2月16日13時2分配信 毎日新聞
京都市内のアパホテルなど、「田村水落設計」(本社・富山市)の水落光男・1級建築士が担当した建物の耐震強度偽装問題を巡り、県建築指導室は15日、水落建築士が構造設計をした尾道市の民間施設1軒(3棟)のうち、2棟は耐震強度の不足や偽装はなかったと発表した。残り1棟も今月中には調査を終えるという。
同室によると、調査は県と元請けの1級建築士事務所(東京都)が実施。鉄筋コンクリートの2~3階建て施設のうち、2棟は一部の窓や壁の位置などで図面と構造計算書に不整合があったが、再計算の結果、建築基準法上の問題はなかったという。県は2棟の結果について14日付で国土交通省に報告した。【吉川雄策】
京都市内のアパホテルなど、「田村水落設計」(本社・富山市)の水落光男・1級建築士が担当した建物の耐震強度偽装問題を巡り、県建築指導室は15日、水落建築士が構造設計をした尾道市の民間施設1軒(3棟)のうち、2棟は耐震強度の不足や偽装はなかったと発表した。残り1棟も今月中には調査を終えるという。
同室によると、調査は県と元請けの1級建築士事務所(東京都)が実施。鉄筋コンクリートの2~3階建て施設のうち、2棟は一部の窓や壁の位置などで図面と構造計算書に不整合があったが、再計算の結果、建築基準法上の問題はなかったという。県は2棟の結果について14日付で国土交通省に報告した。【吉川雄策】