くたくたルンゲクッタ

過ぎていく時間と思い出忘備録

セイタカアワダチソウとキタテハ

2016-10-17 | 日記
初めて上京した時の思い出
 池上線の久が原駅のそばのアパート暮らし。駒場の教養部まで毎日電車で通った。渋谷を始めて歩いた時、どこを歩いているかすぐに分からなくなった。その後、たまたま授業で隣同士に座った背の高い同じクラスの一人と一緒に歩いたことがある。彼は確か四国出身ですでに大人の雰囲気があって兄貴分的性格で、渋谷は駅を x軸とy軸で構成される座標平面の原点と考えていつも自分がどの象限にいるかを考えて行動すれば迷子にならないと、得意げに説明した。これにはさすがだと感心した。
 ある日一人で渋谷を歩いていて空腹で耐えきれすレストランに入った。それはパルコの一階にあったフレンチレストランだった。汚いジーンズで入るような所ではなかったのに、当時はそれすら気付かなかった。メニューを見てあまりの値段の高いのにびっくりしたが、すでに水を飲んでいて退席はできなかった。仕方がなく一番安いものを2品、何か分からず注文した。ところが出てきたのはスープが2皿だった。
 食事はいつもキャンパス内のコープ食堂でカレーかラーメンを食べた。カレーはとてもまずくて、テーブルに置 いてあるソースをかけないと味がなかった。ラーメンを注文すると作ってくれるおばさんは、なぜか気にかけてくれて、目配せしてこっそりとゆで卵を追加してくれた。
 授業が終わると毎日渋谷から歩いて代々木競技場のプールに行き2時間泳いだ。自分のペースで運動したかったし、泳ぐことの快感がたまらなかった。ある夏の夕暮れ、くたくたでプール出口前の芝生で横になったらそのまま寝てしまい目が覚めると真っ暗になっていたことがある。それほどのどかな時代だった。


セイタカアワダチソウ Solidago altissima  キク科 アキノキリンソウ属

空き地にはセイタカアワダチソウの黄色い花が一面に広がっていて、大抵はススキとその勢力圏を競い合っている。セイタカアワダチソウはあまりにもありふれていて嫌われているけれど、よく見れば切花にして飾っておきたいくらいに美しい。


ススキとセイタカアワダチソウ。仲良しなのか敵味方なのか。


名前のとおり2mを越す背丈。


虫たちもたくさん集まってくる。

キタテハ タテハチョウ科

セイタカアワダチソウの蜜を吸っている蝶を見つけた。


翅の縁には大小の突起があり、先がとがっている。キタテハに違いない。


キタテハには夏型と秋型があるらしい。夏型はくすんだ黄色で縁取りや斑点が黒っぽく、秋型は黄色の部分が鮮やかな山吹色で、褐色の縁取りが薄く黒い斑点も小さいという。これは秋型だろう。


翅の裏は前後とも赤褐色で、枯葉にまぎれる保護色になっている。


後翅の裏にはくの字型の白い小さな模様がある。


アカタテハ タテハチョウ科

比較のために先月見つけたアカタテハを見てみよう。前翅の表側に鮮やかな橙色の帯模様がある。


アザミの蜜を吸っている。前翅の先端は黒く白色の斑点が点在。後翅の表にも橙色の縁取りがあり他はくすんだ褐色をしている。




後翅の裏側は灰褐色で白くて細い網目模様が美しい。
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