モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

いきなり103系 その18 出入口保護棒

2017-09-10 19:55:24 | 16番 電車
下方変更あり。



折りたたみステップの隣、乗務員ドア両脇の手すりも ”どーするかなー”と考えてきました。
線材の折り曲げでは上下の角が丸まることもあってか最近はロスト表現も出現しました。
153系実車図面では ”出入口保護棒” といい、長さは1200、484(490)、474(480)ミリ・・(6ミリ厚の取り付け部を含む)です。
KS,フジモデルさんの手すり欠き取り寸法は電車とキハ58系は15ミリ、キハ40系では14.5ミリなので
15、 14.5、 6 の3種類を試作しました。






t0.4両面加工で丸棒に見立てた表のR0.2を極細ボールエンドミルで加工しました。
手すりの先端は側板より凸なので断面を0.4X0.5、華奢ですが快削真鍮でコシがある感じです。






イラストの通りです。
差込み部の断面は0.4X0.3なので0.5穴に入るはずです。
差込み長を2→3ミリに延長してよいかも。面積あたりの取れ高減少・・・どーするか。

上の 0.5→→0.6 にしました。




小社の乗務員ドアには手すりのポンチがありますが、
今回の切削手すりはギリギリまで長くしているためピッチが若干異なります。
ハイコストで売り物に出来るかどうか、未定です。

コメント
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