さきえの日々是器用貧乏 ver.2

過激になりすぎないように気を付けて再開してみる。
さきえさん、泣いたり笑ったり生きてます。

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東京フィルハーモニー交響楽団 第757回サントリー定期シリーズ

2008年07月19日 14時15分24秒 | 演奏会
この演奏会は私にとって見どころ・聴きどころ満載で、とぉーーーーっても楽しみにしていたのです。
仕事中からそわそわ。昼休みには、職場からホールまでの乗り換えも、4つくらいの手段を念入りに調べる。(列車遅延があったら大変ですからねー。)
そして終業時刻のチャイムとともにダッシュ!うひゃひゃ。

7時前でも↑の写真の明るさ。そして、前の日記に書いたように、スコール後のすごい湿度。
・・・熱い夜になりそうだわ。

***

「第757回サントリー定期シリーズ」

日時:2008年7月18日(金) 19:00開演
場所:サントリーホール

指揮:ポール・メイエ
ヴァイオリン:松山 冴花 *
オルガン:新山 恵理 **
コンサートマスター:平澤 仁

曲目:シャブリエ/狂詩曲「スペイン」
   ラロ/ヴァイオリン協奏曲第2番「スペイン交響曲」 Op.21 *
   サン=サーンス/交響曲第3番 ハ短調「オルガン付き」 Op.78 **


チラシ(クリックで大)

***

まず一言。すんごく良かったです。「また聴けるならば聴きたいコンサート ベスト5」入りしました、確実に。

シャブリエ。
明るくてきらびやかでリズムが躍動的で緻密な音楽(曲目解説によく書いてある風に言うと、「緻密なオーケストレーション」って言うのかなあ。わからん。)
一曲目からノリノリのご機嫌でございます。

指揮のポール・メイエさん、超かっこいい。(←いや、こういうのも大事なんですってば、ほんとに。)
クラリネットのソリストとして見たときより、燕尾の方が数段男前だわ。やっぱりあの服は、背の高い人が着ると、よりものすごい威力を発揮する服ね。クラクラするわ~(おいおい)
あと、大ファンの渡邊辰紀さん(チェロ)が出ていたことに感激。なにせ人数の多い楽団なので、運が悪いと会えないの。ぐすん。

そして!初めて、ヴィオラの2列目の人がしょっぱなから弦が切れ、「後ろの人とどんどん交換していく光景」というのを見ることができました。
そんなの見て喜んでどーするって?いやー、おもしろそうじゃないですか(^^;
だって、別の人の楽器って、弾き心地が全然違うじゃないですか。肩当て付けてる人もいれば付けてない人もいる。あごあてが汗でぬるっとした人もいるかもしれないじゃない(←勝手な想像です。すみません)!
でもみんな普通に一曲弾ききるのよぉ。すごいことじゃあないですか。


次、ラロ。赤いドレスを着た松山冴花さんの登場です。
私が松山さんの名前を知ったのは、大学時代に「仙台音楽コンクール」ができて、そこで一位をとった人だったから。
「仙台で国際的なコンクールができたなんて、画期的だわー」と注目していたものです。

その松山さんの演奏というと。とにかく太い!ごつい!この単語に凝縮されています。
透明感というよりは、野性的で力強くて芯が太い。
楽器の本来の音自体も太いっぽい。(たぶん)
普通、ヴァイオリンの高音は甲高い音に聞こえるはずなんだけど、高音まで太い。ppまで太い。・・・どーなってんだろう。
第二楽章は女性らしい、色っぽい表現でした。
第五楽章、ロンドは、自然に足を踊らせながら弾いている。イッツ・ダンシング・ばよりん。
カーテンコールが6,7回あったぞ。すごいなあ。何か一曲アンコールを聴きたかったです。

そして後半は、目玉のサン=サーンス。
この曲を、同じフランス人の指揮者が振るだけで、一気に高貴で洗練されたものに聞こえるのはなぜ。
第一楽章の中のアダージョ楽章からオルガンの柔らかい音が響いてくる。その音はまるで、オケの音を一つにまとめる「お弁当箱」のようです。うーん、まいうー。
第二楽章最初のメロディーがVnとVlで再現されるとまたオルガンの音色。ピアノもキラキラ。ここでのオルガンは、もう「おべんとばこ」という地味な存在ではなく、ハンバーグ定食のハンバーグです!主役です!
弦はフーガ風に進行していく。きれい・・・うっとり。
最後はトランペットが高らかにファンファーレを鳴らし、ものすごい盛り上がりを見せるのに、でも美しさは保たれてる。美しいのにど迫力。
私の中では、「迫力・盛り上がり」と「繊細な美しさ」は同居しないものだと思っていたけど、一緒に住めることがわかりました。
最後はオルガンも含めホールが本当に一つになっていました。ここまでの空間的・音楽的一体感を感じたのは初めてかも~。なんて美しい!!ぞくぞくっ!!
私も「ぶらぼっ!!」と叫びたかったです。


