つれづれ雑記

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限界集落

2013-04-09 | 日記
八王子市の人口は56万人で、昨年当選した新市長は中核都市を形成した後に政令指定都市を目指すといっているが、ここ数年で人口の増加は急速に減少し、ほぼ伸び率0%になってきている。 数年前から出生者より死亡者の方が上回り、その数は毎年増加している。 65歳以上の人口は13万人で全体の23%を占めている。 日本全体が急速に高齢化しているが、東京近郊の八王子でもはっきりその様子が現れているようだ。

わが街は人口3300人で、65歳以上が43%の1400人だ。 50%を越すと「限界集落」というので、もうあと少しのところまで来ている。 もっとも山村集落と違ってこの街だけで生活圏を作っているわけではないので、ここでの生活が成り立たなくなるというわけではないが、だんだんに空家や空き地が多くなってきているのははっきりとわかる。 山村集落では限界を超えると急速に生活に支障をきたし、やがて人は住まず、家もなくなり「消滅集落」になるらしく、八王子から少し先に行った山梨県の山間部ではそういうところも出てきているようだ。

普段東京の都心や周辺の市を見ていると何も感じないが、日本の人口実態の推移は身近なところでも進んでいることが感じられる。

防犯パトロールの途中にであった取り壊し中の家

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