妄想レッスン

『はい始めてくださーい』





『はい、じゃあもう１週やってきてくださーい』
と、絶対こうなる。

このままで行くと、確実にこうなる。


いや、もしかしたら、
『うーん、まあ、うん、ぃーぃんじゃないかな、うん。今回はこれで。次頑張りましょう。』
と、歯切れめっちゃ悪く強制終了になるかもしれない。

もう１週もやりたくないし、強制終了なんてもっとやだ。

なのに、スピッカートの粒が揃わないことには、先に行けない。

勢いで弾くからダメなのか。

むっずかしいな。。。









下のボタンを押して頂きますと、レッスンまでの残りの日々を、スピッカートにまみれて過ごします。
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切ない

１の指が下がると、他の指もつられて下がる。

そうならないための練習を先生から、教本には載ってないけどこんなんやってみ？と軽いのりで言われた。



これが、


私にとって、


すんごい楽しい。


今まで普通の音階練習は、つまんなくもないけど、特別面白い訳でもなく、気づいたら真夜中！！というほど夢中になるほどでもなかった。


だけど、今回先生から教えて貰ったこの音階練習、昼に弾きはじめて気づけば本当夜になってるから、よほど私と相性が良い練習方法だと思う！！

全部を忘れて夢中になっちゃう。
カチャカチャとしてて、パズルみたいで、大好きだ！！


ただひとつ、

そう、

ただひとつ、


これ音階練習なのに、部屋ではミュート着けてるから今一つ音が分かんねえ！！

せっっっつねぇ！！





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あれ？なんか先生が厳しい

なぜだ。


だって多分、この間までなら確実に丸くれて次いってたじゃないか。
ガンガン行こうぜを合言葉に、７～８割出来てりゃＯＫくれてたじゃないか。

それが、うちの先生のスタイルだと思っていたのに。

先生は、ゆっくりやる時はゆっくりやるから～。と言っていたけど、一向にそんな気配なくガンガン突き進むから、あぁ、うちの先生は突進タイプだ！！よっしゃ！！７～８割でいいんだな、それならそれでうちもガンガン行ったろ！！と思ってたのに。

で、レッスンの合格基準が７～８割なら、レッスン用の練習時間は一日のバイオリンを触れる時間の半分だけでいいや。残りの半分は好きな曲を耳コピして遊んでよ！！って感じでカチャカチャ楽しくやってたのに。

そんなことしてたらバシッと言われた。
『１００％を目指しての８０％なら合格出しますけど、最初から８０％目指しての８０％はダメですよ！！』

遊んでることは先生に言ってないのに。。。なぜまた読まれた私の心！！
本当恐ろしい！！


そんな先生の最近の口癖
『じゃあ、どうすればいいか！？はい、もう一週やってらっしゃい。』




やーだー！！
ガンガン行こうぜに慣れてしまった今となっては、じっくり行こうぜはやーだー！！


じゃあ、どうすればいいか！？


これまで以上に練習して、『じゃあもう一週やってらっしゃい。』と言われなくさせてやる！！

出来るようになるヒントや答えはレッスン中にたくさんくれてるんだから、それを全部覚えますよ！！
遊ぶ時間は減っちゃうけど、レッスンで出来るようになったことは絶対遊びにも役立つはず！！
っつーか、今耳コピしてる曲がスピッカートのオンパレードで、遊ぶにもスピッカートが出来なきゃ遊べない！！
ちょうどよかった！！
今は遊ぶのちょっと我慢して、レッスン中心でバイオリンやりますよ！！

まずは、先生がじっくり行こうぜになったきっかけ。
もうずーーーーーーっと言われ続けているスピッカート。

そして、1の指が下がると全ての指がつられて下がる問題もずっと言われてる。
さらに、曲の途中からどんどん音が高くなっていく問題もある。


。。。あれ？

冷静に考えると、遊んでる場合ではなかった。。の。。。か。な。

やばいよやばいよ！！
練習しなきゃ！！



だから。。。

もうしばらくは遊ばないでちゃんと練習するから。。。

だから先生、これ以上私の心を読むのはやめてくださいませ！！






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スピッカートパニック

A：これがスピッカートよ。

B：いいえ、これが本当のスピッカートよ！！

C：ふふん、本当のスピッカートはこれなのよ。

D：あら？こんなのスピッカートとは言えないわ。

E：よくご覧なさい。本物は私よ！！









って感じの今日この頃。

もうなんだこれ。

なんでスピッカートって名前は1つなのに、やり方が皆違うのか。
いっそのこと、スピッカートにそれぞれ別の名前を与えてやればいいじゃないか。




A：これがスピッカートよ。

B：あら、私はスピッカートデラックスよ！！

C：ふふん、私なんてスピッカートZなのよ。

D：あら？私のスピッカート改にかなうかしら。

E：よくご覧なさい。いでよ！！スピックス！！






・・・

バトルマンガみたい。



はぁ。色んな人のを見過ぎて、先生のスピッカート、どんなんだったか忘れちゃった。。。
どんなんだったっけかな。
この中では、スピックス。。かな。。。








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いでよ！！スピックス！！
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音符についている黒い点を修正液で消してやりたい

スピッカートのあの点が、いと憎し！！


いっそのこと、あの憎々しい点さえついていなければ。。。

そんな火曜サスペンス劇場の気持ちで終わった今日のレッスン。

弓が新しくなって、確かに弾きやすくなったけど、なんか、違う。

3巻の最初、ザイツ。
なんか全然新しくなった感じがしないままザイツ練習。

練習中、多分ここを注意されるんだろうなと思いながら練習したらやっぱ言われたスピッカート。


先生のは、跳んで尚且つコントロールして、音の粒も綺麗に揃えてます感が半端ない。

うちのは跳ぶのは跳ぶけど、その後処理が大問題。

『跳ぶのは跳んでるんだから、あとは音の粒を綺麗に揃えてあげれば大丈夫だよー』


その音の粒を揃えるのが、難しい。

次のレッスンはお盆明け。
音の粒を揃える。。。

やっぱ、音符のあの点を亡き者にしてくれる方が早い気がする。




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