その後。いつもは移動中も家でも常に何か音楽かけっぱなしの私ですが、今回ばかりはこの日記を書くまで余韻を覚えておきたくて、何も聴いてません。きっぱり。
(でもそろそろ耳が音恋しくなってきたわ。笑)

***


プログラム。
東京フィルさんの曲目解説はいつも譜例とか図がたくさん付いているので、勉強になります。


いただいたチケット。
「デザイナー 野本様」って、きゃー、なんだかはずかしい。。。
「派遣社員 野本様」で十分です(←どんなだ)
そして、席はなんと、2階のRBブロック、S席(定価7,500円!)でした。
全然「予備席みたいな変な席」じゃないですからー!感謝感激あめあられでございます。
しかも、私がオケを自主的に聴くとき、どのホールでも、ほとんど必ずこの2階「RA」だの「RB」だのを好んで選ぶことを知っていたかのような、ナイスチョイスな席でございました。
ここって、ばよりんが全員正面からよーく見えるんです。あと、ばよりん協奏曲の場合、これまたソリストが正面向いて弾いてくれる。
これは私がばよりん族であることをわかっての上でのご招待席ですな。ありがたやありがたや。。。

***


話は変わりますが。
昨日のアクセス解析による、「検索ワード」の一部を紹介します。
あまりにリズム感が良くて笑ってしまいました。


はまべうた 楽譜 1
さきえ バイオリン 1
コジマ 録音 1
イモリ いない 1
イザイ 無伴奏 1


最後の二行の、ぽんぽんっとした感じがたまらないです。

しかしこのブログ、ヴァイオリン!と大きくタイトルに書いてあるにもかかわらず、
検索で引っかかってくる人のうち3割は、前十字靭帯断裂した人だの、帯状疱疹の人だの、骨折した人だの、病人ばかりです(^^;
なのでもうカテゴリーに「病気・ケガ」を作って分類してみたら、その数、確かに多い(笑)
この際ブログタイトルも変えますか。
「さきえのケガ・病気奮闘記」。うん、なんかヴァイオリンより似合ってる気がする。
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4 コメント

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こんばんは (hideo)
2008-07-20 23:02:00
お久しぶりです。私もサントリー定期聞いていましたよ。お互い結構近くの席だったんですね。それにしても東京フィルは上手いです。辰紀さんのチェロ弾く姿も見れて大満足でした。
近っ! (さきえ)
2008-07-21 00:57:06
RAといったら、すぐ隣のブロックじゃないですか。
いやー、声かけてくださいよぉ(←って、わからないですよね・・・しかもあの満席の人混みじゃ。笑)

hideoさんの感想を読んでいたら、自分の思っていたことと、ものすごく似ていました。
いつもは人の演奏会感想なんて読んでもあてにならないや、と思うことばかりだったのですが、こんなによく似たことを感じてる方もいるのね~と感動?しました。
私も松山さんの演奏はちょっと・・・みたいな(^^;
ポール・メイエさんが超かっこよかったとか。反則的に燕尾服が似合っていましたね。
渡邊さんも見られて幸せだったし。(やっぱり、他の人と弾き方が違いますよね。改めてそう思いました。)

そうそう、天皇陛下・皇后様の話は驚きました。
そんなこともあるんですねえ。すごいところに居合わせましたね。
はじめまして (たむとむ)
2008-09-13 00:50:09
コンサートの感想、とても楽しく読ませていただきました。
本当に、こうでなくちゃ・・・・・
と感服しました。

私もヴァイオリンの音が大好きなので、
席選びのお話、とても参考になりました。

いろんなソリストの楽しいお話を楽しみにして、
これから通わせていただきます。
いらっしゃいませ~! (さきえ)
2008-09-13 05:06:56
たむとむさん。

はじめまして(^^)
よくぞこんな小さくてマニアックなブログをみつけてくださいましたね。ありがとうございます。

たむとむさんも、たくさんコンサートに行かれるんですか?
私はとりあえず9月いっぱいは行きたくても行けそうにないので、また復活してたくさん行くようになったら見に来てください。

秋は、既にたくさんチケットを買っているのです。ウフフ。

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