ルーツな日記

ルーツっぽい音楽についてルーズに綴ります。

グラミー賞 パフォーマンスあれこれ

2012-02-14 16:39:05 | ルーツ・ロック
THE BEATLES / ABBEY ROAD

先日行なわれたグラミー賞。私もWOWOWでの中継にかじり付きました。その賞レースもさることながら、お楽しみは何と言ってもパフォーマンス。やっぱり世界で最も権威のある音楽賞と言われるその受賞式の舞台ですからね。みんな気合いが違いますよ! それゆえ歴史に残るパフォーマンスが生まれる。オープニングを務めたロック魂全開のブルース・スプリングスティーン、ファンキー&ソウルフルに決めたブルーノ・マーズ。雰囲気を変えて土っぽい可愛さを見せてくれたテイラー・スウィフト、リアーナ&コールドプレイによる豪華コラボ、トニー・ベネットとキャリー・アンダーウッドの素敵なデュエット、カントリー・レジェンドのグレン・キャンベル、そしてこの夜のヒロイン、アデル。素晴らしいパフォーマンスの連続でしたが、その中でも個人的に特に印象に残ったアクトをいくつか。


まずはアリシア・キーズとボニー・レイットによるエタ・ジェイムスのトリビュート。アリシアがキーボードを弾きながら、ボニーはギターを弾きながらのデュエット。曲はエタがチェス/アーゴに残した名唱の一つ「A Sunday Kind Of Love」。アリシアはジャズっぽくもソウルフルに、ボニーは南部&ブルージーに。プレゼンターとして登場して、サラッと歌ったような感じでしたが、しっとりとしながら熱のこもった素晴らしい歌声でした。短かったのが残念。もっと聴きたかった〜。

ビーチボーイズの50周年記念再結成。ブライアン・ウィルソンを含んでの再集結には、彼等にそれ程思い入れのない私もちょっと興奮してしまいましたね。曲は「Good Vibrations」。マルーン5やフォスター・ザ・ピープルなど若いバンドによるトリビュートもさることながら、やはり本物は違うな〜と。サマソニ出演の噂もありますが、この再結成で来てくれたらかなりそそられますね。

恥ずかしながらまったくノーマークだった、ザ・シヴィル・ウォーズ。今回のグラミーでフォーク部門やカントリー部門を受賞している男女フォーク・デュオ。テイラー・スウィフトのパフォーマンスを紹介するために登場したようなもので、自分たちをテイラーの前座と称してのステージ。短かったですが妙に格好良かった!

授賞式直前に亡くなられたホイットニー・ヒューストンを偲んでジェニファー・ハドソンが歌った「I Will Always Love You」。素晴らしい歌声でしたね。あまりにも突然訪れた死の悲しみに会場全体が包まれていくようでした。特に前半のしっとりとした歌唱には胸打たれました。

グラミー賞では珍しいDJスタイルのデヴィッド・ゲッタ、そしてデッドマウス。このパフォーマンスはヤバかった。画面越しにもその爆音振りが伝わってくるような感じ。クリス・ブラウン、リル・ウェインという鉄板ゲストを向かえてパーティ感満載なデヴィッド・ゲッタもさることながら、ネズミ頭をギラギラ光らせて、空間が歪むようなビート感で独自の世界観を見せつけたデッドマウスにはやられました。ちょっとグラミーらしからぬ毒っ気が痛快でしたね。途中にフー・ファイターズを挟んだ演出も秀逸。ちなみにデッドマウスは授賞式開演前、あのネズミ頭でレッドカーペットを歩いてましたからね〜。

新人賞にノミネートされていた女性ラッパー、ニッキー・ミナージュ。まさに怪演。新人らしからぬ個性とポテンシャルを見せつけてくれました。奇抜な演出と、過剰な演技力に目が釘付けでしたが、それ以上にリズムのキレが半端なく、彼女のラップにグイグイと引き込まれていきました。

では今回のグラミー賞におけるベストパフォーマンスは誰か?と問われたら、私は何だかんだでポール・マッカートニーですね。前半に登場しダイアナ・クラールのピアノとジョー・ウォルシュのアコギをバックに歌った「My Valentine」も素敵でしたが、何と言っても大トリを務めてのアビー・ロード・メドレーでしょう。「Golden Slumbers」〜「Carry That Weight」〜「The End」の3曲。やっぱあのメドレーは胸が熱くなる。特に「The End」。エイブ・ラボリエル・ジュニアがドラム・ソロを叩いている間に、ブルース・スプリングスティーンとジョー・ウォルシュ、そしてフー・ファイターズのデイヴ・グロールがギターを持って登場し、ポールもギターを持ち、バンド・メンバーのラスティー・アンダーソンとブライアン・レイを加えたギタリスト6人が一列に並ぶ。そしてオリジナル・アルバムではポール、ジョン、ジョージが繰り広げたあのギター・バトルをこの6人でギンギンに回しまくる。豪華! そしてみんな楽しそう! やっぱギターって良いですよね。ロックですよ! そしてエンディングへ向かう感じがまた良いんです。名曲! 終わった後、ビートルズの「ABBEY ROAD」を聴きたくなっちゃいました。


あとLL・クール・Jの司会も良かったですね。そしてWOWOWの中継も、番組として楽しかったです。
ジャンル:
音楽
キーワード
グラミー賞 ファイターズ トリビュート デヴィッド・ゲッタ ブルース・スプリングスティーン スウィフト ニッキー・ミナージュ リル・ウェイン レッドカーペット アビー・ロード
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2 コメント

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Unknown (スライ)
2012-02-14 18:44:24
自分はやはりボニーレイットとアリシアキーズが一番でした。ボニーレイットの四月にでる新譜が待ち遠しいです。

あと、クリスブラウンとリアーナが前後して出てきたのにはハラハラしました。

番外編としてはシンディローパーですね。ギタリスト競演の後で、何でボニーレイットを出さないんだと毒づいて、それをジョンカビラが一生懸命同時通訳しているのには爆笑しました。

ちなみにボニーレイットとアリシアキーズをもっと観たかったのは同感です。A Sunday〜は原曲の半分くらいしかやりませんでしたし。

ギターとエレピのシンプルな演奏っていいなぁと思いました。
ありがとうございます! (moccho)
2012-02-15 01:02:20
スライさん、コメントありがとうございます!

クリス・ブラウンとリアーナ、色んな意味でお騒がせですね〜。

シンディー・ローパーは面白かったです。なんかレギュラー化しそうな雰囲気を感じました。

ボニー・レイットの新譜、楽しみですね!

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