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地球外文明発見!? 宇宙から“強い信号”を検知

2016年09月01日 | 地球外生命っているの? 第2の地球は?
地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、
“強い信号”を検知したことが明らかになり、科学者たちの関心を集めているんですねー

信号検知のニュースは、
深宇宙探査研究に関する情報を発信するウェブサイト“ケンタウリ・ドリームス”の運営者が、
27日にイタリア人天文学者のクラウディオ・マッコーネ氏によるプレゼンテーション内容として、
伝えたものでした。

クラウディオ・マッコーネ氏によると、
「これが地球外文明の仕業だと主張している人はいないが、
 さらに調査する意義があることは間違いない。」
とのことでした。


解明には時間が必要

この信号が発信されたと考えられているのは、
ヘラクレス座の方向95光年彼方にある恒星“HD164595”。

太陽ほどの質量を持つ“HD164595”には、少なくとも1つの惑星を持つことが知られていて、
惑星の数はもっと多い可能性もあります。

ただ、ロシアのゼレンチュクスカヤにある電波望遠鏡“RATAN-600”によるこの観測結果は、
今になって公になったものの、実際に検知されたのは昨年のことのようです。
電波望遠鏡“RATAN-600”

専門家たちは、この信号について、
その意味や、発信元の正確な位置を解明するには、まだ相当の時間がかかると見ています。

それでも“ケンタウリ・ドリームス”の運営者は、
「あまりに刺激的だったので、“RATAN-600”の研究者たちは、この目標の常時監視を呼び掛けている」と書いています。

この発見は、来月27日にメキシコ・グァダラハラで開催される、
第67回国際宇宙会議で議題として採り上げられる予定です。

ある研究者はカルダシェフの定義を用いて、
この信号が等方性ビーコンからのものだった場合、
地球文明よりもはるかに進歩した“タイプ2”の文明でなければありえない強さ持っていると、
説明しています。

一方、もし太陽系だけに向けて送られた狭い信号だと、
地球文明の能力により近い“タイプ1”の文明でも出せる強さだそうですよ。

  カルダシェフの定義というのは、
  宇宙に存在する文明のタイプを文明の進展度によって表したもの。
  “タイプ1”は惑星規模のエネルギーを、“タイプ2”は恒星規模のエネルギー、
  “タイプ3”は銀河規模のエネルギーを使いこなす文明と定義づけられている。



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