したとあった。確かに、土俵下から土俵に上がる際も、その後支度部屋に下がる際も、左足を引きずっていた。途中休場の原因は、この左足の靭帯を痛めたことによるとあるが、それもあるだろうが、勢に右小手投げを喰らった際、稀勢の里の痛めている左上腕付近を相当な力で捻じ曲げられていたので、我慢が出来ず土俵下に落ちた。このために受け身が満足にできずに、たぶん足の靭帯を延ばしたのではないかとも見えた。
 
田子ノ浦親方の談話として、「左腕の痛みは引いていたが、思ったような相撲を取れていなかった。結果が出ないなら考えないといけなかった。土俵の上でけがを治すという意味で本人も必死だった。いろいろな葛藤があった。今後は最善の方法を考え、またファンの方に元気な横綱の姿を見せられるようにしたい」と述べたと報道にあった。それもそうだろうが、相撲ファンが見る目もNHK解説の北の富士も舞の海も、初日の稀勢の里の相撲をみる範囲では、これでは15番は持たない。左上腕の怪我は完治していない、と感じたはずだ。一人同部屋の西岩親方だけが「稀勢の里は完治したので大丈夫」だとNHKの解説では力説していたが、初日の相撲を見た誰しもが、悲壮感の漂う稀勢の里を見ることになった。

で、結果的に更に怪我を増やしての途中休場だ。

もう一度書くが、我々相撲ファンはすべからく横綱の責任という概念で横綱の相撲をみていない。
正直、強い横綱を見たいだけで、怪我を背負ったまま出場し何度も負ける横綱の相撲等は決して見たくもない。怪我を押して出場することが横綱の責任なのだろうか。たまたま、今場所、鶴竜の休場するタイミングと重なり、来場所は鶴竜の進退をかけた土俵となるとあるが、それはそうだとしても、鶴竜は怪我を押して出場することが横綱の責任だとは思っていないはずだ。

稀勢の里には、大関魁皇(浅香山親方)を横綱にしたような力士になってほしいとずーっと思ってきた。
魁皇の人柄を端的に表現するのに『気は優しくて力持ち、真面目で努力家、潔い-金太郎のような「お相撲さん」』と常に言われてきた。ごく普通の日本人が強い相撲取りに求める、日本人の道義の基本を示してくれた力士」になって欲しいとも思っている。それはまた、みんな大好きお相撲さんと言う意味でもある。初めて優勝杯を抱きながら一筋の涙が稀勢の里の心情のつらさを物語り、真っ向勝負を貫き、跳んだりはねたりは決してしない。そのあくまで頑固一徹で遇直な取り口に、我々ファンは何度期待しては諦め、場所が始まる度に期待し、また下位に負ける、この繰り返し。それでも、ファンを引き付ける魅力を稀勢の里は持っていた。モンゴル力士のように変化技を、奇襲を掛ければとっくの昔に横綱になったであろうに、それを決してしない稀勢の里の相撲は、遇直なまでのひたむきさを感じられるが、その頑固さが横綱まであと一歩を遠ざけていただけに、稀勢の里には強い日本人横綱相撲を取ってほしいと熱望している。

一方、これまたなりふり構わず勝ちに拘った相撲をまい進中の横綱白鵬。
勝負が決した後に相手を土俵下まで吹っ飛ばす駄目押しと言い、加えて顔面への張り差しや顔面へのかちあげエルボー等は相手相撲取りを気絶させる危険技だが、強いといわれる白鵬は勝ちに拘る。相撲の美学からすると真逆のとんでもない相撲をとる白鵬を「強いね」と言う解説者をNHKで見る度に非常に違和感を覚えてきた。白鵬は今場所、記録が掛かっていると言うが、我々相撲ファンは、そんなものは全く興味がない。記録のためには、勝つためには相手がどうなろうと危険技をも繰り出す。解説舞の海に言わせると「勝つためには手段を択ばず、なんでもやる白鵬」には何時も違和感を感じる。

白鵬の活躍を見る度に今場所の稀勢の里を見ると、今までの強い稀勢の里は何処か飛散し頑固一徹の不甲斐ない稀勢の里に戻ったような気すらしてくる。・・面白くない!

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