三連休の始まりは、クリスマス寒波とやらでかなりの冷え込みでした。
この三連休は妻が久々の来阪。私の両親宅へのちょっと早めの年末の挨拶を終えて、さて、夕食をどうするか。
大阪の社宅に住んでいたこともある妻ですが、随分と前になりますので、その時にはあまり馴染みのなかったディープワールド天満を案内することにしました。
「東京では行くことのできない店」というリクエストですが、天満はほとんどそんな店の集まり。懐の深さはかなりのものです。
いくらでも個性的な店はありますので、まずは、ダメ元で久々の「八尾蒲鉾店」に行ってみました。
何と空席ありです。ラッキー！
（練り物のお店なので、回転は早いです。）
妻とシークァーサーハイで乾杯。さっそくお気に入りの「蒲鉾」を注文。お店ではこの練り物を「天ぷら」と言っています。
ホタテと穴子。
これでは全く分からないので、断面を。穴子が特にイケます。
妻曰く、この手のお店は初めて。まぁ、蒲鉾で勝負している飲み屋はあまりないでしょう。どうやら気に入ってくれたようです。
続いて、私たちの好物、虎フグの「天ぷら」。身と白子のセットです。
（断面はグダグダでしたので割愛。）
大根おろしとアサツキでさっぱりといただきます。
ここで少し目先を変えて「天ぷら」以外のものを。
ポテサラと「はも皮とキュウリのザクザク」酢の物。
ポテサラは普通レベルですが、「はも皮とキュウリのザクザク」はかなり美味しいです。今日は飲みませんでしたが、すっきり感のある日本酒に合うような。
こちらは「かにみそのしんじょう」。出てきたものはちょっと想像と違いました。しんじょうなので吸い物に入っている団子みたいなものを想像していたのですが。
味は確かにかにみそです。キュウリと生姜のみじん切りが良く合います。これも酒の肴ですな。
ここで「天ぷら」に戻ります。メニューで気になっていた「バーガー」。おおっ、確かにバーガーだ。
中身はこれ。
（かじった断面で失礼します。）
キャベツの千切りを練り物が包んでいます。この「バーガー」、“あり”です。うまいです。あっさりしていますので、一人で一つイケますよ。
キスとウニノリ。
これはテッパンです。ご想像通りの美味しさです。ちなみに、ウニノリはこれまた日本酒のアテに最高だと思います。
仕上げのデザートも「天ぷら」。「さつま芋の天ぷらwith抹茶アイス」。
抹茶アイスをこの「天ぷら」につけながらいただくとのこと。ここで大将から「良かったらチョコレートソースもありますけど」。そりゃかけてもらわないと。
ということで、練り物に抹茶アイスとチョコレートをつけていただきました。
大量に食べるのはきついと思いますが、この組み合わせも“ありっちゃーあり”です。
お酒よりも食べる方メインで一時間。やっぱり「八尾蒲鉾店」は美味しいです。前回来た時とは違うものをいろいろ食べることができました。
ごちそうさまでした。
このあと、ちょっと得意になりつつある天満を妻に案内。それにしても寒い（というより冷たい）。一年でクリスマスの日だけが空席のある繁盛店「双龍居」も今日は満席っぽかったですね。
寒いので、天神橋筋商店街をぶらぶらして帰ることに。
21時頃だと人もまばらになってきます。が、寿司の「春駒」だけは本店も支店も大行列でした。この前の忘年会でたらふくいただきましたので、個人的には「へへっ」って感じですが。
ここで妻がお土産？を購入。激安の衣類店です。
暖かそうな靴下が￥58！ 五指にわかれた靴下が￥150！
他にもこんなのが。
指先が開いた手袋、￥78。節電で暖房が入らない会社で使いたくなるような一品です。「iPad対応」と主張していますが、当たり前のことをセールストークにするのも大阪流。
妻はこの店を気に入ったらしく、何だかんだと買っていましたが、￥500でお釣りが来たそうです。二人して結構笑けました。
今年のクリスマスイヴイヴはディープワールド天満を堪能。最後の最後にミスド（大阪での「ミスタードーナツ」の略称）で「夜割」のドーナツを買って帰宅。
さて、クリスマスイヴの明日はどこに行こうか。
