マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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額井十八神社祈年祭

2011年02月21日 08時46分39秒 | 宇陀市榛原へ
額井のカンジョウツナカケを終えた氏子たち十八(いそは)神社で神事を行う。

白衣の陣羽織を着用するのは6人の氏子総代と新旧の頭屋の4人。

略した衣装はそれでも構わないと宮司の了承を得たもの。

拝殿には氏子たち全員が入った。

祭壇下には両家の頭屋が一年間分霊を祀るヤカタや注連縄が置かれた。

祓えの儀、祝詞奏上、献饌など賑々しく神事が執り行われる祈年祭。

新年を祝い年の初めに五穀豊穣を祈る「としごいのまつり」である。

神事を終えた一同は社務所に登って席に着く。

上座には宮司、総代に旧頭屋。

周囲を囲むのは氏子たちだ。

総代が新年の挨拶を述べて儀式が始まった。

この日まで分霊を祀ってきた旧頭屋はお役目を終えて新頭屋に受け渡しをするのだ。

お神酒と椀を持って下座に登場するのが新頭屋の二人。

神職や総代、旧頭屋の持つ椀に酒を注ぐ。



まずは神職と総代が酒を飲み干した。

今度は旧頭屋に注ぐ。

二人も同時に酒を飲み干した。

お役目ご苦労さまの意がある酒だ。

これがオトウワタシである。

今度は酒椀を左右に座る旧頭屋へ、そして席順に座った人が酒杯を次々と順に回して飲む「回し飲み」が始まった。



一口飲んでは椀を綺麗にして次へ回す。

少しずつ減っていく杯の酒量。

新頭屋2人は末席に着いた。

そして回ってきた酒杯が最後に飲む役目。

このときの酒は残さず飲み干すことになっている。

これをオトウケという。

(H23. 1.10 EOS40D撮影)
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