マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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白河のイロバナに農小屋のカラウス

2016年10月26日 08時37分56秒 | 桜井市へ
竜谷の取材を終えた時間は12時ジャスト。

この時間帯であればすぐ近くの白河に立ち寄ることは距離的時間に余裕もある。

可能であると判断した理由は昼どきである。

昼どきであればたぶんに在宅されていることだろう。

3月に行われた「シンコ」行事の写真を手渡したい。

そう思ってお世話になったS家に向かう。

家の手前に畑がある。

もしかとすればSさんだろうと思って声をかけた。

小雨であるにも関わらず畑作業。

初めてお会いした平成26年の2月7日

秉田神社で行われるケイチン(鬼鎮)行事のことについてお声をかけた婦人だった。

そのときもこの畑だった。

撮らせてもらった写真はフイルム版。

撮ることも難しい状況であったがなんとか撮れた記念の作品に喜んでくださった。

時間も時間なので立ち去ろうとした場の向こう側。

道路を隔てた向こう側に苗代の白い幌がある。

奥さんがいうには今月3日に苗代を作ったという稲の品種はアキタコマチ。

先月いただいたS家のお米は美味しくいただいた。

そのお礼も伝えたら、立てているイロバナを教えてくださる。

写真では判り難いが水口に立てたイロバナはそこら辺りに生えていた草花を摘んで立てたそうだ。

遠目であるから判り難いが黄色い花。

菜の花のように見えた。

帰宅してから拡大してみる。

なんとなく樹木の枝のようなものもある。

村の行事とは関係なくS家の在り方はイロバナを立てて豊作を祈願する。

祈願であるが、祈りはない。

虫がつかないように願う一種のまじないのように思えた。

苗代の田はシシ除けに電柵を張っている。

ここら辺りはどこでもそう対応している。

隣の田は昨今見られなくなったレンゲソウ。

畑一面に広がったレンゲの花が咲いている。

ちなみにこの日は雨天。

一か月前にも撮らせてもらったS家の農小屋にあるかつて使っていたカラウスの再撮影。

竜谷に向かう前に先に立ち寄っていた。



小雨ならば農小屋もカラウスもシトシト感があるだろう。

そう思って撮らせてもらっていたことも伝えておいた。

(H28. 4.21 EOS40D撮影)


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