トイプードル・ジョーのブログ【 モヒッとねっ! 】

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夜が明けて、東北地方（福島県～宮城県の太平洋沿岸）の
惨状が明らかになってきています。
・・・言葉が出ません。
町が・・・いや、それ以上の大きなエリアが、津波で消失してしまっています。
地震の揺れもさることながら、津波の恐怖をあらためて認識させられました。
本当になんと言っていいのか・・・。



地震の直前、仕事を一段落させてトーストを食べ、
ちょっとひと休み・・・って横になってテレビを観ていました。
そのまま仮眠しようかと思って。

そしたら床から　“ビビビビビビ・・・”　と電気が流れるような微振動。
すぐに揺れ始めました。
二人とも「地震だ 」と言いながらも、
まさかこんなに揺れるとは思わず余裕こいていたら、
縦に横にものすごい揺れが
「これはマズイ」と、食器棚などを支えました。

免震構造特有の、グラインドするような揺れの中、
まだ少しだけ余裕だったんだけど、揺れはどんどん強くなるし、
そのうち外から「キャー 」って悲鳴が聞こえたり、
どこからともなく バキバキッ って音も聞こえて、
「これ、このまま潰れて死ぬ」って、真剣に思いました。

最初の大きな揺れがおさまったと思ったら、しばらくしてまた同じような揺れが。
再び家具を支えに走りました。

今まで、こんな大きな揺れを連続して経験したことありません。
揺れとしては最初のが一番大きかったんだけど、
２度目の揺れのときのほうが恐怖でした。
「さっきと同じような揺れだったら・・・」って考えちゃって。


地震がほとんど無い福岡県で育った僕は、元々地震が大嫌い。
地震のたびにドキドキするんだけど、今回はそれを通り越して、
放心状態でした。　胃も　“キュッ”　と痛くなるし。


幸い、姿見が倒れたくらいで、食器棚などの家具は大丈夫でした。
食器がガタガタすることもありませんでした。（割れた食器ゼロ）
ここに引っ越した時、ホームセンターとかに売ってる、
家具が倒れるのを防止するグッズを使っていたおかげでしょうか。
当初は「こんなの効くのかなぁ」って思ってたけど、
本当に効果があったのなら、安いものです。

他は、冷蔵庫の位置がズレてただけです。
キッチンの棚もロックがかかる仕組みなので、大丈夫でした。

ただ、マンションのベランダと廊下側の外壁に、
窓枠の角から上に向かって亀裂が入りました。
廊下側は、部屋の壁と廊下面の境目あたりが、
タイルがはげ落ちてボロボロです。
廊下に面した寝室は、室内の壁にも亀裂が入りました。
この壁はもう割れちゃってますね、ダメです。

阪神淡路大震災のとき、３～４階が潰れている建物が多く見受けられました。
我が家は３階の真ん中に位置しているので、
入居当初から「大地震が来たら危ないかもね～」って話してました。
上下左右いろんな方面から力が加わったのでしょう。
１～５階の同じ位置の部屋の外壁を見てみましたが、
ひどいのは我が家とお隣だけでした。
補修についてはこれから考えないと・・・。


やっと余震も津波もおさまってきていますが、
まだまだ油断できません。
本震自体が規格外の大地震だったので、
過去に大震災をもたらしたクラスの余震も十分に考えられます。
小康状態のうちに、最低限の対応と万一のときのことを
話し合っておいたほうが良さそうです。


というワケで、ジョーと二人は無事です。
ジョーはいつもどおりお散歩に行ってます。

これは１０日の夕方のお散歩の写真です。


PCデータはすべてバックアップとって、持ち出せる状態にしました。
ジョーの写真もね。
なので、今日明日は新たな写真は撮らない予定です。